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「再雇用制度」を断念した理由、いらないし、やめてほしい

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人生100年時代
2002年12月 ハワイ
人生100年時代
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私が再雇用を断念した理由です。2020年現在、再雇用制度が法律で義務付けられ、定年退職した後も、65歳まで働くことができるようになりました。公的年金が支給されるまで働くことができます。しかし私は再雇用を選択しませんでした。

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わずか「1日」で再雇用を断念

私は、2020(令和2)年3月、60歳で定年退職になりました。退職前に再雇用を利用して65歳まで働こうかと迷いましたが、結果的に1日だけ再雇用で働いてみて、「やはり無理」と判断しました。再雇用を断念した理由を解説します。

 

自分が現役時代のとき、再雇用の人を部下に持ちたいと思いませんでした。定年退職した「やる気のない人」を採用するよりも、若いエネルギーのある新人を採用したいと思ったからです。仮に定年退職した後も「バリバリに働きたい人」であれば、逆にうるさくて仕方ないだろうとも思っていました。

 

現在(2020(令和2)年3月)は、法律で65歳まで雇用を継続することが義務付けられています。正式に「再雇用制度」が確立しています。原則的に、再雇用を希望すれば65歳まで働くことができます。

 

しかし逆に言えば、これは現役世代から見ると、迷惑な話でしかありません。

 

大先輩を目の前にして、遠慮しながら働いたり、うるさいことを言われて我慢しながら働くのは、誰でも嫌なものです。私は、自分の経験から、現役世代の邪魔をしてまで働こうと思いませんでした。

 

定年退職を迎える数か月前に、再雇用を希望するか迷いました。現役世代に迷惑をかけずに、本当に楽しく仕事ができる職場であれば、65歳まで再雇用で働こうかと考えました。なにせ経済的なことを考えれば、再雇用で働いた方が圧倒的に有利です。

 

しかし、我慢してまで働こう、という考えは全くありませんでした。現役世代が迷惑だと感じているなら、すぐに雰囲気でわかるはずです。嫌な仕事を押し付けたり、無理なことを言ってくるでしょう。そんな環境で我慢して働こうとは全く思いませんでした。

 

実際私は、再雇用として働くことが決まった新しい職場で、初日から嫌な思いをし、わずか1日で再雇用を辞める決心をしました。(三日坊主を超越しました。)

 

再雇用として新人並みの待遇になった初日、仕事を覚える時間を邪魔したり、不必要な仕事を次から次へと押し付けられました。挙句の果て、雨の中をスーツ姿でずぶ濡れになって歩き回されたのです。初日なので挨拶のためにスーツを着てました。そして天候が不安定で急に雨が降り出しました。無理難題を押し付け、辞めさせようとしたのでしょう。

 

嫌がらせをひとつひとつ証拠としてメモし、パワハラで争うことも可能だと思います。しかし現役世代が迷惑だと言っているのであれば、身を引くのが一番正しい方法です。

 

幸い私は、子供たちは独立し、妻が共働きで働いてます。若い時に入った個人年金が、年間115万円ほど受け取れます。またネット収入も、月額5万円以上稼げるようになっていました。

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「自分で稼ぐ」方法を模索する

現役世代に嫌がられて働くよりも、組織に依存せず、自分ひとりの力で稼ぐ方法を見つけた方が良いと考えました。

 

60歳から65歳まで、5年間再雇用として働くことができれば、少なくとも1,500万円以上稼ぐことができます。しかし65歳からは公的年金のみになってしまいます。

 

一方、再雇用を断念し、自分で稼ぐ方法を模索すれば、月額10万円くらい稼ぐことができます。退職前に、すでに月額5万円程度稼げてました。月額10万円は、実現可能と思っていました。(実際の稼ぎ方は、本サイトでも詳しく解説しています。)

65歳まで5年間働くか

5年間は働かず、65歳から稼げるシステムを模索するか

 

どちらにするか、迷っていました。

 

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再雇用よりも「7倍」稼げる

2020年9月現在、「人生100年時代」と言われています。100歳まで生きると仮定したときに、65歳まで再雇用で働くのであれば、公的年金以外で稼げる期間は5年間しかありません。

 

しかし、もし65歳から稼げるシステムを構築できれば、35年間あるいはそれ以上稼ぐことができます。

 

単純に比較しても、5年間と35年間の「稼げる期間」の違いです。つまり自分で稼ぐ方法を構築できるのであれば、再雇用期間の「7倍の効果」があるということです。

 

例えば、60歳から65歳まで再雇用で働いて、総額1,500万円稼いだとしましょう。月額に換算すれば月収25万円です。再雇用の場合、多くの職場では新人と同じ給与になるので、およそこのくらいでしょう。

 

次に65歳から月額10万円稼げるようになったと仮定します。公的年金以外に、ネットで稼げる収入が月額10万円になったと仮定します。

 

100歳まで生きるとして35年間で、4,200万円になります。(月額10万円×12ヵ月×35年間)4,200万円を、再雇用の5年間で稼ぐためには、70万円の月収が必要です。

 

つまり、65歳から月額10万円稼げるようになっていれば、再雇用の5年間に月収70万円もらっていたのと同じ効果になります。

 

簡単に言えば、ネットで稼げる手法を構築すれば、再雇用の5年間に稼ぐ収入の「7倍の効果」があるということです。

 

私は退職するときに、すでにネット収入が月額4万円を超えていました。7倍すれば28万円です。再雇用の5年間働くのであれば、すでにそれを超える「稼げる状態」になっていました。(実際の再雇用の月収は、手取りで21万円程度です。)

 

また過去のデータから、ネット収入の推移を分析すると、毎年増え続けています。今後も増加が見込まれるのは明らかです。

 

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「再雇用」と「ネットで稼ぐ方法」の両立

すでにネットで稼げているのなら、再雇用で働きながら、ネットで稼ぐことを考えれば良いのではないか、と思うかもしれません。

 

確かに、それも不可能ではないでしょう。

 

しかし、ネットで稼ぐことに本腰を入れるのと、片手間で行うのでは、大きく収入に差が出ると思いました。

 

私がネットで稼いでいる方法は、ブログにアクセスを集め、AdSense 収益を稼ぐことです。今までの経験から、ブログに時間をかければかけるほど収益がアップします。新しい記事を書いたり、古い記事を修正したり、ブログにかける時間に比例して収益が増えます。つまり、再雇用で働いている時間を、ブログに振り向ける方が、断然良いわけです。何しろ、金額面では7倍の効果があります。

 

またメインで稼いでいる私のブログは、仕事に関する特化型ブログです。現役時代に若い人たちへ教えていたこと、若い人たちが悩んでいたことなどの解決策を集約したブログです。上司の立場から、解決策をアドバイスする内容です。

 

再雇用によって、新人と同じ立場になると書けない内容です。そしてまだまだ書き足りない部分が山ほど残っています。それであれば、再雇用で働いて、不本意な(自分の将来に)役に立たない仕事をするよりも、若い人たちに役立つブログ記事を書いた方が良いです。記憶に残っている間に、記事に書き記したいと思いました。5年間の間に(頭がボケないうちに)自分が今まで培ってきたノウハウを記事にしたいと考えたのです。

 

忘れないうちに、記憶の中に残っている内容を、記事としてまとめたいというのも本心です。

 

「再雇用で働く時間がもったいない」と考えたことが主な理由です。

 

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再雇用をやめて後悔しなかったか

2020年9月現在、再雇用を辞めて無職になり、9ヶ月経過しました。この間も、ネット収入は確実に増えています。

 

特に大きいのは、ブログの AdSense 収益だけでなく、試しに電子書籍を出版しました。ブログの記事を、電子書籍としてまとめ出版したのです。

 

無職になって、すぐに思い付き、ブログの電子書籍化に挑戦しました。

 

私の職場は、「兼業禁止」です。副業は一切認められません。そのため、現役時代も電子書籍の出版に興味がありましたが、実現不可能でした。再雇用期間中も副業禁止です。

 

再雇用を辞めることで、すべてが自由になり、以前から気になっていた「ブログの電子書籍化」に挑戦したのです。ほぼ2週間ほどで電子書籍が完成しました。

 

すると電子書籍も、月額4万円程度の収益になりました。つまり、ブログのAdSense 収益と合算すると、月額 8 万円を超えるようになりました。そして、収益は徐々に増えています。

 

金銭面を考えると、再雇用をやめて後悔したことはありません。むしろ、再雇用を続けていれば電子書籍は出版できなかったので、そちらの方が後悔したと思います。

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コメント

  1. ◯◯み より:

    管理人さんのように定年退職後、自立を視野に入れて行動される方が増えてほしいです。

    再雇用制度に反対の者です。

    職場に再雇用の方がいて、正直迷惑しています。
    仕事をするのはいいんですけど、Excelやアプリの使い方がわかっておらず、グラフを作れば、計算がわからないから別でわかるように表を作成しろ等、無駄な仕事が増えてイライラします。
    週1のミーティングでは1時間もしゃべり倒し、iPadを使わせればペンで読めない文字を書き、解読のためにさらに打ち合わせ、毎回話も長く本当に勘弁してほしいのです。

    この人のための仕事を作り、その世話を数人で順番にやっています。当人は、他人に負荷をかけていると思ってないようです。
    ご自身の定時に間に合わせるように資料を作れ等と急に言われ、いつも昼休みが取れません。仕事の生産性が低いことを遠回しに指摘したところ、「仕事とはこういう風にやるんだ」と溜息混じりに言われ、時代に合ってないし、この人に何言ってもダメだなと思っています。

    ずっとやってきた自負と頑ななプライドがあるんだと思うんですけど、アプリの理解と使い方、効率、仕事のスピードが遅いと結局周りから疎まれます。

    こういう人達に払ってる給与分を若手に回してほしいと思ってます。

    今まで仕事で培ったバイタリティと自負があるというなら、管理人さんのように退職前から色々試して、自立した収益を目指す人が増えてほしいと切に願ってます。

    • 管理人 より:

      コメントありがとうございます。

      私も同感です。

      若い人たちの邪魔をするような生き方をするべきではありません。再雇用制度は、高齢者の生活支援という目的があるかもしれませんが、その前提は「周囲へ迷惑をかけないこと」です。再雇用制度を悪用するようなハイエナ老人は、すぐに解雇するシステムが必要ですね。

      再雇用している職場では、人事管理の大前提として、若い人たちが嫌な思いをしていないか、週に1度以上はヒアリングすべきです。幹部職員には
      監視義務があると思うのですが。

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