「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S」は、久々の王道RPGゲームです。私はドラクエのオンライン化によってゲームから離れましたが、再びゲームの世界に戻ってきました。昔からゲームの功罪については議論がありますが、楽しむことが大切です。
RPGゲームの魅力
ドラゴンクエストはRPGゲームです。RPGとは、ロールプレイングゲームの略で、自分が主人公になって物語を進めるゲームのことです。主人公が冒険をしながら、様々な困難にぶつかり、鍛えられ育っていくゲームです。
RPGゲームの魅力は、主人公が魔物を倒すことで経験値を獲得して強くなっていく部分てす。自分が主人公になって、ゲームの世界に入れます。非日常的な冒険の世界を楽しめるわけです。
敵と戦いながら経験値を重ね、仲間と一緒に冒険をする醍醐味は、好きな人にはたまらないものです。私もRPGゲームが一番好きです。
ドラクエに向いている人
Nintendo SWITCH や PlayStation などの家庭用ゲーム機、スマホゲーム、パソコンゲームなど、様々な種類があります。
ゲームのジャンルとしては、パズルゲームやシューティングゲーム、アクションゲーム、RPG ゲームなどがあります。人によって、好みのゲームか別れます。
RPGゲームは、ストーリーと冒険を楽しむものです。私はもっぱらRPG派です。時々、パズドラやポケモン GO、シューティングゲームなどで遊ぶこともあります。しかし、やはりすぐに飽きてしまいます。心がワクワクして、じっくり楽しめるのは、私にはRPGゲームです。
初期のドラクエ
日本で最初にRPGゲームが登場したのは、1986(昭和61)年に発売されたドラゴンクエストです。それまではRPGゲームがなく、テニスゲームやインベーダーゲーム、スーパーマリオブラザーズなどが主流でした。しかしアメリカではすでに RPGゲームが流行していて、ウィザードリィ(1981(昭和56)年にアメリカでApple II用ゲームとして発売)などが有名でした。
私は、ドラクエが発売される前からファミリーコンピュータ(1983(昭和58)年発売)で遊んでいました。最初の頃はRPG ゲームに興味はありませんでした。興味がないというよりも知らなかったわけです。インベーダーゲームに熱中していました。ドラクエが次第にブームになり、テレビなどで頻繁に報道されました。だんだん興味がわき、ドラクエを購入してプレイしてみました。
すると物語の楽しさに魅了されました。時間を忘れてゲームに熱中しました。仕事から帰って寝る前にゲームをしようと思っても、気付くと朝になっていました。時間が経つのを忘れ徹夜してしまうのです。
また、ゲームの中で難解な問題を解く面白さにはまりました。一度はまり始めると、その後は、ドラクエシリーズが発売されるたびに初日から徹夜状態でゲームを楽しむようになりました。
自分が主人公になれ、非日常的な冒険を楽しむことができるドラクエに完全にはまってしまいました。仕事で嫌なことがあっても、(家に帰ってドラクエが楽しめる)と思うと、全く気にならないほど元気をもらえたのです。嫌なことをすべて忘れられる、ストレスが発散できるゲームでした。(ドラクエがやれる)と思うだけで毎日が楽しくなりました。
ドラクエを辞めた理由
ドラクエは、新作が発売されると同時にゲームを購入しました。しかし、しばらくゲームから遠ざかっていました。
ドラクエから離れた理由は、「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」です。ゲーム本体を購入した後も月額千円近くの課金を払い続けなくてはいけないこと、さらにオンラインで他人とパーティーを組まないと先に進めないこと、この二つがネックになりました。
遊ぶのにお金が必要で、なおかつ、他人と気を遣いながら一緒にプレイしないといけない、つまり私にとっては、一人で楽しめないゲームになってしまったのです。(いろいろな人と繋がることが好きな人であれぱ、逆に楽しいシステムでしょう。)
私がゲームに求めていたものは、自分一人で誰にも邪魔されずに楽しめるところでした。自分だけの世界に入れることでした。それがオンラインゲーム化によって実現できなくなってしまったのです。
「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」を2ヶ月続けた結果、「もうドラクエはやらない」と決断しました。
ドラクエを再び始めた理由
私がドラクエ(ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S)を再び始めるきっかけになったのは、「Nintendo Switch あつまれ どうぶつの森」を購入したことです。
2020年夏に、テレビで「Nintendo Switch あつまれ どうぶつの森」が手に入らないというニュースが流れました。ものすごい人気になっていることを知りました。
子供から大人まで、すべての世代に人気があるという、「Nintendo Switch あつまれ どうぶつの森」を体験したくなったのです。
そこで入手困難な状況の中、ネットで「Nintendo Switch あつまれ どうぶつの森」セットを見つけ、購入したのです。2020年11月に 40,990円 (税込)で購入しました。定価は 39,556円(税込)でしたので、少しだけ高い料金でした、当時は 5万円近くで販売されているものも多数ありました。
やっと入手した「あつまれ どうぶつの森」をワクワクしながらプレイしました。ところがプレイして1週間くらいで、ワクワク感がなくなってしまいました。
私には「あつまれ どうぶつの森」が向いてないことがわかりました。刺激が感じられないのです。ゲーム自体が、ゆっくりした毎日の生活を楽しむものです。何をすれば良いのかわからないのです。釣りをしたり、果物を取ったり、植物を植えたりするのですが、平凡過ぎてつまらないのです。
私としては刺激がなく、つまらないのです。ゲームの中で何をすれば良いのかわからず、面白さが見つけられないのです。ここは、おそらく人によって感じ方がまったく異なるところだと思います。
「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S」の魅力
そんなある日、「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S」の体験版をプレイしました。すると、今までつまらなかったドラクエのオンラインゲームとは、全く別ものだったのです。昔の懐かしいドラゴンクエストそのものでした。
自分が主人公になって、冒険を楽しむことができたのです。しかも「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S」は、過去のドラクエシリーズの面白かった要素が、ほとんど再現されています。ルーレットやスロットが遊べるカジノ、扉を開けるための謎解き、新しい武器などを作る鍛冶技術、楽しめる要素がふんだんに取り込まれていました。
しかもストーリーは、感動ものでした。初期のドラクエのように、実際に泣ける場面がたくさんありました。さらにストーリーをクリアした後も続けて遊べるシステムも組み込まれています。エンディング画面を見た後の新たな世界も楽しみです。
「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S」は、久しぶりの RPG の王道ゲームでした。新しい冒険の世界を体験でき、ストレスを完全に発散することができます。
ゲームの功罪、風呂に沈んだゲーム機
昔から、ゲームについては賛否両論があります。勉強しなくなる、仕事ができなくなる、内向的な性格になる、協調性がなくなるなどのマイナスイメージが圧倒的に大きいです。
私はすでに定年退職して61歳です。ドラクエが流行してい1988年は、20代後半でした。
昔も今も、ゲームについてはマイナスイメージで捉える人が多いです。実際に私もドラクエがやりたくて、仕事を休んだ経験もあります。(キチンと事前に有給休暇を取得したのでズル休みではないですよ。)
ゲームをしていて妻と大喧嘩になったこともあります。家事を分担しないと怒り出し、大事なゲーム機を風呂に沈められた経験もあります。風呂の底に沈んだゲーム機から、プクプクと泡が出ていた光景が脳裏に刻まれています。
ゲームに対してマイナスイメージを持つ人が多いのは事実です。「遊んでいて大切なことをしない」と思われてしまうのでしょう。しかし私自信は、ゲームのメリットも大きいと感じています。
ドラクエのような優れたゲームは、ストレスを発散させてくれます。日常ではあり得ないことを体験できるのです。そして何より「明日への活力源」になります。「明日も頑張ろう」と前向きな姿勢になれます。
また人生100年時代を考えると、老化防止にもかなり効果があるはずです。頭で考えイメージし、指を動かす行為は、老化防止そのものです。
目指せ! 老人ゲーマー!