GALAXY J(SC-02F)をroot化する方法についての解説です。パソコンとスマホを接続してOdinというツールでroot化します。root化するためのROMが中国製のため、おサイフケータイなどの日本特有の機能が制限されます。
root化用の中国製ROM
root化のメリットは、システム部分を操作する管理者権限を持てることです。プリインストールされたアプリなどの削除が自由にできます。この記事ではGALAXY J SC-02Fのroot化に成功したので、詳しく解説します。
root化の方法は、OdinというWindowsソフトを利用して、root化したROMを焼き付けるものです。(実は、これが中国製のROMなので後日悩みの種になります。)
最初にroot化されたROM(中国版です。日本語版は見つかりませんでした。)と、OdinというROMを焼くツールをパソコン上でダウンロードします。
SC02F_CHS_Warlock_v1214.7z
http://pan.baidu.com/s/1d65eq
右上の 下載 というダウンロードボタンです。
ファイルが7z形式で圧縮してあるので、Alzipなどの解凍ツールで解凍します。解凍したフォルダの中に3つのファイルがあります。
Odin3でROMを焼く
パソコンで、この中のOdin3 v3.07.exe を起動します。
右側にある PDA を選択して、ROMを選択します。
スマホをパソコンを接続して、カスタムROMをスマホへ焼き付けます。特に複雑なこともなく、順調にインストールが完了しました。
中国製ROMは機能制限あり
再起動してみたところ、やはり、おサイフケータイは使えません。中国語ですから、日本での使用は想定してないです。それ以外は、不具合はないので、しばらく使用します。
ファイルが不安で仕方ない
GALAXY J(SC-02F)をroot化したときは、簡単にroot化できたことに大きな喜びを感じていました。おサイフケータイは使えなくなりましたが、不要なプリインストールアプリを削除できるので満足でした。
しかし、root化するためのROMファイルが中国製のために、中国語と思われる象形文字のようなファイル名が気になってきました。日本語や英語のファイル名であれば理解できますが、中国語は文字自体が理解不能です。
また、ウイルスに感染したファイルなのか、正常なファイルなのか、判別が困難になってきました。気のせいかもしれませんが、象形文字のようなファイル名が増えつつあり不気味になってきました。やはり、root化は失敗だったかもしれません。