AdSenseで稼げないときの解決策です。AdSense収益を稼ぐためには、コンテンツの質を高めてアクセスを集める必要があります。最初の頃は、AdSense収益がほとんどないです。しかし少し工夫するだけで、徐々にアクセスが集まります。
AdSenseで稼げない時期とは
私は現在(2020年5月)、AdSense収益が、月額4万円を超えています。多いときは月額5万円を超えることもあります。お陰様でと言いますか、残念ながら確定申告せざるを得ない状況になっています。1年前(2019年5月)と比較すると、ほぼ1万円増えました。不思議なことに2年毎に、ほぼ倍増してます。
AdSense収益 月額の推移
2020年5月 43,975円
2019年5月 28,940円
2018年5月 28,834円
2017年5月 11,632円
2016年5月 10,228円
AdSenseで稼げない時期は、「どうしたら稼げるようになるか」、知りたいと思います。私自身、ちょっとしたきっかけからAdSense収益が伸びてきました。それまでは、月額1,000円前後で「AdSenseは稼げないもの」と諦めていました。AdSenseで稼げなかった時期は、2010年4月から2013年8月までの3年4ヵ月です。特に最初の1年間は、月額収益は、ほぼ0円でした。月額収益が1円とか2円の「暗黒時代」でした。
実際にAdSense収益が伸びるようになった経験からすると、手法を変えることで、稼げるようになると思いました。私自身、ちょっとした改善で、収益が大きく変わってきました。その方法を解説します。
検索エンジンは進化している
2020年現在、AdSense収益を稼ぐためには、コンテンツの内容が最重要です。一昔前まで(2012年以前)は、更新頻度と被リンク数が最重要でした。 内容は薄くても、1日に5つくらい新しい記事を作ることでした。また、ペラサイトと言われるコンテンツの少ないサイトから、自作自演でリンクすることが有効でした。しかし、現在は全く変わりました。中身の薄い、価値の低いサイトは、Googleの検索エンジンが評価しないようになりました。Googleの検索エンジンが進化しているのです。
AdSense収益を稼ぐためには、訪問者を増やすのが最善の方法です。アクセスを集め、ページビュー数を増やすことです。そのためには、Googleの検索エンジンで、検索結果の上位に掲載される必要があります。ほとんどの人は、Googleでキーワードを入力して検索するとき、最初の1ページしか見ません。 検索結果の2ページ目や3ページ目を見る人は、かなり少数です。
つまり、AdSense収益を稼ぐためには、Googleの検索エンジンで、上位に表示される必要があります。できれば10位以内です。Googleの検索エンジンが評価するのは、コンテンツの内容・質です。ブログであれば記事の内容です。
記事の内容、コンテンツの質を高めるために、私が実際に行ってきた方法を解説します。その前に、参考として稼げてるブログの現状です。
月額4万円を超えたブログの現状
ブログサイトのテーマは、仕事に関する「実務専門サイト」です。いわゆる特化型です。このサイトのように雑記型ではありません。(このサイトでも、ときどき月額1万円くらいの収益はあります。でも平均すると月額7千円くらいです。記事数は420もあるのですがね。)
有料のレンタルサーバーと独自ドメインで運営しています。本サイトでも別記事で詳しく解説していますが、さくらインターネットを利用しています。月額800円くらいです。安くて手軽なサーバーです。
私が有料のレンタルサーバーへ切り替えた時期は、ちょうどAdsense収益が月額1万円を超えた2013年9月です。無料ブログのSeesaaの記事を、有料のレンタルサーバーへ移行しました。それまでは月額2,000円以下でした。2010年4月に、初めてブログを開始した頃は、それほど「稼ぐ」ことを意識していませんでした。(収益がほとんどなかったことも理由です。「どうせ稼げない」と思っていました。)無料ブログのSeesaaで始めたのですが、自分の備忘録として、メモ代わりに記事を作成していました。誤字脱字だらけで、時々自分でも読めないほどの文章でした。第三者向けでもなく、AdSense収益を稼ぐことも意識していませんでした。
現在(2020年6月)月額4万円を超えているブログの記事数は、216です。一つの記事の文字数は、およそ2,000文字です。文字数が多いと、やはりアクセス数も多い傾向です。一番アクセスの多い記事は、文字数が4,600です。
ブログサイトは、WordPressで運用しています。WordPressのテーマは無料のCocoonです。
少し話が逸れましたが、それでは 、AdSense収益が増えるブログの改善方法、修正方法について解説します。
ひとつの文章を短くする
2012年11月頃、無料のSeesaaブログの記事が、誤字脱字ばかりで汚くて、自分でもわからない状態でした。文章を作成する練習にもなると思い、少しづつ文章を修正しました。この時期は「アクセスを増やす」という意識ではなく、単純に「綺麗な文章に直す」と言う方向でした。1日30分ぐらい、気が向いたときだけ、ちょこちょこ修正してました。
すると次第にアクセスが増えてきました。Seesaaブログは、標準でアクセスデータがわかります。文章を直しているうちに、アクセス数が右肩上がりになり、なぜか面白くなってきました。自分が書いた文章を、多くの人が読んでくれることに、面白さを感じ始めたのです。
「読みやすい文章、人に読まれる文章」を意識するようになりました。ネットで色々と調べた結果、「伝わる文章」がわかってきました。私が心がけた文章の修正方法です。
一つの文章を、なるべく短くする。長くても2行程度に抑える。そして句読点(、)は、1~2箇所にする。
政治家の話し方が勉強になります。短い言葉で、わかりやすく表現することが大切です。いわゆるカリスマ的な話し方です。小泉総理や田中真紀子議員、小泉進次郎議員などがカリスマ的な話し方です。短い言葉で、間を開けて話し、人を惹きつけます。
長い文章や長い話だと、結局、何が言いたいのか、わからなくなってしまいます。話がぼやけてしまうのです。そうではなく、短い言葉で、簡単に伝えます。わかりやすい表現が一番大切です。 そして、ひとつの文章の中に、二つの事柄は入れないことです。
「役立つ」内容へと、文章の表現を工夫
文章を直す上で、次に注意したのが「SEO」(検索エンジン対策)を意識した修正です。これは、アクセスを増やすための方法をいろいろ試した結果、わかってきたことです。昨年2019年あたりから意識していることです。
文章の書き方を「役に立つ表現」にすることです。記事を読むために訪れる人は、「何かを探して」います。「回答を見つけたい」のです。Google の検索サイトでキーワードを入力するのは、そのキーワードについて、何かを知りたい、あるいは困っていることを解決したいのです。その答えを表現するように修正しました。
例えば次のような修正方法です。
修正前
このカレーライスは美味しい。修正後
美味しいカレーライスを探すなら、〇〇の店です。
修正前の文章は、単なる自分の感想です。サイトを訪れる読者は、見たこともないサイト管理人の感想など聞きたくもありません。興味もないでしょう。しかし、美味しいカレーライスが食べられるお店の情報であれば、興味があります。役に立つ情報です。表現の方法によって、「役に立つコンテンツへ変えられる」のです。これはかなり効果的でした。
惹きつける「記事のタイトル」
アクセスを増やすための「SEO」を勉強し始めてから、記事のタイトルを見直しました。しかし記事のタイトルを変えるのは、少しリスクがあります。すでにアクセスが集まっている記事であれば、タイトルを変えることで、逆にアクセスが減ってしまうこともあります。かなり勇気が必要です。それでも私は、すべてのタイトルを修正しました。
記事のタイトルを修正するときに、心がけた方法は次の通りです。
タイトルの文字数は30文字にする。
注意を引くタイトルにする。
キーワードと一緒に、オノマトペ(擬音語など)や感動する言葉を入れる。
効果的なタイトルをつけるために勉強した方法は、「キャッチコピー」の作り方です。特に YouTube でキャッチコピーの作り方に関する動画をたくさん見ました。
するとキャッチコピーというのは、新しく作るよりも、「既にある効果的な言葉を使った方が良い」ことがわかってきました。またキャッチコピーには基本型があり、それらを記事にあてはめて、タイトルを修正しました。
キャッチコピーのパターン・基本型は、Google などで「キャッチコピー 基本型」などで調べることができます。
効果が現れる「時期」
もし現在、AdSenseで稼げない、アクセスが集まらないブログであれば、上記の方法で、確実にアクセスが集まるようになるはずです。
ただ注意したい点があります。ブログの記事やタイトルは、じっくり考えて作ることです。適当(良くない方の意味です。)に「エイヤー」と早く片付けようとすると、不思議なことに、読んでいる読者も、それを感じ取ります。適当に書いた記事は読まれないです。
すぐに、全記事を直そうとは思わずに、ゆっくりと時間をかけることです。
ブログは、時間をかければかけるほど、アクセスが集まります。時間をかけないとアクセスは集まりません。また私の経験からすると、ブログを修正した後に効果が 現れるまで、およそ3ヶ月かかります。 3ヶ月後になって効果が確認できます。気長に待つ必要があります。
最後に、ブログを長く続けるためにも、「無理して書かない」ことです。ここは人によって考え方が違うのですが、私の考えは、無理してブログを書くと、書くこと自体が苦痛になってしまうと思います。それよりも、気楽な気持ちで「書きたい時に書く」、「 直したい時に直す」という方が、ブログを楽しめて長続きすると思います。
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