なんと新車レヴォーグのバンパー下部をこすってしまいました。直前にバッテリー上がりで痛い出費があった直後です。ディーラーの修理見積りは3万円、仕方なく自分で直すことにしました。自分で直したところ、作業時間は2時間で6千円で完成しました。
気付かないうちに新車レヴォーグのバンパーをこする
納車後わずか二週間の出来事でした。新車で購入したレヴォーグのフロントバンパー下部をこすってしまったのです。わりと大きな10センチ程度の「こすりキズ」です。スバルのディーラーで修理の見積もりをお願いしたところ費用は3万円でした。少し前にバッテリー上がりで3万6千円の痛い出費をしたばかりです。仕方なく自分で材料を買って直すことにしました。
この写真がバンパー下部のキズを自分で補修した写真です。
補修前
補修後
こすりキズの原因には心当たりが・・
バンパー下部の「こすりキズ」に気付いたのは、スバルの営業担当者です。2017(平成29)年9月9日に購入したレヴォーグの1ヶ月点検で、洗車時に営業担当者が見つけてくれました。自分で気付かないところが、58歳という年令を感じてしまいます。こすりキズを見たときは、かなりショックでした。
実は新車1ヶ月点検の当日に、バッテリー上がりで交換費用3万6千円という痛い出費があったばかりです。その直後にキズがわかりました。1ヶ月点検が終わり、営業担当の人が洗車後のレヴォーグを拭いていたときにバンパーのキズを発見したのです。仕方なく出費を抑えるために自分で直すことにしました。
こすりキズの原因については、よくよく思い返すと心当たりがありました。9月9日に納車されてから、二週間後の雨の夜です。狭い道路を左に曲がるとき、道路の側溝が斜めに高くなっていました。奥側の路面が少し高くなっていたのです。切り返せば良かったのですが、そのまま強引に曲がったところ、ガリガリと何かをこする音がしました。このときバンパー下部を路面でこすっていたようです。
バンパーこすりキズの補修用品を探す
15年ほど前、中古のBMW325iに乗っていました。会社の近くに駐車していたところ、リアトランクにキズをつけられました。釘のようなもので10センチほどの深いキズでした。そのときも自分で補修しました。リアトランク上部の目立つ部分でしたので、自分でスプレーした跡がクッキリわかり、あまり上手くできませんでした。
そこで今回は、インターネットやyutubeで車のキズの補修方法を十分に調べました。ソフト99のサイトが丁寧な説明でわかりやすかったです。ソフト99の補修用品をまとめて購入することにしました。
キズを滑らかに削り取る紙やすり
耐水サンドペーパーセットM 410 円
紙やすりをかけるときの持ちやすいパッド
サンドペーパー用研磨パッド 410 円
スプレー跡を目立たなくするボカシ剤
ボデーペンボカシ剤 778 円
塗料スプレーがきれいにつく下地処理
シリコンオフ300 950 円
塗料スプレー
Myボデーペン(特注色) 2,160 円 スバル・K3X・ラピスブルーP
商品小計: 4,708 円 通常送料: 648 円
総支払額: 5,356 円でした。
すべてソフト99で揃えたので、まとめてダンボールで送ってくれました。
バンパー下部のこすりキズ、補修前後の拡大写真
バンパー下部のこすった場所です。少し離れた位置では気付かないです。
キズ部分を拡大すると、かなり擦れて、毛羽立っています。
こすりキズ補修作業の手順
補修の作業手順は、次のとおりです。
- サンドペーパーで、きれいに平らにする。
- シリコンオフを塗る。
- ボカシ剤を塗る。
- 塗料をスプレーして完成。
最初はサンドペーパーでキズをきれいにします。バケツに水を入れておき、サンドペーパーをこまめに水で洗いながらキズのあるところをこすります。
サンドペーパーを専用パッドに巻きつけて使用します。
サンドペーパーは目の粗い150番から順に使います。キズをこする時間はひとつのサンドペーパーで3分くらいでした。
粗い目 → 細かい目の順番です。
150番 → 320番 → 600番 → 1000番
指で触ると、ほぼ平らになりました。
キズがとれて表面が滑らかになったら、次に塗料のスプレー作業です。
ゴミ袋を代用してマスキングし塗料をスプレー
スプレー前にキズ以外の部分に塗料が飛び散らないようマスキングします。マスキング用品は家庭用ゴミ袋とガムテープで代用しました。
キズの部分だけを残しガムテープで周りを覆います。
塗料をスプレーする前にシリコンオフをスプレーします。目に見えない汚れや油分を除去します。シリコンオフスプレーをたっぷりかけ、マイクロファイバークロスなどのきれいな布で拭き取ります。布は繊維の抜けないものが良いです。
次に塗料をスプレーした部分が目立たなくなるよう、事前にボカシ剤をスプレーします。
最後にボディーペン塗料をスプレーします。ゆっくり2回ほど塗ります。
スプレー1回目、ほぼ完成。
スプレー2回目で完成。素人にしては、まあまあの出来でした。なぜか高倉健さんの有名なセリフ「自分、不器用ですから‥」を口ずさみました。
少し離れたところから見ると全くわからなくなりました。
まとめ、バンパー下部の塗装費用と作業時間
バンパー下部の「こすりキズ」を自分で直した感想をまとめました。
〇費用の比較
スバルのディーラー 3万円
自分で補修 ソフト99補修用品 5,356円
〇作業時間
ゆっくりと作業して、ほぼ 2 時間
洗車と乾燥 30分
サンドペーパー 30分
スプレーと乾燥 30分
休憩 30分
やはりサンドペーパー作業が疲れます。休憩しながら作業しました。作業中に高倉健さんの有名なセリフ「自分、不器用ですから‥」をなぜか数回口ずさみました。自分にしては出来上がりが満足でした。