SMAP解散の原因は、SMAPではないという事実

ほんとに残念な結果になってしまったSMAPの解散ですが、なぜ、こんなことになってしまったのでしょうか。

いろいろな報道がありますが、もちろんSMAP本人たちしか真実はわからないわけですが、どう考えても解散は残念で仕方ありません。

今回のSMAP解散は、組織で働く人間関係など日本社会の縮図のようでした。

仲間への思いが、どこかで微妙にズレ始めて解散という最悪の結末になってしまいました。

解散の原因の始まりは、2015年1月の週刊誌によるジャニーズ事務所副社長へのインタビュー記事でした。

副社長は組織を守るために、社内の派閥争いは許さないことを明言し、もしマネージャーが派閥争いするならSMAPを連れて出て行きなさいとまで言いました。

マネージャーは派閥争いなどするはずもなく、そんなことを考えていると思われたこと自体が心外でした。(でも、週刊誌の記者に対して副社長の毅然とした態度を見せるパフォーマンスも必要だったのです。)

マネージャーは、SMAPを国民的アイドルに育て上げ、ジャニーズ事務所のために命をかけて働いてきたわけですから、今までの莫大な貢献を無視するような副社長の言動が許せませんでした。

自分を完全に否定されたわけですから、誰でもが同じように感じるでしょう。SMAPメンバー全員も記事を見て自分たちが否定されたと感じたはずです。

しかし、芸能界という激しい競争社会で生きていくためには、組織内に派閥争いがあれば極めて大きなリスクですから、経営者の判断として、それを認めることが出来ないのは当然です。

派閥争いを放置すれば組織が崩壊することさえあります。そうなればSMAPだけでなくジャニーズ事務所所属の全員が大きな被害を受けることになります。

副社長の判断は、組織を守るという経営者として適切な判断でした。

マネージャーは、派閥争いの事実がなくても、命がけで働いてきた過去の実績を全て否定され、副社長から派閥争いするならSMAPと一緒に出て行きなさいと言われたわけですから、SMAPと一緒に独立を計画し退社の道を選ぶのは当然です。

同じ立場に置かれたなら誰もが同じ行動をとります。

そして、昨年2015年12月に木村さんが家族のことも考えて翻意し独立に反対したのは、いろいろな人の意見を参考にし悩みぬき熟考した結果です。

もし、今まで育ててくれた事務所から独立すればジャニーズのSMAPではなくなるし、メンバー全員にとってもジャニーズ事務所と敵対する可能性もあるわけですから、将来、仕事が激減し芸能界で生き残れなく可能性もあります。

木村さんは自分のことだけを考えて独立に反対したのではなく、ファンの思いやメンバー全員の将来のことも考えて途中から翻意したのです。

木村さんが自分と家族のことだけを考えてSMAPを裏切ったなら、今年1月の独立、分裂騒動のときに、他のメンバーが独立するのを止めなかったはずです。

木村さんはSMAPの裏切り者ではなくてSMAPを守ろうとしていたのです。

今回の解散について木村さんは無念と言っていましたが、SMAP存続を一番願っていたのが木村さんです、これこそが事実です。

そして、解散を社長に直訴した香取さんは、マネージャーだけがジャニーズ事務所退社に追い込まれたことに納得できず、その原因を辿れば、木村が昨年末に翻意した事実があるため、マネージャーを守らなかった木村さんを理解できず、一緒に仕事ができなくなる精神状態に追い込まれました。

母親を捨てたような感情になっているのだと思います。まして、マネージャーは、普通の母親でなく、自分たちを日本一に育ててくれた恩人なわけてすから。香取さんに言わせれば、命をかけてマネージャーを守るのが人間として当然の行為と思っているでしょう。

中居さんも存続を希望していましたが、香取さんの辛そうな状況を見て、これ以上SMAPを続けるのは無理と断念しました。

稲垣さんも草彅さんも香取さんの辛い状況を理解したのです。

解散の原因について冷静に考えれば、ジャニーズ事務所の副社長は、組織を守ろうという経営者としての正しい判断でしたし、木村さんはSMAPを守ろうとして翻意したわけですし、香取さんもマネージャーを守ろうとしたのです。

誰もが自分勝手な自己保身のための判断ではなく、誰かを守ろうとした結果、少しずつ歯車がズレて解散に至ってしまったのです。

覆水盆に帰らずで、仮の話をしても仕方ないのですが、もし、週刊誌が副社長へインタビューさえしなければ解散はなかったでしょう。

しかし、週刊誌の立場としては、ネットや業界内で噂されているジャニーズ事務所内の派閥争いの事実について確認し記事にすることは、多くの国民が興味を持ち知りたがっている状況では必要なことでした。

このように考えると、SMAP解散の原因を突き詰めていけば、解散の原因を作ったのは、派閥争いを心配した人たちであり、それはファンも含む国民なのかもしれません。

スターの宿命だったのかもしれません。

それにしても、SMAP解散は残念でなりません。

でも、無理して5人で一緒にいる辛そうなSMAPメンバーを見ていると、もう無理して欲しくないし、解散は仕方ないと諦めています。

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