大型二輪免許の教習所で、卒業検定用の試験コースが覚えられず、とても苦労しました。試験コースを覚えないまま第二段階の教習に入ると悲惨です。私は軽い気持ちで第二段階に入ってしまいました。第二段階の前に検定試験用コースの暗記が必須です。
第一段階で「燃え尽きた」
大型二輪教習の第一段階を無事に終えると、なぜか気が抜けてしまいました。緊張して教習所へ通っていたせいか、なんだか全てをやり遂げた気がして燃え尽きたのです。
教習所を1ヶ月ほど休んでから、久しぶりに教習所へ行きました。オートバイの運転操作を忘れていないか少し不安でした。
第二段階に入ったので、最初にオートバイのエンジンを止めて、教習の概要説明がありました。
卒業検定用コースが覚えられない
教官から「今日の教習で、卒業検定用のコースをひとつ覚えてください。」と説明がありました。全然自信はないですが、「はい、わかりました。」と答えました。心の中では、たぶん無理と思っています。
最初、教官のオートバイの後席に二人乗りし、走行ラインとウィンカーを出すタイミングを説明してくれました。教官への返事として「ハイ、わかりました」と頷きましたが、全く頭に入っていません。
(困った、コースが全然わからん!)
二輪専用のコースから、自動車用教習コースを走りました。検定試験用コースの名前は「No1」です。
卒業検定試験の走り方
検定試験の走り方です。(如何に複雑かわかってもらえると嬉しいです。)
ウィンカーは3秒前につける。
曲がったらウィンカーのボタンを押して消す。これが基本です。
外周コース
最初に障害物があるので、右ウィンカーで避けて左ウィンカーで戻ります。
長い直線は、ギア3速でスピードは35キロ以上、コーナー手前はポンピングブレーキ1回以上でギアを2速に落とします。
番号12のコーナーを右折
一時停止で左折
番号24を左折して坂道発進
右ウィンカーつけっぱなしで右折して中央寄り走行
番号36を右折し二輪コースへ戻る
二輪コースでは、直線後半で左ウィンカーを出して止まる。
(続く)・・・
文章で書くと意味不明です。実際のむずかしさが十分に伝わりません。何しろ「覚えるのがとても大変」ということを伝えたかったのです。
教習所内で「道に迷う」
走行中に、次に曲がる場所をハッキリと覚えていません。すると曲がる場所ばかりが気になってしまいます。コースが頭に入ってないので、どうしてもウロウロしてしまい、走行ラインを間違えたり、ウィンカーを切り忘れたりと散々な結果でした。
教官も呆れた顔で無言でした。
(・・アドバイスしようがない)という表情でした。はっきりと冷たい視線を感じました。
教習の最後には、卒業検定試験を受けることになります。しかし試験用のコースを覚えてないのでは話になりません。検定試験以前の問題です。まともに走れないのですから。
50歳を過ぎると、コースを覚えるのがキツイです。私だけかもしれませんが、すぐ忘れてしまうのです。やはり時間をかけて繰り返し覚える以外に方法はなさそうです。