「楽天ひかり」についての解説です。月額料金を安くするため、「SoftBank 光」から「楽天ひかり」へ変更しました。回線速度も同じで、ストレスなく快適に使えます。フレッツテレビも、ひかり電話も全く問題ありません。かなり「お得」です。
月額料金の差額は
2019年12月17日(火)、ついに「SoftBank 光」から「楽天ひかり」へ、インターネットサービス会社(プロバイダ)を変更しました。
まもなく定年退職になることもあり、「安くできる部分は、なるべく安く」という方向で、いろいろと検討してます。
今回のプロバイダ変更による月額料金(税抜)を比較しました。(2019年12月現在)
(新)楽天ひかり 4,800円
(旧)SoftBank 光 5,200円
月額料金が、400円安くなります。さらに楽天スーパーポイントを毎月200ポイントもらえます。楽天市場などで、1ポイント1円で使えます。つまり、月額600円安くなるのと同じです。
年間で7,200円安くなります。「人生100年時代」の老後40年間を考えれば、288,000円も安くなるのです。
私は、すでにスマホも「楽天モバイル」へ切り替えてあります。月額料金は、4,000円近く安くなりました。年間48,000円安くなりました。上記のように「人生100年時代」を考えれば、192万円安くなります。
スマホとプロバイダの両方なら、200万円以上の差額になります。長生きすればですけど。
デメリットと言われる回線速度
プロバイダを変えるときに、一番気になるのは、「回線速度」です。切り替えた後、もしインターネット回線が極端に遅くなり、WEBを見るのにイライラするようなら、大失敗です。
そこで、事前に「楽天ひかり」の口コミや評判を調べました。すると、回線速度が遅くなるという評判と、変わらない、いや速くなるなどの評判が多数ありました。こうなると、実際に使ってみないとわかりません。
一方、「SoftBank 光」を解約すると、Yahooのサービスが、一部使えなくなります。
メールアドレス「@ybb.ne.jp」が使えなくなり、Yahooのストレージサービス「Yahooボックス」の容量が、50Gから5Gへと減ります。幸いにも、私は、両方とも現在使ってないので解約しても影響ありません。
そのため、月額料金が安くなる「楽天ひかり」への変更を決心しました。YahooBBプロバイダは、ADSL時代の2005年から、14年間も利用してきました。解約の決断は、やはり老後を考えて、少しでも安くするためでした。
「楽天ひかり」への開通書類
2週間ほど前に、「楽天ひかり」から送られてきた開通書類の他に、NTT東日本からも開通書類が届きました。
「フレッツテレビ」と「ひかり電話」は、「楽天ひかり」との契約ではなく、NTT東日本との契約になることは、あらかじめ聞いてました。しかし「楽天ひかり」から送られた書類と、NTT東日本から送られてきた書類の両方に、「お客様回線ID」と「アクセスキー」が記載してあります。
ルータへの接続設定は、一箇所のみです。光回線の接続先は、複数設定できません。
おかしいなと思いつつ、両方の封筒に入っている「お客様回線ID」と「アクセスキー」を比較しました。すると、全く同じです。安心しました。
(これが、後に設定トラブルの原因になります。プロバイダ接続のためのIDと勘違いします。)
ルータの接続先設定で、「お客様回線ID」と「アクセスキー」を設定すれば良いと思い込みました。
切り替え時の設定方法
我が家は、光ルータ PR-S300NEでは、接続先設定は行わず、ELECOMの無線ルータ(WRC-1167FEBK-A)で設定してます。理由は不明ですが、この方が回線速度が速いのです。
接続先を変更する前に、ブラウザで「確認くん」を開き、IPアドレスを確認しておきます。変更後はIPアドレスが変わっているはずです。参考に回線速度も計測しスクリーンショットしておきます。
早速、ELECOMの無線ルータで、接続先を「お客様回線ID」と「アクセスキー」に設定しました。ルータを再起動すれば、「楽天ひかり」へプロバイダが変わり、インターネットへ繋がるはずです。
しかし、なんと、インターネットへ接続できません。ブラウザにはエラーが表示されます。
(おかしいな、光ルータ PR-S300NEの方で試してみよう。)
エラーの原因を追求するため、切り分けて試します。ELECOMの無線ルータを外しました。光ルータ PR-S300NE側で、接続先を設定してみます。
しかし、やはり接続できません。PR-S300NEの接続先状況を見ると次のエラーです。
未接続(PPP認証エラー)
おかしいです。IDとパスワードは、間違えないよう何回も確認してます。エラーの原因をスマホで探すと、やはりユーザ名とパスワードが間違っているとのことです。
原因がわからず、10分ほど悩み続けていたところ、別の封書の中に、もう1枚、「楽天ひかり アカウントのお知らせ」がありました。
(もしかしたら、こっちかい!)
こちらの「楽天ブロードバンド接続用ID」と、「パスワード」を設定したら、すぐに接続できました。
失敗の原因は、「お客様回線ID」と「アクセスキー」を、ルータの接続先設定に入力したことでした。「お客様回線ID」と「アクセスキー」は、フレッツ光を解約するときや、会員サイトへ入るときに使うものらしいです。文面に「プロバイダへの接続情報ではありません。」と注意書きが欲しいものです。
フレッツ光で、接続先設定するときは、「お客様回線ID」と「アクセスキー」ではありません。プロバイダ接続用IDが、別にあるはずです。
「楽天ひかり」の回線速度
光回線は、環境により速度が大きく変わります。時間帯など混雑状況にも左右されます。
私の環境では、「SoftBank 光」から「楽天ひかり」へ切り替えても、回線速度は、全く変わりませんでした。従来と同じく、ストレスなく快適です。
フレッツテレビも、ひかり電話も、同じように利用できてます。
月額料金が安くなった分、まるまる得しました。