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「無収入」になるのは怖くないですか?定年退職後の「農業」とは

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ハワイのホテルから 2002年 人生100年時代
ハワイのホテルから 2002年
人生100年時代
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第二の人生として「農業」を選択するメリットの解説です。50代前半までは、農業よりも会社勤めの方が段前有利です。しかし定年退職後や再雇用が終わった後であれば、「農業」が有利になります。早いうちに「農業」を勉強した方が可能性が広がります。

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「人生100年時代」は、「農業」が有利

日本の農業は、1960年から1975年にかけて、大きく農家の収入が増えました。その後、農産物の輸入金額が増え続けると、反比例するように農家の収入が減少することになりました。農産物の輸入によって、農家の収入が減ったのです。

 

ほとんどの農家は、会社員に比較して、収入が低くなりました。農家を継がない人が増えてきました。私も、農家の長男ですが、東京に出て会社員になりました。高校を卒業する1978年のときには、すでに「将来、農家では食べていけない、収入が低くて無理」と思っていました。

 

実際に、現在(2019年10月)でも、会社員以上の年収を稼ぐ農家は、かなり少ないでしょう。跡継ぎがなく、農家を離れる人が増えています。使われない休耕地が増えてます。

 

20歳から50歳までは、家庭を持ったり、エネルギッシュに仕事に打ち込んで、バリバリと稼げる年代です。農業よりも、年収の多い会社員を選択する人の方が多いはずです。しかし会社員は、65歳までしか働けません。その後は無職になります。人生100年時代を考えれば、高齢者にとって、定年のない「農業」の方が良いはずです。自然を相手に、自由に農業する方が、健康にも良いのです。

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「農業」に必要なもの

実家が農家の人以外は、田畑を準備する必要があります。また、作物を販売するなら、その方法を学ばなくてはなりません。ただ65歳以上なら、自分の家で食べる野菜などで良いと思います。

 

田畑は、現在(2019年10月)は休耕地が多いです。市役所などで簡単に探せると思います。借りる場合の賃料は、かなり安いはずです。休耕地を持っている農家は、管理に困っています。固定資産税を賄えれば十分です。固定資産税は、場所にもよりますが、畑なら1,000㎡で、年間1.000円程度です。賃料も年間1万円以下の畑が多いです。それほど賃料は気にしなくて大丈夫です。

 

年金以外の収入を稼ぐなら、作物を売ることになります。農協や道の駅などに置いてもらうことになります。

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農業を始めるのに不安なこと

定年退職後、あるいは再雇用が終わる65歳過ぎなら、年金を生活費に充てられます。それほど農業で稼がなくとも困らないはずです。

 

むしろ、休耕地を借りて農作物を作れるなら、自給自足の生活が可能になります。満額の年金が貰えなくても、生活に困らないでしょう。

 

しかし、都会で暮らす会社員が、農業を選択するには、大きな不安・壁があります。農業の体験がないので、踏み込めないのです。

 

主な不安は、次の点です。

 

○近隣農家と上手に「付き合えるか」、友人ができるか

○体力が持つか

 

これらは、実際に体験しないとわかりません。

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定年後に農業が一般化するメリット

 

65歳で再雇用を終えた会社員が、第二の人生として「農業」を行うことが一般化すれば、次のメリットがあります。

 

休耕地を減少できる。農作物を増やせる。

自給自足で、年金を補填できる。

自然の中で身体を動かすので、健康になり、病気を防げる。

会社勤めが困難な人たちの受け入れ先になることも可能。

人生を長く楽しめる。

これらを考えると、農業のポテンシャルは大きいと思います。

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