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一生に一度は「外車」に乗りたい、国産車にはない「BMW」の魅力

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BMW-E36
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2000(平成12)年5月から2008(平成20)年4月まで、8年間、「BMW325i」に乗りました。外車は、国産車とは違います。やはり実際に乗って見ないと、わからないかもしれません。国産車にはない「優越感」は良いものです。中古のBMWなら、かなり安いです。

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外車に乗りたい

2000(平成12)年5月に、トヨタ カローラレビン(GT-Z スーパーチャージャー
AE-92)から、BMW(325i)へ乗り換えました。それまでは、ずっと国産車でした。トヨタ車が多かったです。レビンの足回りが弱くなり、部品交換を検討していて、「一生に一度くらい外車に乗ってみたい」と思うようになりました。

昔の「羨ましかった」思い出が頭に浮かびました。田舎の友人がアメ車に乗っていたのが羨ましかったのです。「ポンティアック・ファイヤーバード・トランザム」という、どでかいアメ車でした。

狭い庭の車庫から出すのに、汗をかきながら、10回以上切り返ししてました。燃費は、リッター当たり2〜3kmだと自慢そうに話してました。

派手で、無駄で、でかいアメ車、外車へ買い換えようと決意しました。新車を買うほど贅沢はできません。中古で安い外車を探すことにしました。書店で中古車の情報誌を購入して、週末に都内近郊の中古車販売会社を回りました。

最初に考えたのは、やはりアメ車です。コルベットかトランザムの中古車です。トランザムは50万円前後のものが多数ありました。しかしコルベットになると、200万円近くします。むかしの流線形のコルベットは、300万円を軽く超えます。やはりコルベットは人気が高いです。

トランザムに絞り、いろいろと雑誌を見ていると、やはり「でかい」です。少し不安になりました。我が家の車庫は、半地下方式でコンクリートに囲まれてます。国産車のレビンでさえ、ドアを全部開けません。横幅が気になりました。

横幅ギリギリの半地下車庫です。

地下車庫の幅を測ると、トランザムの横幅を20cmほど上回るだけです。つまり、車庫には入りますが、ドアが開きません。解決策をいろいろと考えました。車庫に入れる前に車から降りて、車を手で押して車庫へ入れる方法などです。エンジンを切ってから、手で押して車庫へ入れるのは可能です。しかし半地下車庫のため、少し下りになってます。入れるのは可能ですが、出すのは無理です。坂を引っ張ることは不可能です。

仕方なくトランザムは、断念しました。

アメ車は、大きいです。ヨーロッパ車の方を探しました。

すると、BMW 325 i が、127万円で情報誌に掲載されてました。運良く自宅近くの中古車屋さんです。週末に早速、見に行きました。8年落ちの BMW 325 i です。しかし、外観も室内も綺麗でした。即決で購入しました。

BMW 325 i
BMW 325 i
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初めての BMW 325 i

初めて BMW 325 i のハンドルを握った感想は、さすが「高級感」、「重厚感」に包まれていることでした。

市街地をゆっくり走っているときは、室内がとても静かです。外部からの雑音も、しっかりと遮断され、タイヤが拾う走行音も気になりません。静かです。今までの国産車にはない「静かさ」でした。

また走り出すと、「柔らかい」走りです。レビンの乗り心地と比較すると、柔らかく包まれている感じです。座席シートの素材も高級でした。国産車とは、乗り心地が全く違いました。高級感を感じました。

エンジンパワーも余裕があります。BMW325iは、アクセルを開ければ、力強く、そしてスムースに加速します。

レビンは、最高出力145ps/6400rpm
、最大トルク19.0kgf・m/4400rpmでした。スーパーチャージャーが搭載されていました。回転数が4000rpm以上に上がると、勢いが出るようにパワーを感じました。力強いパワーを感じる回転数は、限られていました。

BMW325iは、最高出力192ps/5900rpm、最大トルクが25.0kgf・m/4700rpmです。ピークのエンジン回転数は、それほどレビンと差がありません。しかし低速から高速まで、BMW325iは「力強さ」を感じます。そしてエンジンの吹け上がりが、とても滑らかです。どこまでもストレスなく回転数が上がっていくような感覚です。突き抜ける感覚です。

レビン(AE-92)は、回転数が4000rpm以上になると、「カクン」と背中を押されるように元気になります。4000rpm以上のエンジン回転数で、ようやくパワーが発揮される感じです。しかしBMW325iは、全ての回転数で、滑らかに、そして力強くパワーが発揮されました。

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やはり外車はいい

2000(平成12)年5月から、2008(平成20)年4月まで、8年間BMW325iに乗りました。BMW325iに乗っていて、感じたことは、まず「優越感」です。BMWのような高級外車に乗っていると、周りの車が遠慮して譲ってくれます。後ろから煽られることもありません。合流などで割り込みが必要な場面でも、余裕で入れます。周りが譲ってくれます。「ああ、やっぱり、外車っていいなぁ」と感動してしまいます。国産車では味わえない感覚てす。

また、BMWに乗っている時期に、偶然、娘が私立の高校に通っていました。部活の夏季合宿のため、始発もない早朝に、学校へ集合することがありました。娘の友人たちも、それぞれが自宅の車で送ってもらいました。周りの車は、ベンツやジャガー、BMW、ポルシェなどでした。高級車のオンパレードでした。このときは、「BMWに乗っていてよかった」と感じました。おそらく国産車のレビンでは、娘も肩身の狭い、嫌な思いをしたでしょう。

しかし、良いことばかりではありません。中央高速道路で、覆面パトカーに捕まりました。

夏休みの家族旅行のときでした。中央高速道路を走っていました。かなり空いていて、時々、前走車があるくらいでした。スピードメーターで120キロくらいで走っていました。BMWは、120キロくらいのスピードでは、「速い」という感じは全くしません。サスペンションが安定しているせいか、国産車の時速70キロくらいの感覚です。

スピードの感覚が違うメーター類。時速260キロまであります。

BMWのメーター
BMWのメーター

左車線に前走車が多くなってきたので、右側の「追い越し車線」に入りました。追い越し車線で、前を走る車は、ベンツとポルシェだけです。順調に追い越していました。瞬間スピードは140キロくらいでした。

すると、突然、後方からサイレンが鳴り響きました。覆面パトカーです。「左車線に入りなさい」とスピーカーで指示されました。「次の路側帯で停車しなさい」広い路側帯で停車させられ違反切符を切られました。一斉の取り締まりをしてたらしく、ベンツやポルシェなどの外車ばかりが、違反切符を切られてました。私は警察官へ「車の流れに乗るために走っていたことを強調すると、スピード違反よりも軽い「右側車線の走行違反」に切り替えてくれました。それでも違反点数を切られ、かなりショックでした。妻も娘も、無口になりました。

おそらく、覆面パトカーは、外車ばかりを狙っていたようでした。警察官の一人が、「外車はスピード出ますからねぇ」と話してました。

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