鈴鹿サーキットで開催される「F1日本グランプリ」を安く楽しむ方法です。バスツアーと個人旅行とマイカー、それぞれを比較した解説です。またレース開催日の宿泊場所は、鈴鹿サーキット近辺の予約は困難です。世界中からF1ファンが集まりますので、少し離れた宿を予約するのがコツです。
鈴鹿サーキットで「F1日本グランプリ」を楽しむ
自動車レースの最高峰であるF1世界選手権は、日本では、三重県の鈴鹿サーキットで開催されます。日本中のF1ファンだけでなく、世界中からF1ファンが三重県の鈴鹿に集まります。
私も2013年までは鈴鹿サーキットでF1観戦していました。しかし、2014年からF1のレギュレーションが変更になり、F1サウンドが楽しめなくなりました。一番の魅力であったF1サウンドが聞こえなくなり、F1観戦をやめてしまいました。
F1観戦の費用は、東京から鈴鹿サーキットまでの交通費と2泊3日の宿泊代やチケット代で、ほぼ10万円前後でした。かなり高い旅行代金ですが金額以上にF1観戦の魅力がありました。テレビ観戦も楽しいですが、実際にサーキットで間近に見て感じるF1マシンは別物でした。
信じられないスピードと官能的なF1サウンドは、身体で感じないとわかりません。サーキットでは、空気を伝わる感動がありました。なにしろ、目の前をF1マシンが走ると、紙コップのビールが、空気の振動で震え、泡立つのです。鳥肌が立つほどの感動を味わえるのです。日常の嫌なことなど、一瞬で忘れてしまいます。
ツアーと個人旅行
旅行会社のF1観戦ツアーはたくさんあります。自分で宿や交通手段を手配するよりも安いです。金銭面だけ考えるなら、F1観戦ツアーに申し込むのが良いです。しかし、ツアーのデメリットは次の2点です。
団体行動なので、時間を守らないといけない。特にトイレは注意が必要。
一人で参加すると、座席の隣には、むさ苦しい太った男性が座る。鈴鹿サーキットまでの往復はバスです。名古屋駅から片道1時間30分かかります。
ツアーでない個人旅行のメリットとデメリットはこの反対です。
時間を気にせず自由に行動できる。
交通費や宿泊費が高い。
私は緊張するタイプで、トイレが近く、団体行動が苦手でした。自分で宿を予約してマイカーで東京から鈴鹿サーキットまで行きました。走行距離は片道400キロで、走行時間は休憩を除き片道6時間でした。
レース開催日の宿と交通渋滞
鈴鹿サーキットで開催されるF1日本グランプリの日程は、半年ほど前に確定します。しかし、すぐに宿を予約しようと思っても、鈴鹿サーキット周辺は無理です。レース関係者が優先されています。
個人で予約できる宿は、鈴鹿サーキットから1時間30分くらい離れた名古屋駅周辺か鳥羽市周辺です。鈴鹿サーキット近くの宿を探すよりも、車や電車を使ってサーキットまで片道2時間程度の宿を探すほうが簡単です。
レース開催日の交通渋滞は、決勝日のレース終了直後が大渋滞します。ツアーバスは優先して駐車場から出られますが、マイカーはすぐに出られません。2時間ほど駐車場で仮眠してから帰る方が楽です。
まとめ、迷ったときの選択
マイカーの運転が好きで、一人でF1観戦するなら、ツアーでなく個人旅行がおすすめです。自由に気兼ねなく、ゆったりと行動できます。鈴鹿サーキット周辺の観光や温泉なども楽しめます。
車の運転が得意でない人、あるいは二人以上でのF1観戦なら、ツアーがおすすめです。団体行動になりますが、家族や友人と一緒ならおしゃべりを楽しめるので、時間の制約も気になりません。