2017年から「人生100年時代」という言葉を良く聞くようになりました。現在(2018年)の平均寿命は女性87歳、男性81歳です。実際に平均寿命が100歳になる時期はいつなのか、予想しました。
「人生100年時代」とは
「人生100年時代」という言葉は、2016年に発売された書籍「LIFE SHIFT ―100年時代の人生戦略」から流行しました。著者は、ロンドンビジネススクール教授のリンダ・グラットンです。2107年になると、先進国の多くの人が100歳以上になるというものです。
「超長寿社会」は聞き慣れた言葉でしたが、具体的な年齢まで表示した「人生100年時代」は、わかりやすくインパクトがありました。昨年(2017年)から良く耳にするようになりました。
では、本当に平均寿命が100歳になるのでしょうか?
過去の平均寿命 1947-2017
参考に過去の平均寿命を調べました。
1947年 男50 女53
1960年 男65 女70
1970年 男68 女74
1980年 男74 女78
1990年 男75 女81
2000年 男77 女84
2010年 男79 女86
2017年 男81 女87
単純に平均寿命の伸びをまとめると次のようになります。
過去70年間の平均寿命伸び率
男性 31歳
女性 34歳
一年間の平均寿命伸び率
男性 0.44歳
女性 0.48歳
およそ2年から3年の間に、平均寿命が1歳ほど伸びてきました。
平均寿命が100歳を超えるとき
この傾向が続いた場合、平均寿命が100歳を超えるのは、いつ頃か考えました。
女性の方が、常に平均寿命が長いです。2017年の女性平均寿命が87歳ですから、あと13歳伸びれば100歳です。
過去の推移から、平均寿命が13歳以上伸びた年を探すと、1960年(70歳)から2000年(84歳)の間の40年間です。そうなると、2017年+40年間=2057年となります。
過去のデータから考えれば、2057年に平均寿命が100歳を超えるかもしれません。生年月日が1957年以降の女性は
100歳まで人生を楽しめるのです。
男性は、女性と比較して5年から6年遅れています。
これらを考えると、2018年現在では、
男性56歳以下、女性61歳以下であれば、100歳まで生きることを想定した計画が良いかも知れません。
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