「一生に一度」でいいから、泊まりたい宿です。宿に着いてチェックインを終えると、和服姿で出迎えて「抹茶」をサービスしてくれます。着物と畳が良く合います。日本文化を感じます。ここは、日本の正しい「おもてなし」を楽しむことができる宿です。
これが「四季亭」のおもてなし
214年9月8日(月)、奈良の「四季亭」に宿泊しました。「四季亭」と言えば、奈良の老舗の宿です。
社会人になった子供が旅行券をプレゼントしてくれ、贅沢な宿に宿泊することにしました。「四季亭」で宿泊した部屋は「鶴翔-kakusho-」という部屋です。ひとり一泊35,000円です。
四季亭に到着すると、最初の「おもてなし」にビックリしました。なんと、着物を着たきれいな人が、落ち着いた和室に案内してくれました。そこで、テレビで見る茶道のように、抹茶を入れてくれたのです。由緒正しき「四季亭」の抹茶サービスです。
私は、茶道という作法を知りません。やはり緊張しました。お茶を頂くときに、何か言わなくちゃいけないのか、茶碗を回さなくちゃいけないのか、など頭の中が混乱し、あまり味はわかりませんでした。しかし妻は、茶道は知らないはずなのに、見事に適当に、意味のわからないことを言って切り抜けていました。私も笑顔で相槌して、切り抜けました。
心のこもった「おもてなし」は、和服姿に緊張しますが、やはり嬉しいものです。日本の文化を感じました。
「奈良の四季亭」の写真
これが、奈良の「四季亭」の入り口です。緑の中で癒されます。訪れたのは9月初旬です。緑がいいです。
和室で、緊張しながらお茶をいただいた後に、部屋に案内してもらいました。和服姿で和室に案内してもらうも、「着物」と「畳」が合っていて良い感じでした。
やはり「四季亭」の客室は、すごいです。感動しました。床の間に掛け軸です。さらに花まで・・・
ゆっくり座りながら、窓から奈良の自然を楽しめます。緑で癒されます。「あぁ、日本人で良かった・・」
そして、この部屋の奥には隠れ部屋(秘室?)がありました。右奥の障子の先です。
ここにも床の間があります。少し狭いけど、落ち着ける和室です。妻と2人だけの宿泊で、これほど広い客室です。さすが老舗。「四季亭」さんに感謝です。
「四季亭」は、「感動」以外の言葉が見つかりません。客室に案内されただけで、「あぁ、四季亭さんで良かった」と思いました。