Windowsのサポート期間についての解説です。Windowsは、アップグレードが必須です。サポート期間が終了したまま使い続けると、コンピューターウィルスに感染したり、ハッカーに乗っ取られ、犯罪に巻き込まれるリスクがあります。
この記事は2014年3月31日に作成しました。
Windows XPのサポート終了
Windows XP、Microsoft Office 2003、Internet Explorer 6 のサポートが2014年4月9日に終了します。マイクロソフトのサポートが終了すると、Windowsがウィルスに感染する危険性があります。
ウィルスソフトが入っていても、OS(オペレーティングシステム)の修正がありません。ウィルスを防ぐことができません。ネットワークに繋げると、極めて危険な状態になります。
マイクロソフトのサポート終了後に使い続けた場合
想定される被害は、個人情報等の漏えいです。パソコンで使用したことのある情報が漏洩します。
パスワードや銀行の決裁情報、友人の電話番号やメールアドレスなど、あらゆる情報が盗まれます。データを壊されたり書き換えられたりします。
さらに、「踏み台」にされるリスクがあります。これはかなり深刻な事態に陥ります。何も悪いことをしてないのに、ある日突然、刑事がやってきて、「不正アクセス容疑で逮捕される」リスクがあります。
インターネットに接続されているパソコンが乗っ取られて、アメリカの国防総省や外国の諜報機関などを攻撃し、その犯人にされてしまうのです。そして、この犯罪は、無実を証明することが不可能になります。真犯人は乗っ取った痕跡も消してしまうのですから。
これらは、インターネットに接続している場合の危険性です。有線LANのケーブルをはずしたり、無線LANをOFFにして、ネットワークに繋げなければ実害はありません。重要なデータは保存せず、完全にオフラインでWindowsXPを利用し続けることは可能です。しかし、それよりもサポート期間の有効なWindows7あるいはWindows10へアップグレードすべきです。
マイクロソフトのサイトの値段です。
Windows 10 Pro 27,864円
Windows 10 Home 19,008円
Windows8.1 13,800円
Windows8.1Pro 25,800円
Microsoft Office Personal 2019 (最新 永続版)|カード版|Windows10|PC2台
アマゾンで29,252円
Office Professional Academic 2013
28,381円
ソフトは高いので、プレインストールのノートPCを買った方が安いかも知れません。6万円くらいから売っています。
Windowsの更新プログラムサポート終了時期
マイクロソフトが公表しているサポート(更新プログラム)終了期間です。これ以後はネットワークに接続しないで利用するしかありません。
Windows XP 2014年4月9日
Windows Vista 2017年4月11日
Windows 7 2020年1月14日
Windows 8.1 2023年1月10日
Windows 10 2025年10月14日
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