インターネットの回線料金は、かなり高いです。毎月必要になる料金なので、少しでも安い方が良いです。私は、ソフトバンクの役員報酬が「32億円」という記事を見て、「ソフトバンク光」から「楽天ひかり」へ変える決心をしました。
格安スマホの「楽天モバイル」
2019年10月5日、インターネット回線料金を安くするため、「ソフトバンク光」から、「楽天ひかり」への変更を検討しました。
スマホは、2016年9月に、ドコモ(docomo)から楽天モバイルへ切り替えました。月額料金が8,000円から3,000円へ変わりました。およそ月額5,000円安くなりました。各安スマホの節約効果は大きいです。
たしかにドコモのスマホよりも電波の入りが良くない感じはします。時々、通話が途切れ途切れになります。しかし気になるほどではありません。通常の通話は問題ありません。携帯電話がなかった頃に比べれば、便利な世の中になったものです。
ネットの広告で、楽天モバイルが2019年10月から、独自の電話回線(自社回線)を導入するので、試験的に無料でスマホが使えるらしいとの情報がありました。そこで楽天モバイルのサイトを調べていたら、ネットワーク回線についても「楽天ひかり」が安そうだと気付きました。
光回線も「楽天ひかり」が安い
我が家のネットワーク回線は、ソフトバンク光です。料金構成が複雑ですが、およその月額料金は次のとおりです。
2019年08月
SoftBank 光(ファミリー)月額基本料 5,616円(税込) 5,200円(税抜き)
Yahoo BB 基本サービス(スタンダード)月額利用料 324円(税込) 300円(税抜き)
10月1日から、消費税が8%から10%へ改正されたので、わかりやすいように、消費税抜きの金額で比較します。
ソフトバンク光のネットワーク回線は、上記を合計すると月額5,500円です。
一方、楽天ひかりは、月額4,800円です。楽天ひかりの方が月額700円安くなります。さらに楽天スーパーポイントが毎月200ポイントもらえます。200円相当もらえます。つまり月額900円安くなる計算です。年間なら10,800円安いのです。
「楽天ひかり」でフレッツテレビは可能か?
我が家は、屋根に太陽光パネルをギッシリと設置したので、テレビアンテナを建てられません。そのために「フレッツ光」のオプションである「フレッツテレビ」にしました。月額750円(税抜き)必要ですが、アンテナを設置できないので仕方ありません。
「フレッツテレビ」は、必須です。それと固定電話も「ひかり電話」です。この2つのオプションが利用できるか「楽天ひかり」へ電話で確認しました。
「楽天ひかり」の相談窓口へ電話したところ、フレッツ光のオプション機能は、そのまま使えるので問題ないとのことでした。ただし料金の請求は、「楽天ひかり」からではなくて、NTT東日本からの請求になるとのことでした。請求者が変わっても問題ありません。
鬼門の「事業者変更承諾番号」
月額料金の安い「楽天ひかり」へ変更するには、現在の「ソフトバンク光」から「事業者変更承諾番号」を取得する必要があります。
早速、「ソフトバンク光」のインターネットサイトで、「事業者変更承諾番号」を取得する方法を調べました。しかし、どこにも記載されてません。やはり顧客を逃すような情報は、記載しないのでしょう。
仕方なく、通常の「問い合わせ」番号へ電話しました。すると、自動音声案内が流れ、「混んでいるので、かけ直すか、このままお待ちください」を繰り返します。
待つこと20分で、ようやくオペレーターに繋がったと思ったら、また「事業者変更承諾番号」担当へ回されました。
5分くらいして、ようやく「事業者変更承諾番号」担当の女性オペレーターが、電話にでました。
ところが、猛烈に説得されました。事業者をソフトバンクから他社へ切り替えると、Yahooのサービスが一部使えなくなることや、解約金などが発生して「不利」になることを、しつこく説明します。10分くらいの間、「再検討した方が良い」と繰り返します。あまりにしつこいので、「説明は、もう結構ですから、事業者変更承諾番号を教えてもらえますか?」と尋ねたところ、大きな声で、次のように言われました。
「説明を聞かないなら、番号は教えられません!」
脅迫されたような気分になり、泣きながら、この後20分くらい、説教のような説明を聞かざるを得ませんでした。ときどき「はい、わかりました。」と返事しないといけないのです。事業者変更承諾番号を教えてもらうまでは、言いなりになるしかありません。
30分くらいして、ようやく事業者変更承諾番号を教えてもらえることになりました。しかし、口頭ではなくショートメッセージで送るらしいです。私のスマホは、楽天モバイルなので、ほんとに送ってもらえるか不安です。
利益至上主義
今回、ソフトバンク光を変えようと思ったのは、月額料金が安くなることの他に、もうひとつ理由があります。それは、ソフトバンク役員の高額な報酬です。年間32億円の報酬との記事もあります。何十億もの年収が公正とは思えず、ソフトバンク光を変えようと思いました。
「事業者変更承諾番号」についての、ソフトバンク光の女性オペレーターの対応を見ると、まさに「利益至上主義」でした。