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「マイナンバーカード」は簡単、でも「マイナポイント」は大変!

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2020年9月 忍野八海
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「マイナンバーカード」と「マイナポイント」の解説です。2021年3月31日までに利用すれば、最大5,000円分のポイントがもらえます。家族4人なら、2万円獲得できます。ただ、かなり手続きがむずかしいです。そこで間違えやすいポイントを解説します。

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ようやく「マイナンバーカード」が完成

先日(2020年12月15日)、ようやく「マイナンバーカード」を受け取りました。

申請してから受け取るまでの手続期間は、住んでいる市区町村によって異なるようですが、私の場合、ちょうど2ヵ月間でした。2020年10月15日に申請し、受け取りが12月15日でした。

今年(2020年)は、新型コロナウイルスの影響で、手続きに時間がかかると言われてましたが、わりと早かったです。ただ受け取りの際も、本人確認とパスワード設定のために、役所の窓口へ行かなければなりません。ところが私の区役所でも、新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、受付窓口が制限され、大混雑でした。

最初に受け取りに行った金曜日(2020年12月11日)は、ほぼ1時間待ちでした。大混雑の中で1時間以上待つのは、なんか新型コロナに感染しそうな気もして断念しました。区役所の案内の人は、「金曜日と月曜日、月末は大混雑するので、いつも1時間以上の待ち時間になる」と、申し訳なさそうに話してました。仕方なく、比較的に空いている火曜日(2020年12月15日)に、再度、受け取りに行ったのです。

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なぜ「マイナンバーカード?」ほんとに必要?

2020年は、世界中が大変な年でした。(まだ続くかも知れませんが・・)

新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために、緊急事態宣言が発令されたり、外出の自粛を要請されるなど、頭を悩ませる一年でした。

感染の原因とされる「3密」を避けるため、政府は在宅ワークを推進しました。ところが、お膝元の官公庁が、押印するため(紙の文書を決裁するという意味)に出勤しなければならないなど、政府自身のデジタル化の遅れが顕著になりました。そのため菅政権は、押印を廃止したり、出勤せずにリモートで仕事ができるよう、仕事のデジタル化を進めることにしました。そして、なんと「デジタル庁」を翌年9月に発足させると発表したのです。

「デジタル庁」のスローガンは「GASU」です。これは、かなり失敗したネーミングだと思います。政治家らしい、「総理に気に入られたい」という「忖度感」満載のネーミングです。

菅政権の進めるデジタル化の中で、「マイナンバーカード」を健康保険証として使ったり、免許証として使うことなどが発表されました。さらに、お得な「マイナポイント」まで登場したのです。

私が、今頃になって「マイナンバーカード」を作ろうと思ったのは、ずばり「マイナポイント」です。いずれ必要になるかもしれない「マイナンバーカード」なら、5千円分のポイントがもらえるうちに作った方がお得です。2021年3月までにキャッシュレス決済すれば、5千円分のポイントがもらえるのです。

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メリットのなかった「マイナンバーカード」

「マイナンバーカード」の制度自体は、2015(平成27)年に導入されていました。すでに5年前から運用が始まっていたのです。ただ当時の「マイナンバーカード」は、メリットがわかりませんでした。何が良いのか不明なので作成しませんでした。

日常生活の中では、「マイナンバーカード」がなくても困りません。「通知カード」と「免許証」を持っていれば代用できたからです。

むしろ当時は、「マイナンバーカード」を紛失すると、簡単に個人情報が悪用されてしまうというリスクの方が目立っており、デメリットのある「マイナンバーカード」なら、作らない方が良いと判断していました。

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消費税増税の影響を抑えるための「景気刺激策」

2019(令和元)年10月1日の消費税率引上げに伴い、景気が落ち込むことが予想されていました。消費を刺激する目的で「キャッシュレス・ポイント還元事業」(2019年10月~2020年6月)が実施されました。電子決済を利用することで、最大5%還元されたのです。この事業終了後に、2020年9月1日から「マイナポイント」が開始されました。

つまり、消費税増税による景気の落ち込みを回避するため、景気を刺激することを目的とした政策でした。

消費税増税 2019(令和元)年10月1日から 8%→10%へ

「キャッシュレス・ポイント還元事業」 2019(令和元)年10月1日~2020(令和2)年6月30日

「マイナポイント事業」 2020(令和2)年9月1日から2021(令和3)年3月31日まで

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簡単な「マイナンバーカード」の申請

「マイナンバーカード」の申請は、意外に簡単でした。時間のかかるところは、顔写真です。見栄えの良い顔写真を撮影するのに、かなり(1時間ほど)費やしました。自分の顔写真さえ撮影できれば、スマホを使い10分程度で申請処理できます。

スマホからの申請の流れは、次のとおりです。

スマホを使って、「個人番号カード交付申請書」のQRコードを読み取る。申請書IDが自動入力され、申請サイトへ移ります。

マイナンバーカード申請画面
マイナンバーカード申請画面

メール連絡用の氏名とメールアドレスを入力します。(同一メールで複数申請可能なため)画像認証用の文字を入力します。

マイナンバーカード申請画面
マイナンバーカード申請画面

確認画面になります。

マイナンバーカード申請画面
マイナンバーカード申請画面

すると登録したメール宛に、顔写真登録用のURLが送られてきます。URLをクリックして顔写真を添付して申請します。

マイナンバーカード申請画面
マイナンバーカード申請画面

以上で申請完了です。

事前に顔写真さえ用意しておけば、数分(5分くらい)で完了する手続きです。

私の場合、顔写真がうまく撮影できなくて、1時間以上必要でした。表情が良くなかったり、暗い感じになったり、肩が斜めっていたり、ひとりでスマホで撮影するとむずかしいです。

顔写真のチェックポイント – マイナンバーカード総合サイト

顔写真を撮影するときのポイント

スマホを使い、自分ひとりで撮影するときは、次の点を意識すると良いです。たくさん撮影してから、後で候補を絞り込む方法です。なかなか気に入った写真が撮れませんが・・。私は、このスマホ撮影に、ひとりで1時間近く費やしました。

背景は、白い壁などが良い。

電灯の位置に注意する。なるべく前方の真ん中に灯りが来るようにする。

両肩が水平になるように撮影する。誰かにシャッター押してもらうと楽です。ひとりで撮影するとスマホを持つ方の肩が上がってしまいます。

スマホカメラの位置(上下左右)を変えて撮影してみる。

撮影場所を変えたり、電灯のオンオフを変えて撮影する。

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「マイナンバーカード」の受け取り方法

私の住んでいる場所(東京都内)では、2020年10月15日に申請し、12月15日に受け取ることができたので、手続き期間は2ヵ月間でした。コロナ禍なので、もっと待つかと思いましたが、意外と早かったです。

「マイナンバーカード」の受け取りは、次の手順になります。

免許証などの顔写真のある証明書を持参し、役所の窓口で本人確認します。その後、役所の人がカードの発行手続きをしてくれます。15分くらい待ちます。次に、自分でパスワードを入力します。このパスワード入力が、ちょっと大変です。

パスワードは、2種類必要です。事前に準備してから行きましょう。窓口で考えようとすると悩みます。

数字4桁

英数字 6文字以上16文字以下(半角のみでアルファベットと数字の組み合わせです。)

パスワードの入力は、タッチパネル式のモニター画面で、自分で入力します。モニター画面の後ろから、役所の人が入力方法を教えてくれますが、パスワードの設定はタッチ画面で自分で行います。反応が鈍いので画面を強く押したり、爪で押したりします。

パスワードの入力を終えれば、すぐに発行されます。

私の場合、待ち時間を含めて、ほぼ30分で受け取りが完了しました。混雑のない火曜日でしたので空いてました。

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とても大変な「マイナポイント」登録

「マイナンバーカード」の申請は、わりと簡単でした。同じように「マイナポイント」も簡単にできると思っていました。ところが、ものすごく大変なことでした。操作が複雑過ぎて、4〜5回も「マイナポイント」登録に失敗しました。

私はパソコンやスマホは得意な方です。デジタルおたくに近いと思います。Windowsが発売される前からのパソコンマニアです。C言語でソフト開発してましたし、Androidアプリも開発してきました。パソコンもスマホも、マニアックに操作できます。

それでも「マイナポイント」の登録は、出口の見えない地獄のように難解でした。これほど難しいと、多くの人は対応できないのではないかと感じました。

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「マイナポイント」とは

「マイナポイント」は、2019(令和元)年10月1日からの消費税増税( 8%→10%)による景気の落ち込みを回避するための政策です。

クレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済サービスを利用することで、利用金額の25%(最大5,000円分のポイント)を獲得できます。利用期間は2020年9月1日から2021年3月31日までの7ヵ月間です。最大のポイントを得るためには20,000円以上の買い物をすれば良いのです。

ただし、「マイナポイント」を獲得するためには、「マイナンバーカード」を使用して申込みしなければなりません。また「マイナンバーカード」を取得しても、自動的に「マイナポイント」がもらえる仕組みではないのです。

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「マイナポイント」へ申し込む方法

「マイナポイント」へ申し込むためには、クレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済サービスから登録する必要があります。自分がよく利用するクレジットカードなど(2万円以上使いそうなもの)を選びます。

申込みには「決済サービスID」と「セキュリティコード」が必要です。このあたりから、ややこしくなります。「マイナンバーカード」のパスワード(数字4桁)と間違わないようにします。

「決済サービスID」と「セキュリティコード」は、クレジットカードや電子マネーなどの会員サイトへログインして、それぞれのキャッシュレス決済サービスから探しておく必要があります。サイトへログインするIDとパスワードも必要になります。注意が必要なのは、マイナポイントに参加してない会社もあることです。

参加しているサービスは、マイナポイントのサイトで確認します。

https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/service_search/

「マイナポイント」登録の流れは、次のようになります。

「マイナンバーカード」を準備、数字4桁のパスワードを用意

キャッシュレス決済サービスのサイトから「決済サービスID」と「セキュリティコード」を取得

NFC対応のスマホを用意して登録

最初の難関は、「決済サービスID」と「セキュリティコード」です。クレジットカードなどの会員サイトへのログインも大変ですが、どこに記載してあるかわからないのです。

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「決済サービスID」と「セキュリティコード」がわからない!

「マイナポイント」は、ひとつのキャッシュレス決済サービスしか使えません。電子マネー、クレジットカードなどのうちから、自分がよく使う(2万円以上使う)サービスを、最初に選びます。

そして、そのサービスの会員サイトへログインし、「決済サービスID」と「セキュリティコード」を調べなければなりません。ここが難関なのです。

まず会員サイトへログインできれば良いのですが、もし、ログインできなければ、新しく会員登録しなければなりません。また、すでに会員になっていても、普段ログインすることが少ないと、会員サイトへログインするためのパスワードを忘れてしまっています。

また「パスワード」自体が、キャッシュレス決済サービスのものか、「マイナンバーカード」のものか、頭の中でごちゃごちゃになってしまいます。

「決済サービスID」と「セキュリティコード」は、必ずメモします。できればデジタルカメラなどで撮影すると確実です。手書きメモでは、英数字を書き写すときに間違えてしまうことがあるからです。

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スマホが「マイナンバーカード」に反応しない!

「決済サービスID」と「セキュリティコード」がわかれば、スマホから「マイナポイント」を申請できます。このときに「マイナンバーカード」(電子証明付き)が必要です。そしてスマホ自体が「NFC対応」(電子マネーが使えるもの)であることが必須です。

「マイナポイント」の登録は、「決済サービスID」と「セキュリティコード」を入力し、スマホへ「マイナンバーカード」をかざし、パスワードを入力して、「マイナンバーカード」の電子情報をNFCで読み取ります。

日常的に、スマホのNFC機能を使い、電子マネーを使っている人なら、比較的に悩まないと思います。しかし初めての人は、「マイナンバーカード」を、スマホのどの部分にかざせば良いのか悩みます。定期券をかざすようなイメージなのですが、読み取りの反応が良くないのです。少し遅いのです。

私は、スマホで「マイナンバーカード」を読み取るのに、かなり失敗しました。そして、この失敗でロックがかかってしまうのではないかと、ドキドキしてしまうのです。

銀行カードや電子マネーは、通常、パスワードの入力を3回間違えると、不正利用防止のためにロックがかかり使えなくなります。「マイナンバーカード」も同じなので、読み取り時に失敗するとドキドキします。

私が、スマホでNFCを使い「マイナンバーカード」を読み取るときに行った方法は、次のとおりです。

スマホカバーは、はずします。(反応を良くするため)

読み取りを始めるときに、スマホの「NFC」マークに「マイナンバーカード」をピタリとくっつけ、一瞬だけ少しずらして(5mmくらい)、しばらく(3秒くらい)静止して待ちます。すると反応します。

「マイナポイント」の登録を終えるのに、真冬なのに、焦って汗だくになりながら30分以上かかりました。かなりドキドキしながら、ようやく終わりました。心臓に良くない「マイナポイント」でした。

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マイナポイントがもらえるまでの期間

今回、マイナポイント5,000ポイントをもらうためにマイナンバーカードを申請しました。ポイント取得までの簡単な経緯は次のとおりです。およそ、どのくらいでポイントがつくのかわかります。私の場合は楽天カードを使って楽天ポイントをもらいました。いろいろなクレジットカードが使えます。

2020年10月15日 マイナンバーカード スマホから申請

2020年12月15日 マイナンバーカード 受け取り

2020年12月26日 マイナポイント申請(楽天カード)

2021年3月23日 楽天ポイント 5,000ポイント取得

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