大型オートバイの技能教習前に受ける「適性検査」の解説です。筆記試験のように合格ラインがあるわけではなく、図形や数字などを選択する「クイズ形式」です。自分の瞬間的な判断力を客観的に知る検査です。年齢を重ねるにつれ、判断力が鈍るのは仕方ないことです。
大型二輪教習所の「適性検査」
2014(平成26)年9月27日、いよいよ実際に大型オートバイに乗る日がやってきました。昨夜は緊張と不安に襲われ、よく眠れず、お腹の調子も良くないです。「このプレッシャーこそが快感なんだ」と自分に言い聞かせ、自宅から自転車で5分の教習所へ向かいました。
技能教習の前に「適性検査」です。しかし適性検査の予備知識が全くありません。筆記試験のようなテストかな、(落ちたら、どうしよう!)などと思い、少し緊張しました。しかし、中身は全く違いました。
「全員合格」する適性検査
「適性検査」の内容は、多数の図形の中から同じ図形を探したり、並んだ数字を見て、隣同士の数字が大きいか小さいか比較したり、好きな絵を選んだりするものです。心理テストやクイズのようでした。
運転に必要な判断力や性格を見るらしいです。54歳の私は、ほとんどの問題で、半分くらいしか回答できませんでした。慌てずに問題文をじっくりと読んだのです。周りの若い学生たちは、物凄いスピードで手を動かしていたので、全部解けたのかもしれません。やはり若い人たちのスピードには負けます。
大型二輪教習の「適性検査」は、既に免許を持っている人にとっては、「運転するときに、この部分が弱いから注意しましょう」という参考程度でした。それでも「適性検査」が終わると、久しぶりに集中したせいか、グッタリと疲れてしまいました。
適性検査に落ちなくて良かったです。たぶん全員合格です、誰も落ちないでしょう。そしてまもなく、待ちに待った技能教習1時限目です。
ドキドキ緊張してきました。