F1サウンドと大型オートバイの魅力についての解説です。F1サウンドが2014年から消失し、楽しみがなくなりました。代わりの趣味として、オートバイをレンタルしようとしました。しかしレンタル料金が高いので、大型二輪の教習所へ通うことにしました。
F1サウンドの消失
世界最高峰の自動車レース「F1」は、鈴鹿サーキットで実際に観戦すると、テレビとは全く違う感動でした。エンジン音や空気を伝わる振動やオイルの匂いなどが、官能的な世界を創っています。「F1」ファンが、世界中から鈴鹿サーキットへ集まります。生のサーキットの雰囲気は、テレビで体感できません。

「F1」の魅力は、世界最高のスピードと高回転のエンジンから生み出されるエキゾースト音です。エンジンの回転数に比例する低音域から高音域までの「異次元の音」です。振動が空気を伝わり、身体の芯まで揺さぶります。「異次元の音」は、「F1サウンド」と呼ばれていました。
ところが、2014年から「F1サウンド」が消失しました。心を揺さぶる「F1サウンド」が、「壊れた掃除機」の音になったのです。ベッテルが言った「壊れた掃除機」は、誰もが上手い表現と感じました。それからは、毎年楽しみにしていた鈴鹿サーキットでのF1観戦をやめました。

年に一度の「F1」観戦をやめた後も、鈴鹿サーキットの思い出が懐かしくてたまりません。身体中に響き渡る、エンジン音・エキゾースト音、オイルやタイヤの臭い、世界中の人たちが集まる熱い空間でした。
最高峰のレース「F1」の魅力は、他のレースと比較できません。日常の社会には存在しない高回転域のエンジン音でした。澄みわたる高音でした。そのエンジン音が消失したのです。唯一の楽しみが消えてしまい、日常がつまらなくなってしまったのです。
わざわざ、東京から三重県の鈴鹿サーキットまで旅行して、チケット代を含めて10万円もかける価値が消失したのてす。
年に1回度だけの贅沢な楽しみだった「F1」観戦を、2014年から諦めました。音のない「F1」観戦に対して、10万円をかける価値が見い出せません。「F1」観戦以外に、他に何か楽しめることがないか、ずっと考えていました。
レンタルオートバイの料金
9月に入り、気持ち良い天気になりました。「F1」の代わりに、何か楽しめることを考えていたときです。(そうだ、オートバイの中型免許を持っているじゃないか)と思い出しました。晴れた日に、風を感じながらオートバイで走るのは爽快です。早速、400ccクラスの中型オートバイをレンタルできる店を、ネットで探しました。

私が持っている二輪免許は中型です。400ccクラスまで乗れます。いくつかの店が見つかり、レンタル料金を比較しました。すると、24時間で12,000円ほどです。意外とレンタル料金が高いので驚きました。車のレンタカーなら、1日5千円くらいからあります。レンタカーよりも、オートバイのレンタルの方が安いと思っていました。およそ5千円くらいとイメージしていました。
24時間で12,000円というオートバイのレンタル料金は、やはり高いと感じました。
レンタルよりも、大型二輪教習所の方が安い
いくつかのレンタル店を比較すると、どれも同じくらいのレンタル料金でした。どこのレンタル店にしようか迷っていると、ふと、良いアイデアが浮かびました。
これからオートバイを趣味にするなら、おそらく月に2回以上レンタルします。毎月2万円の出費なら、年間24万円です。それなら、大型二輪の教習所の方が安いかもと思いました。一回1万円以上するレンタル代にお金を使うより、いっそのこと、大型二輪の教習所へ通ってしまうのです。そうすれば、教習所内をオートバイで安全に走れます。しかも大型オートバイに乗れます。

中型のオートバイをレンタルするより、大型オートバイの免許を取ってしまった方が、得だと思いました。役立つ場面はないかもしれませんが、一生の資格になります。今まで、750ccの大型オートバイに乗ったことがありません。大型オートバイをアクセル全開にした加速感を味わいたくなりました。
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