中高年におすすめな趣味「大型オートバイ」の解説です。50歳を過ぎると体力が衰えてきます。特に「おなか」がプックリと太ってきます。腹筋や腕立て伏せは、長く続かず、全く効果ありません。大型オートバイなら、楽しみながら身体を鍛えられます。
大型オートバイの「教習所ロス」
大型オートバイを「趣味」にしようと考え、大型二輪免許取得のため、教習所へ通いました。大型オートバイを毎月レンタルするより、教習所の方が安いからです。しかも安全にナナハンに乗れます。
無事に教習所を卒業したところ、こんどは「教習所ロス」になりました。教習所を卒業して、大型二輪免許を取得してから、「やること」がなくなってしまいました。教習所へ通っていたときは、週末に教習所で大型オートバイ(ナナハン)に乗れる楽しみがありました。わずか1時間の教習ですが、大型オートバイの加速感やエンジン音を十分楽しめました。ところが教習所を卒業してからは、週末にやることがなく、つまらなくなりました。
ハーレーダビッドソンに人生をかける?
「大型オートバイに乗りたい」と思う人は、ハーレーダビッドソンの購入を考える人も多いと思います。私は、現在55歳という年齢を考えれば、ハーレーダビッドソンに乗るなら、今がラストチャンスです。体力が残っている早いうちに買って、満足するまで乗った方が安全です。今ならまだ、運転テクニックも衰えていません。しかし一方で、自分の性格を考えると、ハーレーダビッドソンを買っても「1〜2年で飽きてしまう」とも思っています。
ハーレーダビッドソン以外の安い国産車も探しました。30万円くらいで、性能が良い大型オートバイもありました。でも、大型オートバイを買うなら、やはりハーレーダビッドソンでないと、後で後悔する気がします。
しかし妻は、私がハーレーダビッドソンを買うことに猛反対です。試しに少しだけ話したら、散々な結果でした。妻は、ものすごく怒り始め、目をつり上げて「そんなお金があるなら、私は自転車置場の屋根が欲しかったのよ!」と意味不明なことを言い出しました。こんな状況で、もしハーレーダビッドソンを買ってしまうと、間違いなく夫婦喧嘩です。もしかしたら「離婚騒ぎ」にまで発展するかもしれません。
妻の気持ちを考えれば、反対する理由も理解できます。若い頃、結婚する前に、私はオートバイで「事故」を起こしました。全身打撲と左手首骨折で、一週間入院しました。反対車線の乗用車が無理に右折し、ぶつけられたのです。ちょうど交番の目の前でした。入院中に「事故の実況見分」に訪れた警察官から、「あれだけ空中に飛ばされたら、普通、死んでしまうよ。よく生きてたね!」と褒められ、結婚する前の妻は、ベッドの隣で泣いてました。妻は、二度とあのような思いはしたくないはずです。
もし、私がハーレーダビッドソンを購入すれば、毎日、「事故に怯える」ことでしょう。それなら、「いっそのこと離婚して、他人の方が良い」と考えるかもしれません。
私は、やはり、そこまでしてハーレーダビッドソンを購入することはできませんでした。
楽しく「身体を鍛える」趣味
ハーレーダビッドソンの他に、何か「熱くなれる趣味」がないかと考えています。
趣味は、楽しくなければなりません。しかし「なければならない」と義務付けてしまうと自由がなくなり、反対に楽しくなくなります。
また55歳という年齢になると、趣味が健康につながると良いです。健康に良い趣味として「山登り」があります。しかし私は、昔から、「忍耐」が嫌いなタイプでした。長い時間、身体を痛めることに楽しみは感じません。楽しさが感じられる趣味でないと意味がありません。
「楽しく身体を鍛える」ことができる趣味、そうなると、やはり大型オートバイのハーレーダビッドソンです。