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【関連コンテンツ廃止】AdSense Multiplex 広告のメリットとデメリットを解説

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旧 国立競技場 2014年 AdSense
旧 国立競技場 2014年
AdSense
記事内に広告が含まれています。

Google AdSense の「関連コンテンツ」は、2022年3月1日をもって廃止されました。これに伴い、「関連コンテンツ」に代わる新しい広告フォーマットとして、「Multiplex 広告」が導入されました。

Multiplex 広告とは、広告ユニット内のグリッドに複数の広告を表示する、ネイティブ広告フォーマットです。関連コンテンツよりも設定が簡単で、広告収益の向上やユーザー体験の向上が期待できます。

本記事では、Multiplex 広告の概要と特徴、メリットとデメリットについて解説します。関連コンテンツから Multiplex 広告への移行を検討されているWebサイト運営者の方、Multiplex 広告について詳しく知りたい方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

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はじめに

AdSense広告の「関連コンテンツ」と 「Multiplex 広告」の違い

従来の「関連コンテンツ」は、Web サイト内のコンテンツと関連性の高い広告を表示する、ネイティブ広告フォーマットでした。記事コンテンツの中に、ランダムに広告が入っていました。一方、「Multiplex 広告」は、広告ユニット内のグリッドに複数の広告を表示する、ネイティブ広告フォーマットです。記事のコンテンツは含まれず、広告だけが表示されます。

関連コンテンツは、Web サイト内のコンテンツと関連性の高い広告を表示するため、ユーザーにとって有益な広告を表示できるというメリットがありました。しかし、関連性の高い広告を表示するためには、Web サイト内のコンテンツを分析する必要があるため、設定が複雑になるというデメリットもありました。

Multiplex 広告は、記事コンテンツは表示されませんが、さまざまな広告を組み合わせて表示できるため、広告収益の向上が期待できます。また、ユーザーの興味や関心に合わせて広告を表示できるため、ユーザー体験の向上も期待できます。

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Multiplex 広告の特徴とメリット

広告ユニット内のグリッドに複数の広告を表示

Multiplex 広告は、広告ユニット内のグリッドに複数の広告を表示します。広告の種類は、テキスト、画像、動画など、さまざまなものを組み合わせることができます。

カスタマイズ可能なフォーマット

Multiplex 広告はカスタマイズ可能なフォーマットであるため、サイトに合わせてスタイルを変更することができます。

広告収益の向上

Multiplex 広告は、さまざまな広告を組み合わせて表示できるため、広告収益の向上が期待できます。

ユーザー体験の向上

Multiplex 広告は、ユーザーの興味や関心に合わせて広告を表示できるため、ユーザー体験の向上も期待できます。

設定が簡単

Multiplex 広告は、関連コンテンツよりも設定が簡単です。

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Multiplex 広告のデメリット

Multiplex 広告のデメリットは、以下のとおりです。

広告感が強くなる可能性がある

Multiplex 広告は、広告ユニット内に複数の広告を表示するため、広告感が強くなる可能性があります。

パフォーマンスが低下する可能性がある

Multiplex 広告は、複数の広告を同時に表示するため、パフォーマンスが低下する可能性があります。

Multiplex 広告は、関連コンテンツに代わる新しい広告フォーマットです。広告収益の向上やユーザー体験の向上が期待できる一方で、広告感が強くなる可能性があるというデメリットもあります。関連コンテンツから Multiplex 広告への移行を検討する場合は、これらのメリットとデメリットをよく理解した上で、判断することが重要です。

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Adsense広告の「関連コンテンツ」導入時の状況

 以下は、古いAdsense広告「関連コンテンツ」についての解説です。

「関連コンテンツ」が新しく導入された当時は、Adsenseの広告配置数が3つまでに制限されていました。「関連コンテンツ」が広告数に含まれるか迷う人も多かったと思います。また「見出し」もつけるか悩むと思いますが、必要ありません。

2017年3月20日、ブログに掲載しているAdsense広告のスタイルを変えようと思いました。久しぶりにAdsenseの広告設定画面に入りました。すると、今までと違う画面が表示されました。新しい広告ユニットの画面になると、左側に「テキスト広告とディスプレイ広告」、右側に「関連コンテンツ」という、初めて見るデザインの選択画面でした。

「関連コンテンツ」とは何だろうと思い、Adsenseヘルプなどで調べました。いわゆる「関連記事」を自動で表示して、さらに、記事の間に広告が表示されるようです。クリックの増加が期待できます。

Adsenseヘルプからの抜粋

コンテンツ量の多い長めのページ(関連画像などを使って詳しい情報を記載した記事ページなど)に最適です。

成果を高めるには、関連コンテンツ ユニットを記事のすぐ下(スクロールしなければ見えない位置)またはサイドバーに配置することをおすすめします。

関連コンテンツ ユニットの近くに広告を配置すると、広告の掲載効果を高められます。

Adsense広告を配置するときは、見出し(「広告」と「スポンサーリンク」)や配置数で制限がありました。しかし、関連コンテンツに「見出し」は必要ありません。「広告ではない」ので広告の数にも含まれません。関連コンテンツの配置数にも制限はありません。

Adsenseの関連コンテンツは、サブドメインのサイトに掲載可能です。関連記事としてランダムに表示される内容は、掲載したサイト以外の同一ドメインの記事が表示されてしまいます。サブドメインで異なる目的のサイトを運営しているときは注意が必要です。サイトと関係ない記事が「関連コンテンツ」として表示されてしまいます。あまり見栄えが良くないです。改善を期待したいところです。

なお、スマホに「関連コンテンツ」を画面一杯に表示するのは可能です。「関連コンテンツ」は広告ではないので。

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「広告配置数」の制限撤廃

2016年8月中旬から、Adsense広告の設置数について上限数の制約がなくなりました。コンテンツが多ければ、広告数も多く配置可能です。収入アップが期待できます。

2016年8月以前は、次の制限がありました。

コンテンツ向け Adsense ユニットは 3 つまで

リンクユニットは 3 つまで

検索ボックスは 2 つまで

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広告配置数に制限があった過去のルール

サイトにAdsense広告を掲載する場合、1ページに配置できる数の上限

広告ユニット 3
(ただし300×600 のサイズは1つのみ)

リンクユニット 3

検索ボックス 2

合計 8つ

以下、Adsenseポリシーから抜粋

コンテンツ向け Adsense の広告ユニットは 1 ページに 3 つまで配置できます。

ただし、これら 3 つの広告ユニットのうち、300×600 のサイズを使用できるのは 1 つのみです。

300×600 以外であれば各ページに同じサイズの広告を複数掲載できます。

また、3 つのコンテンツ向け Adsense の広告ユニットに加え、リンク ユニットを 3 つまで、検索ボックスを 2 つまで各ページに配置することも可能です。

これらのポリシーは、PC 向けとハイエンド携帯端末向けのどちらのサイトでも同じです。

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配置数撤廃後のAdsenseルール

2018年2月、Adsenseヘルプから抜粋

ページ内の広告数がコンテンツ数を超えなければ、広告ユニット、リンクユニット、検索ボックスを組み合わせてサイトの各ページに配置できます。

広告や有料の宣伝用資料は、配信するページのコンテンツよりも多くなってはならないものとします。

配置できる広告数について、具体的な数字がなくなりました。全体の見た目で判断することになります。パッと見て、やたらと広告がうるさい感じなら修正が必要です。あるいは、Adsenseから、規約違反メールが届くまで様子を見るのも可能かもしれません。

 なお、Adsenseの規約は、わりと頻繁に改正されます。事前にアナウンスはあるのですが、気付かない人が多いです。最新の規約を確認するようにしましょう。

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