「Ubuntu」をノートパソコンへインストールして、「 Wake On Lan」する方法です。Linuxを使うために、Lenovo G570 へ「Ubuntu」をインストールしました。最初に「 Wake On Lan」を設定しました。
ノートパソコンへ「Ubuntu」をインストール
2014年3月の記事です。
Linuxを使うために、Ubuntuをインストールするマシンについて検討しました。古いノートパソコンにしようか、昨年(2013年)買ったノートパソコンにしようか迷いました。しかし、やはり思い切って、新しい方のノートパソコンにしました。
Lenovo G570
インストールするUbuntuは、13.10デスクトップ
インストールは30分くらいで完了しました。有線LANを接続しておくと、ネットワーク設定も行われるので効率的です。
USBメモリにUbuntuのイメージを焼いて、USBメモリからブートしてインストールしました。最初にBIOSの設定画面で、USBメモリから起動できるようにしておくことが必要です。
BIOSの設定画面は、ノートパソコンLenovo G570の電源ボタンを押してから、すぐにF2ボタンを押して呼び出します。起動順序は、CD/DVD、USBメモリなど外付装置、そして最後にHDDにしておくと便利です。
WOL(Wake on Lan)のBIOS設定
Ubuntuのインストールが完了したら、最初に行うことは、自動で電源を入れる「WOL」(Wake on Lan)の設定です。
その前に、「WOL」の事前確認です。
lenovo G570 側
BIOS画面(起動時にF2を素早く押す)
Configuration ⇒ PXE Boot to Lan ⇒ Enabled
イーサネットアダプタのWOL設定確認
Ubuntu 13.10 デスクトップが起動したら、左にメニューが縦に並んでいます。
一番上のコンピューターとオンラインリソースを選び検索画面に「ターミナル」または「端末」と入力して、ターミナルを起動します。
ターミナルに
sudo ethtool eth0
と入力するとLANの設定画面が表示されます。最後の方に記載してある 「Wake-on: g 」と表示されていればOKです。
「WOL」の起動テスト
次に、試しにスマホXperia SO-03Dから、ノートパソコンLenovo G570 を起動してみます。
我が家は無線LANを使っています。スマホは、無線LANのWifiを利用してます。「WOL」で起動するノートパソコンは、有線LANに接続して固定IPアドレス(192.168.6.*など)を設定します。
スマホ側にWake on Lanアプリの「 Wake On Lan」をインストールします。
このアプリを使用して、スマホからリモート操作で「電源ON」することが可能となります。
Androidアプリの「Wake On Lan 」は、IPアドレスとMACアドレスを設定する必要があります。ノートパソコンの端末から「ifconfig」コマンドで確認できます。
あるいは、左のメニューからシステム設定を選び、ネットワークを開いても確認できます。