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e – Tax で接続エラー、マイナンバーカードが認識できない!

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2020年9月 忍野八海 銚子池 パソコン
2020年9月 忍野八海 銚子池
パソコン
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e – Tax で青色申告の確定申告を行うときに、マイナンバーカードの接続エラーで悩まされました。ICカードリーダがマイナンバーカードを認識しないのです。ICカードリーダのUSB接続は問題なく、調べたところソフトの設定を間違えていました。

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e – Tax で確定申告できない!マイナンバーカードが接続エラー

2020(令和2)年分の確定申告から、 e – Tax による電子申告を行うことで、65万円の青色申告特別控除が受けられるようになりました。特別控除によって所得額を少なくできるので節税効果が大きくなります。2022年2月16日に e – Tax で確定申告したのですが、送信するときにマイナンバーカードが認識せずに悩みました。

私は「やよいの青色申告 セルフプラン」を利用しています。セルフプランは初年度無料で2年目から年間 8,800円必要になります。月額に換算すると、わずか733円なのでとても安いです。手作業で複式簿記で仕訳することも可能かもしれません。しかし現実問題として、仕訳帳や総勘定元帳に記載するのはとても煩雑ですし、確定申告するときには貸借対照表や損益計算書も作成しなければなりません。そこで「やよいの青色申告 セルフプラン」を実際に使ってみて、確定申告が簡単にできるか試したのです。

日常の売上や経費の入力については、最初だけ悩みましたが2回目からはすんなりできました。

2021年分の入力を全て終えて、いよいよ国税庁の e – Tax へ電子申告する確定申告の場面になりました。簡単に送信できると思っていたのですが、ここでマイナンバーカードが認識しないというエラーに遭遇しました。

マイナンバーカード接続エラー
マイナンバーカード接続エラー

パソコンへICカードリーダーを接続して、マイナンバーカードを置いて認識するところで接続エラーになってしまうのです。マイナンバーカードを読み取れず、送信画面へ進むことができないのです。

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マイナンバーカードが認識しないときの確認手順

マイナンバーカードを使う場面は、年に 1 〜 2 回です。ほんとにたまにしかマイナンバーカードをパソコンへ接続しません。そのため前回、どのようにマイナンバーカードを接続したのか覚えていません。(後半で説明していますが、結果的に接続方法の設定が間違っていました。)

接続エラーで最初に疑ったのは、ハード面の物理的な接続です。USBケーブルを抜いたり挿したり、ノートパソコンのUSBポートを変えてみましたが、接続エラーは解消されません。

こうなるとソフト面のエラーかもしれません。たしかに最初の頃、マイナンバーカードを使うために、いろいろなソフトをインストールした記憶があります。

私がマイナンバーカードを作ったのは、マイナポイントを獲得するためでした。1年半ほど前の2020年9月から2021年3月までの7ヶ月間でキャッシュレス決済サービスを利用すれば最大 5,000円分のポイントが獲得できるというものでした。クレジットカードで支払うだけで 5,000円分のポイントを獲得できるのです。絶対にお得と思いマイナンバーカードを作りました。マイナポイントの手続きは、かなり面倒で、スマホにマイナンバーカードをかざして設定するのですが、この時もスマホがマイナンバーカードをうまく認識できずに四苦八苦した経験があります。

スマホでうまくマイナンバーカードを認識できなかったこともあり、パソコンでも使えるように FeliCa 対応の IC カードリーダーを購入しました。パソコンでマイナンバーカードを利用するときに、マニュアルを見ながら色々なソフトをインストールした記憶があります。いくつかのソフトをインストールして、無事にマイナンバーカードの認証ができたことは覚えています。しかし、すでに1年以上も前の話なので、どのソフトをインストールしたのか忘れてしまいました。

仕方なくアプリの一覧から、マイナンバーカードに関係するソフトを調べていると、それらしい「公的個人認証サービス」というフォルダがありました。

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マイナンバーカードの接続状況を確認するソフト

マイナンバーカードの動作は「JPKI 利用者ソフト」で確認できます。 パソコンに IC カードリーダーを接続し、マイナンバーカードを乗せておき「JPKI 利用者ソフト」を立ち上げます。動作確認ボタンを押すと「公的個人認証サービスソフトウェア動作確認機能」という画面が現れます。実行ボタンを押すと IC カードリーダーがマイナンバーカードを読み込みます。読み込み状況が画面に表示され、やはりすぐにエラーになっていました。

マイナンバーカード接続エラー
マイナンバーカード接続エラー

次に前の画面に戻って「JPKI 利用者ソフト」の左下にある「自分の証明書」ボタンを押してます。マイナンバーカードを正常に読み取っていれば、数秒待った後にパスワードを入力する画面になります。読み取りができなければエラーが表示されます。私の場合には読み取れずエラー画面になりました。

マイナンバーカード接続エラー
マイナンバーカード接続エラー

こうなると、ソフト側の設定ミスでマイナンバーカードを正常に読み取れていないことが原因です。ちなみに IC カードリーダーが正常に動いているかどうかは、パソコンのデバイスマネージャーを開きプロパティでも確認できます。しかし、USB コネクタを抜き差しした時に、音が出たり、パソコンの画面が何かに反応していれば IC カードリーダー自体は正常です。

IC カードリーダーが正常に動作していて、マイナンバーカードが読み取れないという状況は、ソフトの設定が間違っていることになります。

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マイナンバーカードの読み取り方法の設定確認

1年ほど前、パソコンからマイナンバーカードを読み取るようにしたときに、いくつかのソフトをインストールしました。「公的個人認証サービス」というフォルダの中に「 IC カードリーダライター設定」というソフトがあります。私の場合、この設定が間違っていました。

マイナンバーカード接続エラー
マイナンバーカード接続エラー

なぜ設定を変えたのか覚えていないのですが「 IC カードリーダライター設定」の「使用する IC カードリーダライターの種類を選択してください」という画面で、「 Bluetooth 対応」にチェックが入っていたのです。 Bluetooth 対応は、パソコンとの接続に Bluetooth を使うものです。当然ながら今回の USB 接続では反応しません。この設定を間違えていました。一番上の「 IC カードリーダライターを自動検出する」に設定し直して、再びマイナンバーカードの読み取りを確認しました。

「JPKI 利用者ソフト」で「自分の証明書」をクリックすると暗証番号入力画面になりました。動作確認ボタンを押して接続状況を確認すると、全てが OK になっていました。

マイナンバーカードの読み取りができなかった原因は、「 IC カードリーダライター設定」 ミスが原因でした。

記憶が定かではないのですが、確かに以前、スマホを利用したBluetooth 接続も実験したかもしれません。しかしかなり前のことなので忘れていました。

マイナンバーカードをパソコンで読み取るときには「 IC カードリーダライター設定」画面の確認は必須です。

マイナンバーカードの認証を終えると、確定申告の送信もすぐに終了しました。青色申告の確定申告作業よりも、マイナンバーカードの読み取りの方がはるかに時間がかかってしまいました。マイナンバーカードの認証がスムーズにできるなら、やよいの青色申告を使えば本当に簡単に確定申告できます。 ただしマイナンバーカードを登録した際の二つのパスワードは必須です。

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