Adsense広告でポリシー違反を指摘されたときの解決策です。Seesaaブログのタグページで、Adsenseからポリシー違反とのメールが来ました。コンテンツを増やす方法と、広告を非表示にする解決策の解説です。
初めてのポリシー違反通知メール
2014年9月5日、GoogleのAdsense チームから、「サイトへの Adsense 広告配信が停止されています」というタイトルのメールが届きました。
Adsenseのプログラムポリシー違反の事例は、ネット上に多数あります。注意していたつもりでした。(自分は大丈夫)と思っていたのですが、甘かったです。
メールの冒頭部分です。
お客様のウェブサイトに Adsense のプログラム ポリシーに準拠していないサイトがあり、その結果、そのウェブサイトへの広告配信が停止されていることをお知らせいたします。
まさか、自分がポリシー違反に遭遇するとは、予想外でした。Adsense収益が、月額1万円を超えていた時期です。このメールを見て、かなり焦りました。
GoogleのAdsenseサイトを開くと、噂に聞く、「いやーな感じの赤い警告マーク」が表示されていました。
Adsenseポリシー違反のページ
ポリシー違反と指摘されたサイトのページにアクセスすると、Adsenseの広告部分が空白で、配信が停止されていました。
違反ページは、Seesaa標準のタグページでした。「タグ」という、キーワードのみが並べられたページです。「コンテンツがない、文章がない」と判断され、ポリシー違反になったと予想できました。
ポリシー違反を解決する方法は、タグページのコンテンツを増やすか、あるいは、このタグページにAdsense広告を表示しないようにします。
Seesaaブログの「タグページ」で記事の概要を表示する
Seesaaブログのタグページで、コンテンツを増やすために、文字数を変更して記事の概要を表示する方法です。Seesaaブログの旧システムの例です。これ以外のシステムでも、「○○ページ 文字数を増やす」などで検索すると、解決方法が見つかります。
Seesaaブログのタグページは、デフォルトでは文字数が少なすぎて、Adsenseの規約違反になってしまいます。Adsense広告を利用するときは必須の設定です。
デザイン→HTML
<% if:page_name eq ‘tag’ -%>を探します。
すると、次のコードがあります。
<div class=”tag-article”>
<div class=”tag-article-title”><a href=”<% article.page_url %>”><% article.subject %></a> <span class=”tag-article-posted”>[<% article.createstamp | date_format(“%Y/%m/%d %H:%M”) %>]</span></div>
<div class=”tag-article-summary”><% article.entire_body | text_summary(640) | tag_strip %></div>
</div>
text_summary(640) この数字が文字数です。このくらいの文字数にしておきます。
「タグページ」の広告を非表示
Adsenseの規約違反を解決する別の方法として、該当ページのAdsense広告を非表示にする方法です。サイドバーの広告(リンク広告と通常の縦長広告)を非表示にします。以下はSeesaaブログの例です。他のシステムでも「○○ブログ Adsense広告を非表示にする」などのキーワードで解決策が見つかります。
デザイン → HTML → HTMLの追加
次のコードを、</head> の前に追加します。
<STYLE type=”text/css”>
<!–
<% if:page_name eq ‘tag’ -%>
.ad_hide {display: none;}
<% else -%>
<% if:page_name eq ‘search’ -%>
.ad_hide {display: none;}
<% /if %><% /if %>
–>
</STYLE>
追加を終えたなら、HTML名を適宜入力して保存ボタンを押します。
HTMLが追加されたので、チェックボタンで選択します。
次に、それぞれの広告で非表示の設定を行います。
デザイン → コンテンツ → 広告の部品(自由形式)を選択して、右上の コンテンツHTML編集 を選択します。
次の内容に書き換えます。(全て削除してから下記コードを追加します。)
<div class=”ad_hide”>
<div class=”sidetitle”><% content.title %></div>
<div class=”side”>
<% content.header -%>
<% content.free.text %>
<% content.footer -%>
</div>
</div>
自由形式でAdsense広告を入れた部分のHTMLを全て書き換えて完了です。
タグページで広告が表示されないことを確認します。
Adsenseへの申し立てメールには、防止策として次のように記載して送りました。
Seesaaの標準オプションであるタグページには、Adsense広告を表示させないようコードを修正しました。
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