失敗すると悲惨です!WordPressとデータベース移行時の注意点

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旧 国立競技場 2014年Wordpress
旧 国立競技場 2014年
Wordpress

WordPressを移行するときに注意したい点の解説です。Googleの「スピードアップデート」導入に対応するため、動作速度の速い「さくらインターネット」の新プランへ乗り換えようと、WordPressを移行しました。しかし、大失敗しました。

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「スタンダードプラン」乗り換えクーポン

 

2018年6月28日に、さくらインター
ネット株式会社のカスタマーセンターから、メールで案内がありました。メールのタイトルは「さくらのレンタルサーバ スタンダードプラン乗り換えクーポンのご案内」です。

 

さくらインターネットのレンタルサーバ 「スタンダードプラン」は、2018年4月18日以降の新規申し込み分から、PHPで動作するWordPressアプリケーションなどの高速化を実施し(PHPモジュールモード)たので、クーポンコードを使って、割引価格で乗り換えできる、というものでした。

 

クーポンコードの割引価格は1,544円(初期費用+利用料金1ヶ月分が無料)です。

 

乗り換えによって、WordPressサイトが、サクサク表示されるようになる、とのことです。

 

現在使っている「スタンダードプラン」と同じ「スタンダードプラン」への乗り換えです。月額料金(430円)は変わりません。料金が同じで表示速度が速くなるのです。最近のSEO対策は、モバイルの表示速度も影響します。月額料金が同じなら、速い方が良いに決まってます。

 

最初に案内のメールを見たときは、単なる宣伝と同じように思っていました。SEOのことは頭になく、「いずれ乗り換えよう」くらいに軽く考えていました。

 

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実際の表示速度とGoogle「スピードアップデート」

 

メールで案内をもらってから、しばらくして、妙に表示速度が気になってきました。いろいろな表示速度測定サイトで測定しました。しかし、私の運営しているWordPressサイトは、何れも判定結果が良くありません。PageSpeed Insightsではモバイルが45で、パソコンが73です。極端に遅くはないですが、あまり良くないです。

 

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モバイルは低いです。パソコンの方は、まあまあです。しかし、Googleの「スピードアップデート(Speed Update)」は、表示速度の遅いモバイルサイトは、掲載順位が下がるので、とても気になります。

 

 

私は、現在(2018年6月)WordPressでブログを2つ運営してます。Adsense収益が、月額2万5千円前後あります。Adsense収益は、Googleの検索結果「掲載順位」に関係します。

 

Googleは、検索順位を決める要因のひとつとして、2010年から「サイトの表示速度」を取り入れています。検索順位を計算するアルゴリズムに影響を与えるのです。

 

そして、2018年7月から「スピードアップデート(Speed Update)」を導入して、モバイル検索のランキング要素になることが発表されました。実際には、遅いモバイルサイトのランキングが下がるようです。かなり気になります。

 

もしかしたら、表示速度を速くすれば、Googleの掲載順位が上がり、Adsense収益が増えるかもしれません。

 

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プラン乗り換えを検討

 

いずれは、速い方の「スタンダードプラン」へ乗り換えようと考えていました。しかし、2018年7月から「スピードアップデート(Speed Update)」が導入されます。月額料金が変わらないのであれば、早い段階で切り替えた方が良いはずです。「さくらインターネット」は、老舗で料金が安いのが大きなメリットです。「スタンダードプラン」は、月額515円です。年間一括払いなら税込みで5,142円(月額429円)です。

 

乗り換えにあたり、他の会社の速いレンタルサーバーも検討しました。一番速いと評判のXSERVERは、月額972円なので料金が2倍です。

 

迷ったのですが、独自ドメインも「さくらインターネット」を利用してます。同じ会社の方が、何かと便利です。そこで、プランの切り替えを決断しました。

 

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さくらの新プランへ申し込み

 

「さくらインターネット」の「スタンダードプラン」を、新プランへ乗り換えるには、新しいレンタルサーバーへの申し込みが必要です。新しく申込みをして、古い方のサーバを解約する手続きになります。つまり一時的に、新旧2つのレンタルサーバを持つことになります。サーバそのものが切り替わるので、WordPressを引越しすることになります。アップグレードのような形式ではなく、WordPressを移行することになります。簡単なイメージとしては①新プラン申し込み、②WordPress引越し、③旧プランの解約です。初めての経験なので多少不安があります。

 

新プランの申し込みは、ネット上で簡単でした。さくらインターネットの会員メニューから申し込み可能です。

さくらインターネットのレンタルサーバ

さくらインターネットのレンタルサーバ

 

支払い方法を選択するだけでした。

さくらインターネット 支払い方法

さくらインターネット 支払い方法

 

8月6日夜中の0:00に申し込み手続きを開始して、0:10に受付完了のメールが届きました。およそ10分間で手続き完了です。新しい初期ドメインでサーバコントロールパネルへログインし、すぐにWordPressを作成できます。

 

 

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WordPressを上書きして移転(失敗編)

 

私は、2013年から5年間、「さくらインターネット」のレンタルサーバ「スタンダードプラン」を使用して、2つのWordPressを運用してきました。今まで大きなトラブルはなく、ときどき更新したり、デザインやテーマを変更するくらいでした。本格的にWordPressを移転した経験はありません。

 

WordPressの移転方法は、ネット上に多数の情報がありました。しかし読んでも、良くわからないので、とりあえず次の手法を試すことにしました。

新旧2つのレンタルサーバが、同時に1ヶ月間は稼働するので、失敗しても、1ヶ月あれば元に戻せると考えました。

 

最初の移行方法(失敗例です。)

 

新レンタルサーバでWordPressを設置する。

 

旧レンタルサーバのWordPressのフォルダ全てを、FTPソフトFilezillaでパソコンにダウンロードしてバックアップ用とする。

 

バックアップしたWordPressのフォルダごと、全てのファイルを新レンタルサーバのWordPressへFTPソフトで上書きする。

 

旧レンタルサーバの独自ドメインを削除してから、新レンタルサーバへ独自ドメインを設定する。

 

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新サーバにWordPressを設置

 

さくらインターネットのレンタルサーバは、コントロールパネルから新しいWordPressを簡単に設置できます。

 

最初に新しくデータベースを作成します。データベースの名前とパスワードを忘れないようスクリーンショットします。手書きは間違えると恐いです。

 

次に、このデータベースを用いてWordPressを設置します。コントロールパネルから10分程度で簡単に設置できます。設置が完了するとWordPressの初期画面になるので、サイト名は適当な名前をつけておきます。

 

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WordPressをバックアップ

 

FTPソフトのFilezillaで旧サーバに入り、WordPressを設置したディレクトリ全てを、パソコン上のハードディスクにダウンロードしました。ここが凄く時間がかかりました。Filezillaフル稼働で1時間でした。しかも転送エラーのcashファイルが200近くあり、先行きが恐ろしく不安でした。

 

次にFilezillaで新サーバに入り、パソコンにバックアップしたWordPressファイル全てを、新サーバのディレクトリにアップロードし上書きしました。これは20分くらいでエラーも出ずに終わりました。

 

独自ドメインの移転は、コントロールパネルから旧サーバに入り、独自ドメインを削除しました。旧サーバのコントロールパネルから一度ログアウトして、新サーバに入り直し、独自ドメインを新サーバの方で追加しました。

 

すぐにブラウザでサイトにアクセスすると、まだドメインが有効にならず、表示されませんでした。10分くらい後に表示されるようになりました。

 

独自ドメインを新しいサーバに設定し、以前と全く同様にWordPressが表示されていることを確認しました。

 

順調にWordPressの移行が完了したと思っていたところ、大きな間違いに気付きました。

 

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データベースの移行(失敗編)

 

新サーバのWordPressが順調に稼働したので、念のために、新旧サーバのコントロールパネルのデータを比較しました。旧サーバのスクリーンショットを見ながら、新サーバのコントロールパネルでデータ(主に容量や数量)を比較し確認しました。

 

すると、不思議な状況がわかりました。

 

新サーバのコントロールパネルにあるデータベース一覧の使用量が、0.88MBと表示され、やけに少ないのです。ほとんど使用してない空の状態です。これはデータベースが作成されていない可能性があります。

 

さくらインターネット データベース一覧

さくらインターネット データベース一覧

 

しかし、新しいサーバに追加した独自ドメインでサイトを確認すると、問題なくサイトが表示されています。過去の記事もクリックすれば表示されます。

 

「新サーバのデータベースが空の状態で、過去の記事が全て表示される」という不思議な状況でした。こうなると、古いサーバのデータベースを使っているとしか考えられません。旧サーバのデータベース使用量は86.39MBあるのです。

さくらインターネット データベース一覧

さくらインターネット データベース一覧

 

そこで、WordPressでデータベースを設定しているファイルを調べました。データベースを設定するファイルはWordPressディレクトリの中にある「wp-config.php」でした。ファイルの中身をテキストエディタで開き確認しました。すると、予想どおり旧サーバのデータベースが設定されていました。データベース名もMySQLのホスト名も、旧サーバのままでした。

 

WordPressのwp-config.php

WordPressのwp-config.php

 

つまり、新しいサイトは正常に表示されていますが、新サーバのWordPressで、旧サーバのMySQLデータベースを指定し使用している状態です。

 

これは「まずい」です。旧サーバは解約します。今回のプラン乗り換えの目的は、データベースを新サーバに変えて、動作を速くすることです。WordPressを新しくしたのに、データベースが古いままでは意味がありません。これではWordPress移行は失敗です。

 

現状は、新サーバのWordPressで、旧サーバのMySQLデータベースを使っている状態です。データベースを新サーバの方へ再設定しなくてはいけません。

 

WordPressのデータベースを設定しているファイルは「wp-config.php」です。早速、新サーバのコントロールパネルの設定情報を見ながら「wp-config.php」のデータベース設定を、新サーバへ書き換えました。

 

ところが、ブラウザでサイトを見ようとすると白紙画面です。何も表示されません。もしかしたら「wp-config.php」だけでなく、他にも影響する設定ファイルがあるのかもしれません。こうなるとお手上げ状態です。

 

仕方ないので、最初からやり直すことにしました。失敗した原因は明らかです。旧サーバのWordPressディレクトリを、そのまま新サーバのWordPressディレクトリへ上書きしたことです。そのため旧サーバのデータベースになってしまいました。

 

改善方法としては、新サーバのWordPressが、新しいデータベースで動いている初期動作を確認した後で、記事の部分を移す方法に変更します。初期動作のときは、空のデータベースで記事は0のはずです。記事がない状態で、新サーバのWordPressの動作を確認します。その後で記事部分のデータベースを移行するのです。

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