ネットワークアダプタの「Macアドレス」変更についての解説です。インターネットのセキュリティを高めるために、製造メーカー固有のMacアドレスによる制限をかけようと思いました。情報を集めた結果、リスクのある行為であることが判明しました。
Macアドレスを変更したい理由
ネットワークのセキュリティについて実験するために、Wifiルータのアクセス制限をMacアドレスで行うことを検討していました。いろいろとMacアドレスの設定を変えて、キチンと防護できているか試そうと考えました。
そのため以前から、スマホXperiaのMacアドレス(NICに固有の物理アドレス)を、簡単に変更できる方法を調べていました。
Macアドレスの変更については、海外のネットでは、多数の記事があります。おおむね次の二つでした。
その1
MACアドレスを変更するアプリを使う。
その2
Linuxコマンドを入力してMACアドレスを変更する。
MACアドレス変更情報サイト
MACアドレスを変更するための情報サイトです。
わりと簡単そうなので、それならいっそのこと、自分のAndroidアプリ開発環境の中で、MACアドレスを変更するアプリを作ろうかと思いました。でも使い方によっては、ちょっと危なそうです・・
やはりMacアドレス変更は危険
危険な匂いがするので、いろいろと調べました。その後、冷静になって考えると、ネットワークアダプタのMacアドレスを変更してしまうと、次のリスクが発生することが判明しました。
盗聴行為が可能になること
コンピューターとインターネットの急速な発展によって、警察組織には、サイバー攻撃や違法なネットワーク利用を取り締まる専門部署もできています。法律も徐々に整備されてきました。
このような状況で、Macアドレスを自在に変更する行為は、危険すぎることがわかりました。純粋な実験や研究であっても、犯罪と見做されるリスクが高いです。仕方なく断念しました。
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