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老後の生活費と資金準備完全ガイド:安心して過ごすためのポイント

人生100年時代
2002年12月 ハワイ
人生100年時代
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老後の生活費についての解説です。

総務省の2017年データによると、60歳以上の「平均的な生活費」は、ふたり暮らしで月額24万円、ひとり暮らしで月額16万円です。

また、ゆとりある老後の生活費は、夫婦ふたりで月額36万円です。

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老後の最低限必要な生活費を知って安心を

2017年頃から、「人生100年時代」という言葉を聞くようになりました。平均寿命が100歳まで伸びるという意味です。(2017年の平均寿命、女性が87・26歳、男性が81・09歳)

会社を60歳で定年退職した後、年金が支給される65歳までの間は、再雇用を除き、収入が無くなります。貯蓄を切り崩して生活する場合には、実際の生活費が気になります。

また65歳を過ぎて、年金が支給されるようになった後も、気になるのは「毎月の生活費」です。公的年金が唯一の収入になる状況では、節約した生活へ切り替えるしかありません。そこで知りたいのが、最低限必要な「老後の生活費」です。

老後の生活費を把握し、自分の年金を知ることができれば、不安も少なくなります。さらに退職金がわかれば、早い時期から対策することも可能です。

私は、老後になっても「自ら稼ぐ方法」が一番良いと考えてます。作家などの印税のように、「働かなくても、自動的に収入を得る」方法です。しかし作家や音楽家になるには、恵まれた才能が必要です。若い時なら可能性もありますが、高齢になれば困難です。

でも月額3万円程度の収入なら、本サイトで解説している「Adsense」で稼げます。私は、実際に月額4万円以上稼いでます。

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老後の生活費の詳細:知っておくべきポイント

老後の生活費は、住む場所や、家族構成などで変わります。実際に「徹底した節約生活」を実践しないと、自分の生活費はわかりません。

しかし平均的なデータであれば把握できます。総務省が毎年発表する「家計調査報告」のデータです。アンケート調査による「平均的な生活費」が年令別、家族構成別に集計されています。

統計局ホームページ/家計調査(家計収支編) 調査結果
総務省統計局、統計研究研修所の共同運営によるサイトです。国勢の基本に関する統計の企画・作成・提供、国及び地方公共団体の統計職員に専門的な研修を行っています。

60歳以上の高齢無職世帯の平均生活費は、次のとおりです。金額は2017年データです。なお75歳以上になると、少し低い金額になります。

夫婦ふたりの生活費 月額24万円(75歳以上は22万円)

内訳
食費   6万5千円
光熱水料 1万9千円
住宅費  1万5千円
医療費  1万5千円
交通費  2万5千円
被服・日用品 1万5千円
交際費  3万円
税金・社会保険料 3万円
娯楽費  2万6千円

月額24万円の生活費に対して、夫婦ふたりの年金収入は月額22万円(専業主婦の場合)です。平均的なデータによる不足額は、毎月2万円です。不足分は、貯蓄を取り崩して、やりくりします。

なお「夫婦共稼ぎ」だった世帯は、年金収入が月額26万円なので、不足しません。年金が不足するのは、専業主婦だった場合です。

また、「住宅費 1万5千円」には注意が必要です。賃貸住宅のときは、これよりも高い家賃が必要です。家賃相当分を加算しなくてはなりません。

次に、ひとり暮らしの生活費は、次のとおりです。

ひとり暮らしの生活費 月額16万円

内訳
食費   4万円
光熱水料 1万1千円
住宅費  2万円
医療費  6千円
交通費  1万9千円
被服・日用品 6千円
税金・社会保険料 3万円
娯楽費  2万円

老後の公的年金収入は、夫婦ふたり世帯と、ひとり世帯では、大きく異なります。

ひとり世帯の厚生年金の月額平均収入は、男性が17万円、女性が10万円です。

男性のひとり暮らしであれば、月額の収支は同じくらいです。しかし女性は、不足する可能性が高いです。また、国民年金だけであれば、男女ともに月額6万5千円です。大きく生活費が不足します。

老後資金の準備方法:必要額と計算方法

必要な「老後資金」は、ひとりひとりの生活環境で大きく変わります。老後資金を考えるときは、次の手順で不足額を計算します。

1.老後の年金収入月額(A)

2.老後の生活費月額(B)

3.月額不足額(収入A-支出B)(マイナスのとき)

4.老後資金=月額不足額(C)×100歳までの余命月数

例として、上記の夫婦ふたり世帯で、平均データを基に計算します。(専業主婦のケース、金額は二人分です。)

1.老後の年金収入月額(A)22万円

2.老後の生活費月額(B)24万円

3.月額不足額(収入A-支出B)(C)2万円

4.老後資金=不足額(C)2万円×100歳までの余命月数(100-60=40×12月=480月)=960万円

つまり、夫婦ふたりの「老後資金必要額」は、960万円です。

退職金や貯金が1千万円以上あれば、普通の生活なら問題ないです。ただし前提として、夫婦ともに健康で、親の介護や世話が必要ない場合です。

上記の不足額960万円は、平均的なデータで計算してます。月額2万円が不足するという仮定です。でも「Adsense収益」なら、十分賄うことが可能です。本サイトで、わかりやすく解説してます。

なお一般的に、ゆとりある老後の生活は、夫婦ふたりで月額36万円で可能と言われています。(年金で計算すると、夫婦ふたりで年額432万円です。)

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