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Adsense収益はバレますよ!「確定申告」を忘れると、大変なことに!

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セブ島 2006年 AdSense
セブ島 2006年
AdSense
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Adsense収益の確定申告についての解説です。所得税の確定申告は、わりと簡単です。収入と支出のデータさえあれば、30分で確定申告書を作成できます。

 

Adsense収益が、月額1万円を超えるようになると、税金について考えるようになります。税金の申告と聞くと、なんだか面倒な気がしてきます。確定申告は、税理士さんへお願いしないと無理なような気がします。

 

個人で事業として(生活費を稼ぐ本業)行うときは、税理士さんへ依頼する方が安全です。

 

しかし個人が、副業や小遣い稼ぎとしてAdsense収益を稼いでいるのであれば、自分でも確定申告ができます。わりと簡単です。

 

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ついに確定申告

 

ついに私も、Adsense収益について確定申告しました。2020年2月15日、郵送で提出しました。初めての経験なので、確定申告書を作成する前は、ハラハラ、ドキドキでした。

 

所得税の確定申告は、多くの会社員は対象外です。会社から給与をもらっている人は、会社側が「年末調整」してくれます。毎年11月〜12月頃に生命保険などの書類を提出するだけです。

多くの人は、税務署へ確定申告を提出する機会がなく、書類の作成経験がないために、面倒そうに感じるのです。

 

しかし、現在(2020年)は、インターネット上で「確定申告書の作成方法」を簡単に調べられます。また、最寄りの税務署へ相談に行けば、親切に書き方を教えてくれます。

 

私は、独学で、インターネット上の情報(主に国税庁のサイト)で、作成しました。Adsense収益のデータや、支出経費の領収書などのデータを集める(集計)のに時間がかかりましたが、確定申告書そのものは30分くらいで作成できました。簡単でした。

 

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確定申告が「必要か」確認

2020年2月15日に、Adsense収益の確定申告書を税務署へ提出したときの詳細について掲載します。これからAdsense収益の確定申告を行う人に参考になると思います。自分の備忘録でもあります。

最初に、Adsense収益が確定申告の対象なのか確認します。

主な生活費は、会社員としての給与で、副業としてAdsense収益を稼いでる場合です。また、今回の説明では、住民税申告は省略します。確定申告すれば自動的に住民税も申告されますので。

副業のAdsense収益は、所得税では「雑所得」になります。所得が年間20万円以下なら確定申告は不要です。

所得は、収入ー必要経費です。

必要経費としては、収入を得るために支出した金額です。

Adsense収益は、1月から12月までに発生した収益です。入金日とは関係ありません。Adsenseのサイトで、「月毎」のレポート出力で簡単に集計できます。1月から12月までのAdsense収益が20万円を超えそうなときは、必要経費の確認が必要です。必要経費を差し引いて20万円以下なら確定申告は不要です。

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気になる「必要経費」の判断

Adsense収益の確定申告は、所得が20万円を超えたときです。所得は収入ではありません。

所得=Adsense収益ー必要経費

つまり必要経費によって所得が変わり、確定申告するか判断することになります。

 

必要経費は、Adsense収益を稼ぐのに、実際に支払った経費です。Adsense収益を稼ぐブログが、有料のレンタルサーバーやドメインを使っているときは、それらの料金になります。

 

必要経費を計算するときは、最初に根拠となる領収書、クレジットカードの引き落とし明細などを集めることになります。日常的に、一箇所へ集めておくと効率的です。1年間に支払った(債務が確定した)経費です。

 

タックスアンサーで確認しましょう。

No.2210 やさしい必要経費の知識|国税庁

 

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「按分」計算の考え方

 

必要経費を計算するときに、「按分計算」することがあります。Adsense収益だけでなく、他の目的にも使用した経費は、割合を決めて按分計算します。例えばインターネット回線の接続料金であれば、Adsense収益を稼ぐために、どのくらい割合を占めるかです。割合は、具体的な数値で決めます。例えば、インターネット回線を利用する時間に対して、Adsense収益を稼ぐためのブログ作業に、何時間費やしているか等です。

 

「按分計算」は、なかなか正確に計算するのは困難ですが、実態に即して、時間や面積などの数値を基に計算します。計算方法は記録に残します。私は、エクセルに記載してます。そして確定申告書の控え書類と一緒に保存しておきます。

 

題材を基に、Adsense収益を稼ぐ記事を作成したときは、次の基準で按分計算を考えます。

その題材がなければ(お金をかけなけらば)、記事が書けなかったか?

記事の題材が高額なとき、「その費用を他人に支払っても、依頼して記事を書いてもらったか?」で判断します。

 

例えば、ヨーロッパ旅行を題材に、記事を書いたとします。旅行代金は、70万円でした。領収書も保存してあります。

ヨーロッパ旅行の記事が1つだけで、その記事からのAdsense収益が、年間1万円だとしたら、どうでしょう。必要経費として70万円を計算するのは、無理があります。そして、もしその記事を他人に書いてもらうとしたら、記事の執筆料で70万円支払いますか?

 

年間1万円の収益しかない記事に対して、最大限払えるとしても1万円でしょう。もちろん記事を作成すれば、その後何十年も収益を得られる可能性は否定できません。しかし、稼げる保証もないのです。ひとつの記事を書いてもらい1万円は、アクセスを集める記事など、内容によってはあり得るでしょう。しかしAdsense収益年間1万円の記事に対して、必要経費70万円は無理です。

 

判断に迷うときは、「他人に対して、お金(必要経費)を払ってまで書いてもらいたい記事か?」と考えます。他人に払っても書いてもらいたい範囲が必要経費です。

 

そして按分計算したときは、領収書と合理的な計算式が必要です。「第三者が納得する理由」に基づく計算式です。

 

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実際の「必要経費」

 

実は、私は、かなり失敗しました。今年(2020年2月)確定申告することになると想定していませんでした。領収書を保存せずに捨ててしまいました。Adsense収益を稼ぐのに参考になった書籍類や、データ保存用のSSD外付けディスク、ブログ記事にした題材などの領収書を捨ててしまいました。もし、按分計算したとしても10万円以上の必要経費になったはずです。

仕方なく、今回、2020年2月15日に郵送で提出した「確定申告書」では、次のものを必要経費としました。

 

自宅のインターネット回線料金 按分計算は5割、ほとんどアドセンスブログの作成に使用してますが、家族も少しだけ使っているので。

レンタルサーバー代 Adsense収益を稼ぐブログのみのため10割

独自ドメイン代 Adsense収益を稼ぐブログのみのため10割

スマホ代 按分は7割、実際は99%ブログ更新で使用ですが、少なく計算してます。

電気代 按分は1割、デスクトップパソコン、ノートパソコン、ビデオでニュース確認のため、わりと電気代を使ってます。

消耗品(記事の題材)按分は3割、記事を作成するのに必要でした。日常でも使うので按分しました。実際は5割くらいと思いますが、少なめにしてます。

初めての確定申告なので、按分計算は、すべて少なくしました

 

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Adsense収益の「税額計算」

 

実際に確定申告書を作成すると、理解が早いですが、「雑所得」の所得税は、次の方法で計算できます。

 

給与の年末調整で適用されている「税率」を確認します。源泉徴収票の「給与所得控除後の金額」-「所得控除の額の合計額」で「課税給与所得金額」を算出し税率を求めます。

 

「課税給与所得金額」に応じて計算式(税率)が変わります。

正確な税額は、給与所得と雑所得の合算で計算します。Adsense収益部分の、およその税額は、次の「課税給与所得金額」の税率で計算できます。

195万以下 5%
195万超 330万円以下 10%
330万超 695万円以下 20%

 

Adsense収益の所得 × 税率

 

確定申告書の作成を終えると、正確な税額が判明します。

所得税の確定申告|国税庁
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