家の光熱水料についての解説です。家を購入したり、買い替えるときには、毎月の光熱水料が気になります。しかし、LED照明や最新家電用品の省エネ性能は、技術進歩が速いです。広さが2倍の家に買い替えても、実際の光熱水料は安くなりました。
毎月の光熱水料
家を購入したり、買い替えるときは、毎月の生活費とローン返済可能額を検討することになります。ローン返済可能額から、ローンを組める総予算額を計画します。
生活費の中でも、電気代、ガス代、水道代、電話代などの光熱水料は、家の広さや設備に直接影響を受けます。家が広ければ、光熱水料も高くなります。しかし、新しい設備ほど、省エネ仕様になっています。
電気代が必要な設備は、照明、冷蔵庫、エアコン、テレビ、炊飯器、電子レンジ、電気ポット、洗濯機、太陽光発電設備等です。
ガス代が必要な設備は、お風呂とシャワーの給湯設備、床下暖房設備、ガスストーブです。
水道代が必要な設備は、トイレ、お風呂、シャワー、流し台、洗面台です。
新築後などに、「毎月の光熱水料がいくらになるか」という予想は、かなり困難です。生活スタイルが変わらないのであれば、建物の使用面積から単純に計算することになります。
広い家になっても、すべての設備が省エネ仕様になります。光熱水料は、それほど大きく変わらないだろう、と予想してました。
古い家と新しい家で、電気代を比較
実際に、新築後の光熱水料がどう変わったか比較しました。
最初に、家と設備を比較します。
古い家 ⇒ 新しい家
家の建築年月日(29年経過)
1984(昭和59)年2月 ⇒ 2013(平成25)年11月
建物面積 62平米 ⇒ 125平米(2倍)
ほぼ30年経過した狭い家から、面積が2倍の新しい家になりました。
新しい家の主な電気設備は次のとおりです。
全ての照明をLEDへ
冷蔵庫は最新型へ買い替え
エアコンは最新型を設置
古い家は4台 ⇒ 新しい家は5台
太陽光発電設備を新設
電気代1月分の比較
古い家と新しい家の電気代(東京電力)を比較しました。2013(平成25)年11月に引っ越しました。
2013(平成25)年1月 ⇒ 2014(平成26年)1月
契約電力 40A ⇒ 50A
使用量 436 kWh ⇒ 393 kWh
支払金額 11,893円 ⇒ 11,594円
売電収入 0円 ⇒ 12,616円
電気代9月分の比較
2013(平成25)年9月 ⇒ 2014(平成26年)9月
契約電力 40A ⇒ 50A
使用量 354 kWh ⇒ 199 kWh
支払金額 10,305円 ⇒ 6,436円
売電収入 0円 ⇒ 10,412円
(新築に伴い太陽光発電設備を新設しました。売電収入で儲かってます。)
最新設備の省エネ性能
日常生活に必要な設備は、技術進歩が速いです。驚くほど性能が良くなっています。家電用品などは、耐用年数にも影響されますが、5年以上経過すると、買い替えた方が得です。省エネ仕様が進化しています。
家を買い替えた結果、広さ(面積)は2倍になりましたが、光熱水料は、前の家より安くなりました。家電用品の省エネ性能が、2倍以上になったことを証明してます。日本の技術者は凄いです。
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