デントリペアでエクボへこみを修理、デントツールを500円で自作

レガシィB4 レガシィ
レガシィB4

この記事を読むのに必要な時間は約 10 分です。

自動車の小さなヘコミ(エクボ)を、デントリペアで直す方法です。デントツールを500円で自作して、レガシィB4のエクボへこみをDIYで直しました。初めて体験したデントリペアは、思った以上にむずかしく、成功したのか失敗したのか微妙でした。

レガシィB4のエクボへこみ

 

レガシィB4の右フェンダーとドア部分に、小さなヘコミ(エクボ)が見つかりました。

 

隣に置いていた自転車が、強風でレガシィの方へ倒れ、自転車のハンドルが当たってしまったのです。

 

レガシィB4のエクボへこみ

レガシィB4のエクボへこみ

 

しかも、同じ日に2回も自転車が倒れ、エクボへこみが二箇所できてしまいました。上の写真に続き二箇所目のドアのへこみです。

レガシィB4のエクボへこみ

 

エクボへこみは、近くで見ないと気付かない小さなへこみです。しかし、愛車のへこみは、見るたびに気になるものです。特に洗車後などは光の反射具合でへこみが気になります。

 

そこで、安く修理する方法についてネットで調べました。すると、板金塗装せずに直す方法として「デントリペア」がありました。

 

初めて聞く「デントリペア」なのでネットで詳しく調べました。

 

デントリペアは、「デントツール」という特殊な工具を使って、へこみを裏側から少しずつ押し出して直すものです。Yutubeの動画でデントリペアを見ると、先の曲がった長い棒を、何度かひねるだけでへこみが直っていました。

 

動画を見ると簡単そうです。これなら、「デントツール」さえ入手できれば自分で簡単に直せそうです。

 

デントツールとは

 

簡単にへこみを直してしまうデントリペアですが、その道具として必要になるのがデントツールです。早速、安いデントツールをネットで探しました。

 

ところが、デントツールは、1本だけの安いものから、長さの異なるデントツールが10本くらいセットになった高額なものまで様々です。安いといっても、中古で1本8千円、新品なら1万2千円ほどです。

 

デントツールは、少し先の曲がった鉄の棒にしか見えません。それにしてもデントツールは高いです。タダの細い棒に見えるデントツールですが、普通の鉄の棒とは違い、特殊な材質で加工してあるため値段が高いのかも知れません。

 

デントツールをひねることによって、裏側から押し出してへこみを修理します。ある程度硬くないと機能しないはずです。見かけは先の曲がった鉄の棒ですが、特殊な加工になっているのかもしれません。

 

3千円くらいの中古のデントツールが欲しかったのですが、ネットで探しても見つかりませんでした。中古で8千円のデントツールは、初めて挑戦するには少し躊躇する値段です。

 

デントリペアを独学で学ぶ

 

あと3年で60歳の定年を迎えます。現在、定年後の再就職をどうしようか模索中です。どうせなら、今までと違う仕事をしたいですし、可能なら何か起業したり開業したいと考えてます。

 

デントリペアをネットで調べていると、技術を習得すれば開業もできるとのことです。

 

Yutubeの動画を見ると、デントリペアなら、腕一本の技術力勝負で商売できそうです。定年後の開業に良いかもしれません。そこで、技術を習得する方法を詳しく調べました。

 

デントリペアの講習などを本格的に受講するには、一日参加するだけで5万円程度必要でした。当然ながら、何日も受講しなければならないので、試しに受講するのは高すぎて無理でした。開業を決断してから受講するなら、けして高くはない講習費用です。

 

そこで、独学でデントリペアに挑戦することにしました。

 

デントツールを500円で自作

 

正式なデントツールを新品で購入すると、一万円以上の出費になります。

 

ただの鉄の棒ではなくて、おそらく特殊な加工が施されているのだと思います。しかし、それなら試したくなります。ただの鉄の棒を、デントツールとして使えるかどうか、試すことにしました。

 

早速、近くのホームセンターへ行きました。

 

まず、細くて長い鉄の棒を探します。すると鉄の棒がたくさんありました。

 

値段も150円から500円くらいで安く買えます。タダの鉄の棒(商品名は鉄のポールと書いてありました。)なので安いのでしょうか。

 

上の写真の285円のポールと、その下の358円のポールのどちらにしようか迷いました。285円のポールは長さが短いので、358円の長いポールを買いました。

 

鉄のポールは、長さや太さの異なる種類が多数ありました。デントツールとして使えそうなのは、長さ60センチくらいのポールでした。

 

それと、ポールを(デントツールとして)差し込むときに、車のボディを傷つけないよう、すき間に差し込む薄いゴムシートと、ポールの先端が尖っているので先端に巻くビニールテープを一緒に購入しました。

 

用意したのはこれだけです。

 

鉄のポールとゴムシートとビニールテープで総額500円でした。

 

では、デントリペアに挑戦するエクボへこみの確認です。右フェンダーのエクボへこみです。

 

少し離れ、このくらいの距離なら、へこみもわかりません。

左上のドアに写る自転車が、エクボへこみの犯人です。

 

デントリペアに挑戦

 

自作デントツールが揃ったので、いよいよデントリペアに挑戦です。

 

最初に、自作デントツール(鉄のポール)の曲げ角度を調整します。

 

右フェンダーのへこみを、裏側から押せる位置を測り、デントツールの先の方を少し曲げて角度をつけます。角度をつけることで、へこみの位置でデントツールをひねると、テコの原理で押し出すことができます。

 

へこみの位置へデントツールを差し込める隙間を探します。ボンネットの隙間からデントツールが入りました。

 

 

へこみ位置を確認し、デントツールの先端から5センチくらいの位置を少し曲げて角度をつけます。先端部分を曲げる方法は、道路の雨水を流す溝のフタなどを利用します。スチール製のグレーチングにポールの先端を挟んで、足で軽く踏めば簡単に曲がります。

 

位置を確認しながら少しずつ曲げると良いです。

 

デントツールの先がへこみの位置に届いたら、デントツールを少しずつひねり押し出します。ゆっくりと、へこみ部分を見ながら繰り返しひねります。

 

エクボへこみがニキビに

 

最初は、デントツールをひねってもへこみ部分に当たっている感じがわかりませんでした。

 

ひねる力が弱いのかと思い、少し強くひねったところ、なんとエクボからずれた位置を押してしまいました。へこみの隣がニキビのように逆に膨れてしまいました。

 

 

へこみの位置をデントツールの先端で探し当てるのが難しいです。手探り状態なので、デントツールをひねって裏側から押しても、うまくへこみ部分に当たらないのです。

 

あげくの果てが、上の写真のように波打つニキビ顔のフェンダーになってしまいました。

 

見る角度によっては、光が乱反射してへこみが目立たなくなりましたが、成功なのか失敗なのか微妙です。

 

デントリペアの反省点

 

デントツールの自作は500円と安上がりでしたが、実際のデントリペア作業を体験して、感じたことや反省点は次のとおりでした。

 

へこみが直接見えないボディの裏側は、へこみ部分にデントツールを当てるのがむずかしい。

 

へこみ以外のところを押し出してしまう。

 

デントツールをひねる力加減がむずかしい。あせらずに少しずつ時間をかけて、弱い力でひねる方が良いかもしれない。撫でるような感じです。

 

デントリペアは、初めて行って成功するような簡単なものではない。高い技術力を身につけるため、数多くの経験が必要。

 

どこかに捨ててある廃車などで、実際に、いろいろな部分のへこみを修理する経験を積まないと、開業は困難。

 

プロのデントリペアは、すごい技術力。

 

 

コメント