仮想PCの「インストールエラー」についての解説です。仮想PCへ「Windows7」をインストールしようとしたところ、エラーが発生してしまいました。原因は、仮想PCのメモリー設定でした。メモリーを増やすことで解決しました。
仮想PCに「Windows7」が必要な理由
Androidアプリの開発環境は、ここ1年(2010年)の間に、急激に進歩してきました。最初の頃は、開発環境と言えば、実質的に「JDKとEclipse」でした。JAVA言語でのプログラミングが王道でした。今(2011年9月)は、無数の開発環境が出現してきました。
私は、もちろん、今でも「JDKとEclips」での開発です。しかし、実際に使用してみると、開発を始めるまでの「インストールや設定」が、やたらと複雑で、ややこしいです。パソコンに詳しくないと、かなりハードルが高いです。もしかしたら、開発環境のインストールがむずかし過ぎて、Androidアプリの開発を諦めてしまう人も多いと思いました。
そこで、自分自身の勉強も兼ねて、実際の「JDKとEclips」インストール方法を、くわしく解説しようと考えました。
2011年現在、利用者の多い「WindowsXP」と「Windows7」の両方で、「JDKとEclips」のインストールを行います。そのためには、まっさらな状態のWindowsが必要です。Windowsをインストールした直後の状態が欲しいです。
そうなると、現在のWindows7上で、仮想PCを利用して、あたらしく「WindowsXP」と「Windows7」の仮想マシンを作成します。
「Windows7」の「インストールエラー」
まっさらな状態のWindowsが欲しいので、仮想PC上に、「初期状態のOS」を用意します。
ところが、「Windows7」のDVDを入れて、仮想PCを起動すると、次のエラーです。
エラー内容
例外 不明なソフトウェア例外(0xe0000100)がアプリケーションの0x75b59617で発生しました。
いきなり最初につまずきショックでした。仮想PCを再起動しても同じ症状です。
もしかしたらインストールDVDが汚れているのかもしれないと思い、DVDを取り出して、ティッシュでそっと拭いてみました。窓ガラスを拭くように、息を吹きかけながら、やさしく拭きました。
しかし、また、エラーです。
インストール用のDVDを少し読み込んだ段階(2分後くらい)で、画面が青くなったところで次のエラーです。
例外 不明なソフトウェア例外(0xe0000100)がアプリケーションの0x75b59617で発生しました。
もしかして、インストールDVD自体が壊れたのかも?
焦りました。
ネットで調べたところ、解決方法がありました。
エラー画面をスナップショット(PrintScreen)しておき、検索サイトで 「 Windows7 例外 不明なソフトウェア 」で検索してみたら解決方法が見つかりました。
仮想PCでのエラー解決方法
解決方法は簡単でした。
「メモリが少ない」と、このエラーがでます。
仮想PCの設定画面で、メモリを見ると256MBです。
これが原因でした。
メモリを1GBに再設定して、インストールが無事に始まりました。