さくらインターネットのプラン乗り換えでWordPressを移行する方法

イギリスのロンドン
イギリスのロンドン

この記事を読むのに必要な時間は約 11 分です。

WordPressの移行方法についての解説です。さくらインターネットのプラン乗り換えで、WordPressの移行に失敗し、最初からやり直したときの手順です。

プランを乗り換える手順

さくらインターネットのレンタルサーバで、プランを乗り換えるためにWordpressを移行したのですが、古いWordpressディレクトリを新しい方へ上書きしてしまい、データベースが移行できず結果的に失敗しました。(失敗の詳細は前の記事です。)

そこで、次の手順で再度やり直してWordPressを移行します。

新サーバで新しくデータベースを作成する。データベース名も新しくする。

WordPressを新規インストールし、新しく作成したデータベースを設定します。

WordPressのログイン画面に入り暫定的にサイト名などを設定したところで、サイトが記事数0で動作してるか確認します。初期テーマのまま、デザインは気にせずに動作だけを確認します。

データベースが新しいデータベースであることを、Wordpressディレクトリの中にある「wp-config.php」で確認します。

以上が確認できれば、新しいデータベースでWordpressが正常に動いていることになります。

この後に、データベース部分を移行します。旧サーバのデータベースをエクスポートして、新サーバ側でインポートします。

新しくWordpressをインストール

さくらインターネットのサーバコントロールパネルに新サーバのドメインでログインして、新しくデータベースを作りWordpressをインストールします。このとき、データベース名とWordpressをインストールするディレクトリ名を新しい名前にします。失敗したデータからの影響を受けないように違う名前で作成します。

データベースとWordpressをサーバコントロールパネルで作成するときは、手順(画面)ごとにスクリーンショットを残すことをおすすめします。過去の設定データを確認するときや不具合が発生し元に戻すときに便利です。

空のデータベースのままWordpressの動作を確認

新しくWordpressが作成できたら、初期テーマのまま動作確認します。データベースは空なので、記事もない状態のはずです。

ブラウザで開いてサイトが見えることを確認します。この段階では記事もなくテーマも標準なので見た目は気にしません。

独自ドメインを設定する前の注意点

独自ドメインを使用しているときは、独自ドメインの移行が必要になります。

独自ドメインを移行するときの注意点です。

サーバコントロールパネルでドメインを設定(変更)する前に、ダッシュボードの一般設定で、WordPress アドレスとサイトアドレスの変更を先に行います。先に変更するのを忘れると、ドメインを設定した後ではダッシュボードに入れなくなります。

わかりにくい部分ですが、ダッシュボードの一般設定にある「WordPressアドレス」は、WordPressをインストールした場所です。「サイトアドレス」は、外部からブラウザに入力するURLのことです。

独自ドメインを設定するときは、独自ドメインの方でWordPressをインストールした場所を設定します。ダッシュボードの一般設定は、両方とも同じアドレスで独自ドメインになります。

独自ドメインの設定

最初に、新しいWordpressで利用する独自ドメインの名前とWordPressのインストール先のディレクトリ名を確定して、メモしておきます。

旧WordPressのダッシュボードにログインして、一般設定にある「WordPressアドレス」と「サイトアドレス」を独自ドメインを使用しない元のアドレスに戻します。

旧サーバのサーバコントロールパネルで独自ドメインを削除します。

新WordPressのダッシュボードにログインして、一般設定の「WordPressアドレス」と「サイトアドレス」を、独自ドメインのアドレスに変更します。

新サーバのサーバコントロールパネルで独自ドメインを設定します。

20分くらい経過すると、ブラウザから独自ドメインを入力すれば新しいサイトが見えるはずです。

独自ドメインの設定は、下記のデータベース移行前に必ず行います。記事中の写真のリンク先を、インポート時に独自ドメインへ自動変換させるために必須です。

データベースの移行

次にデータベースの移行です。

旧WordPressのダッシュボードに入ります。

WordPressのダッシュボードにあるツールからエクスポートを選びます。すべてのコンテンツを選択してダウンロードします。このファイルは重要なバックアップファイルになります。

エクスポートが完了したら、ダッシュボードからログアウトします。

新Wordpressのダッシュボードに入ります。ダッシュボードのツールからインポートを選び、WordPress
インポーターを実行して、ダウンロードしたファイルを選択します。

「添付ファイルをダウンロードしてインポートする」にチェックを入れます。記事に関係する画像が同時にインポートされ、リンク先も自動で修正されます。

インポート時間は、かなり待たされます。しばらく待つとインポートの結果が表示されます。サイトを開き画像のインポートが無事に完了していることを確認します。

もし、画像がインポートされていなければ旧WordPressの「/wp-content/uploads」ディレクトリをコピーして上書きします。

テーマとプラグインの移行

データベースの移行が完了した後は、最後にサイトのデザイン部分であるテーマとプラグインの移行です。

両方とも、旧WordPressから新WordPressへ上書きするだけです。FTPソフトのFilezillaなどを使用して、パソコンへダウンロードしてからアップロードします。かなり時間が必要です。私は30分くらいかかりました。

テーマ
/wp-content/themes

プラグイン
/wp-content/plugins

もし時間に余裕があるなら、互換性を確認するために、プラグインは上書きせずに、ひとつひとつ新規追加した方が安全です。

プラン乗り換え後の表示速度が45→74

実際の表示速度の改善結果です。スマホ表示が45から74へと劇的に改善されたので、Googleのスピードアップデートにも効果が期待できます。

スマホの表示速度の改善

変更前

変更後

なんと、驚いたことにスマホの表示速度が45から74へと劇的に改善されました。

パソコンの表示速度は、74から78へと微増なので、写真は省略します。

まとめ、さくらインターネットのプラン乗り換え

今回、初めてWordPressを移行しました。さくらインターネット内でのプラン変更ですが、移行の際の注意点や手順をまとめました。

注意点

新旧サーバをわかりやすい名前で区別する。

さくらインターネットのプラン変更は、新しくプランを申し込むので、旧サーバと新サーバが並行して稼働する状態になります。新旧サーバのドメイン名を、わかりやすく区別しやすい設定にし、切り替えるときはログアウトをきちんと行います。

コントロールパネルで独自ドメインを設定する前に、ダッシュボードの一般設定で、上述の2つのサイト名を設定します。設定を忘れるとダッシュボードに入れなくなります。

データベース移行は、独自ドメインの設定を終えた後に、Wordpressのダッシュボードのツールからエクスポートとインポートで行います。

WordPressを上書きする部分は、次のディレクトリのみ。

テーマ
/wp-content/themes

プラグイン
/wp-content/plugins

画像がインポートできないときのみ
/wp-content/uploads

おおまかな移行手順は次のとおりです。

新しいデータベースとWordpressを作成する。

独自ドメインを設定する。

データベースのエクスポートとインポートを行う。

テーマとプラグインを上書きする。

私は、WordPressの仕組みを十分理解してなかったので、移行作業に2回ほど失敗しました。データベースの移行失敗とドメイン設定を失敗しました。その度に元の状態に戻してやり直しました。

こまめにスクリーンショットを撮っていたので戻すのは簡単でしたが、かなりの時間を費やしました。会社の昼休みを使い家に帰ってからも作業して3日間かかりました。

WordPressの移行が大変な作業であることを理解しました。データベースの移行とドメイン設定が大きな壁でした。