豊洲市場への移転前の写真と、築地市場から豊洲市場への移転問題を簡単にまとめました。築地市場が老朽化し改修工事費用が莫大になるため、豊洲市場へ移転することが決定しました。しかし土壌汚染問題により移転が約2年間延期されました。
豊洲市場の2017年4月の写真
2017年4月28日現在、マスコミで問題となっている豊洲市場の写真を撮影してきました。築地市場から移転するかどうかの判断を小池都知事が迫られています。開場前の豊洲市場を撮影してきました。
普通に考えれば、これだけ豊洲市場で問題が噴出してしまったので、小池知事の決断としてはもはや選択の余地はないでしょう。移転せずに築地市場を改修する方向しかありません。
すでに豊洲市場は、土壌汚染など様々な問題があることを日本中にアピールしてしまいました。その風評はもはや消えません。土壌汚染の疑われる土地で、魚などの食べ物を扱うのは気になります。
今さら豊洲にいけません。もし豊洲に行くなら、これだけの混乱をもたらした東京都知事の責任問題になるでしょう。
立派できれいな豊洲新市場
見てのとおり、豊洲市場はものすごく立派な建物です。そして現在(2017年4月28日)は誰もいません。
豊洲市場が稼働すれば、おそらく卸業者の車で一杯になるのでしょうか。
公園もありました
豊洲市場の隣には立派な公園が整備されています。現在(2017年4月28日)は立ち入り禁止です。
とても良い場所なので使われていないのが残念でした。見学コースが欲しいです。警備員さんがたくさんいるので、オープンするまでの間、有料で開放する方が良いと感じました。
ガラガラな豊洲市場です。有料の見学コースとか観光コースも有意義な活用方法です。
駐車場です。ガラガラでもったいないです。
それにしても、誰もいない・・・東京都内なのに。
都内なのに誰もいない豊洲市場前駅
昼間なのに誰もいない、市場前駅。東京都内なのに人混みや混雑とは無縁です。
誰か乗るんでしょうか?
市場駅前のエレベータですが誰もいません。
豊洲問題の経緯
2001年(平成13年)に、築地市場の改修に莫大な費用が必要となることが判明し、江東区豊洲への移転が決定した。
予定では、豊洲市場は2016年5月に完成し、2016年11月10日開業。
2016(平成28)年8月2日 小池都知事就任。圧倒的大差で選出された。
2016(平成28)年8月31日、小池都知事が「土壌汚染対策が完全ではない」として開場の延期を宣言。
2017(平成29)年6月20日、小池都知事は、「一度豊洲に移転し、5年後再び築地に戻す」とした。
2017(平成29)年12月20日、小池都知事は「2018(平成30)年11月10日に移転し、築地市場は解体する」と変更。
2018(平成30)年7月31日、土壌汚染対策が完了し、小池都知事により豊洲市場の安全宣言が出された。
2018(平成30)年10月7日から10日で築地市場から引っ越し
2018(平成30)年10月11日(木)、豊洲市場が開場。当初の開場予定日の2016年11月10日から、ほぼ2年間延期されたことになる。