大型バイクのスラロームと平均台の走り方、失敗から学ぶ教習2時限

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大型バイク免許の試験に必要なスラロームと平均台(一本橋)の走り方です。YouTubeなどの動画で事前に勉強しても、実際には思い通りになりません。スラロームと平均台を走るときのポイントとコツを、くわしく解説します。失敗から学ぶための情報です。
 

筋肉痛で8の字走行

 

2014年10月4日

技能教習1時限が終わった翌朝、ベッドから起き上がると、股関節と太ももが筋肉痛でした。

 

昨日の教習では、緊張しながら右足を高く上げてバイクに跨がりました。何度か繰り返したので、筋肉痛になったのです。おそらく二十代なら筋肉痛にならなかったはずです。54歳の体力を改めて自覚しました。

 

教習2時限目はスラロームと平均台(平均台)でした。

 

最初は、教官の後ろについて走りながら1時限目の復習です。教習所のコース外周を走り、長い直線道路は3速で35Kmまで加速し、短い直線道路は2速で走ります。その後二輪専用コースで1速ギアを使い、ゆっくりと大きな八の字走行です。

 

教官は、バイクを左右に「スパッスパッ」と傾けながら、きれいに八の字を描きます。しかし私は、バイクを重く感じてしまい、車体をスパッと傾けきれずに、八の字が膨らみました。倒れそうになる怖さで、車体を十分に傾けられず、大回りになります。しかも回るときに「カクカク」とノッキング風で、かなりカッコ悪い走りでした。

 

誰かに見られていると思うと、(実際に見ているのは他の教官だけですが・・)恥ずかしい走りで冷や汗が流れてきました。八の字走行を3~4回ほど走行した後に、教官が「それでは次にスラローム行きます。」と言いました。

 

スラロームのコツはリズミカルなアクセル

 

いよいよ初めてのスラロームです。

 

今日までの一週間、YouTubeで大型バイクのスラローム動画を繰り返し見てきました。走り方のコツは理解しています。視線を先に向けて、車体を傾けパイロンを抜けたら、アクセルをふかして車体を起こすのです。傾けた車体をアクセルで起こす感覚です。

 

車体の傾きに合わせて、リズミカルにアクセルを「ブン、ブン、ブン」とふかして走行するのが、スラロームのコツです。頭の中では走り方をマスターしていました。ところが、すでに一週間もYouTubeで勉強したのに、全くできませんでした。

 

走り出すと、目の前のパイロンをよけるのが精一杯で、タイミングを測ってアクセルをふかす余裕がありませんでした。早めに車体を傾けながらハンドルを切って、ゆっくりとパイロンをよけるだけでした。スラロームはギアが2速なので、アクセルをふかさなくてもスピードが速いです。スラロームの後半になると、だんだん行き詰まり、リアブレーキを踏まないとパイロンを曲がれない状態に陥ります。

 

何度も繰り返してスラロームしました。しかし、アクセルをふかすタイミングがわかりませんでした。初めてのスラロームは、全く余裕がありませんでした。リズミカルにアクセルをふかせないのです。

 

(スラローム・・無理かも)と思いました。

 

初めての平均台で落ちる

 

次に教官が「スラロームの後に平均台に入ります。最初は2速のまま速く渡ってください。」と言いました。

 

ついに初めての平均台(平均台)です。大型バイク免許の鬼門と言われてます。しかし若い頃にモトクロスとトライアルの真似事をしていたので、自分は楽勝と思っていました。2速のまま平均台を渡ります。順調に数回渡り終えました。

 

「次はローギアです。1速に落として平均台を渡ってください。」教官からアナウンスがありました。2速ギアでスラロームを終えたら、止まらずに1速へギアチェンジして平均台を渡ります。これも余裕で渡り終えました。

 

「次は平均台の前で一時停止して、ローギアでゆっくり渡ってください。」

 

先程まで問題なく渡れていたので余裕だと思いました。スラロームを終えてギアを2速から1速に落とし、平均台の手前にある停止線で止まります。教官から走り方の説明を聞いた後、ゆっくりとスタートしました。クラッチを静かにつなげ、ふらつきながらスタートすると、すぐに平均台から落ちました。

 

(平均台から落ちた・・・)信じられない恥ずかしい事態に茫然となりました。

 

初心者向けの平均台のコツ

 

(おかしい、そんなはずない・・・)

 

落ちた後の2回目の平均台は、今までにない緊張で身体が固くなりました。ギアを1速に入れ半クラッチでゆっくりと走り出します。すると平均台の真ん中あたりでフラフラし始めます。上半身で車体のバランスを取ろうとしますが、やはり平均台から落ちてしまいます。

 

(この平均台、ほんとに平らなのか!おかしくね!)と疑ってしまいました。

 

すると教官が心配そうに近寄ってきて丁寧に説明してくれました。平均台は、乗っている姿勢が大事とのことで次の説明がありました。平均台を走行するときのポイントとコツです。

 

乗車姿勢は、少し猫背で前屈みになり腕を下げる。バイクのタンクに抱きつくイメージ。そしてニーグリップをしっかりする。

 

アクセルは、回転数が高すぎるくらいに開け気味にする。エンジン音がうるさいくらいで、アクセルは開けたまま戻さない。

 

スピードの制御は、半クラッチを繰り返してコントロールする。

 

バランスはハンドルを素早く左右に切って保つ、上半身でバランスとろうとしない。

 

最初の走り始めは速いスピードで平均台に乗り、バランスが落ち着いてから右足でブレーキをかけ、ゆっくり走る。

 

その後も何回かチャレンジしましたが、平均台の成功率は3割程度でした。野球のバッターなら3割の打率は良いです。しかし、大型バイクの検定試験で平均台から落ちれば、即、不合格です。やはり、平均台が鬼門かも知れません。

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