Windows 11 でリモートデスクトップ接続を行う方法です。最初に操作される側のパソコンの設定を行ないます。(なお、操作される側のパソコンは Windows 11 Pro エディションが必要です。Home エディションではリモートデスクトップ接続ができません。)
リモートデスクトップで操作される側の設定
スタートボタンを右クリックし、設定画面を選びます。
システム画面の下の方に「リモートデスクトップ」があります。
リモートデスクトップをオンにすると、PC名が表示されます。メモするかスマホで写真を撮っておきます。接続するときには、このPC名を使います。
操作される側のPC設定は以上で終わりです。なお、起動時のログオン情報(ユーザー名とパスワードも控えておきましょう。)
リモートデスクトップで操作する側の設定
次に、操作を行う側のPCの設定です。スタートボタンから「すべてのアプリ」を表示し「Windows ツール」を選びます。
下の方へいくと「リモートデスクトップ接続」があります。(右クリックして「タスクバーにピン留めする」を設定しておくと、次回以降、画面下から簡単にアプリを起動できます。)
リモートデスクトップ接続をダブルクリックすると接続画面になります。コンピューター名に、操作される側のPCで設定した「PC名」を入力します。
すると操作される側のユーザー名が表示され、パスワードを入力する画面になります。パスワードを入力してOKボタンを押せばリモート接続が開始されます。
なぜかパスワードエラーでリモート接続できない
私は、リモートデスクトップ接続画面で、ユーザー名とパスワードを入力するときにエラーの連続で接続できませんでした。何度も確認してユーザー名とパスワードを入力したのですが、リモートデスクトップ接続できず、「ログオンに失敗しました」と赤字で表示されてしまいます。
どうやら、操作される側のパソコンで、自動ログオンを有効にしているとリモートデスクトップ接続できないようです。一度、自動ログオンを解除して、ユーザー名とパスワードを入力してログオンします。そして、そのユーザー名とパスワードを使ってリモートデスクトップ接続するとエラーなく接続できました。原因は不明ですが、自動ログオン設定してあるとリモートデスクトップ接続できないようです。(セキュリティ面からは当然のような気もしますね。)
一度リモートデスクトップ接続できるようにしておけば、操作される側のパソコンは自動ログオンにしても問題ありません。自動ログオンにしておいた方が Wake On Lan などでリモートで操作できるので便利です。