湿った「庭の水はけ」を改善し、「芝生」を張りました。「芝生」の庭が、わずか2万円で完成しました。庭の土を改善した方法は、「ガラ」を活用した暗渠排水です。だいぶ「水はけ」が良くなりました。DIYで安上がりに庭を作ることができました。
庭の「ぬかるみ」を改善する「土壌改良」
我が家の庭は、3m×10mと細長く、南側に隣家があります。冬になると陽当りが良くありません。
2013(平成25)年11月に新居が完成したのですが、予算が不足し、外溝工事を十分にできませんでした。庭の工事まで依頼する余裕がありませんでした。当時は、まだ庭のイメージができておらず、少しだけ庭木を植えてもらい、後は、自分で庭を作ることにしました。
新居は、とても快適で住みやすいのですが、12月になると庭がジメジメしてきました。庭で犬と遊ぶと、泥だらけになってしまい、玄関の中まで泥が入り込み、かなり悲惨な状態でした。
庭の「ぬかるみ」をなくすには、「水はけ」を良くするしかありません。いろいろと調べました。木のチップを敷き詰める、人工芝を敷く、芝生を張るなど、いくつかの方法があります。迷った結果、やはり「芝生を張ろう」と決断しました。芝生は管理が大変と言われてますが、緑の芝生は憧れですし、実現できれば快適になるはずです。
上の写真でもわかるように、手を入れてない庭は、「水はけ」が良くなく、さらに大きな石やガラも埋まっていそうでした。そこで芝生を張る前に、少し掘り起こして、庭の土を改良することにしました。
「粘土質な土」を改善して「水はけ」を良くする
写真のように、庭がジメジメしています。「水はけ」に問題ありです。石などのガラも埋まっていそうです。スコップがささらないほどです。
歩くと、グチャグチャになってしまいます。チョコレートが溶けたように泥だらけになります。いつまでも水たまりが消えません。
「水はけ」を良くするため、庭の土自体を改善する方法について、いろいろ調べました。「砂」と「鹿沼土」を混ぜると「水はけ」が良くなるとの情報がありました。
早速、近くのホームセンターで、「川砂10袋」と「鹿沼土20袋」を購入することにしました。愛車レガシィB4で、3回に分けて運びました。トランクが砂だらけになり、セダン車では無理があったと後悔しました。やはりホームセンターの軽トラックを借りるべきでした。
そして週末の土日に、少しずつ、スコップで掘り返しながら、「庭の土」と「川砂」と「鹿沼土」を混ぜました。
すると、およそ1カ月ほどで「水はけ」が大分良くなりました。
「川砂」と「鹿沼土」を混ぜるため、スコップで表面の土を掘り返しました。このスコップで掘り返す作業が、重労働でした。
スコップの先を土に刺しても、5センチくらいの浅い場所で、スコップが止まってしまうのです。大きな石、割れたコンクリート片やガラス片などの「ガラ」が庭全面にありました。
「ガラ」は、まとめて「ガラ袋」に入れ、庭に深い穴を掘り、暗渠排水として埋めることにしました。「ガラ袋」は、水を浸透させるので排水効果があり、「水はけ」が良くなります。
犬も一緒に掘ってくれました。(ジャマしているわけではありません。犬の下にガラが埋めてあります。)
「芝生」と「芝の目土」を買う
3月になったので、園芸専門店へ行き、芝生20枚、芝の目土20袋を購入しました。
レガシィB4で4回ほど運びました。車のトランクが「土だらけ」になりました。やはり軽トラックを借りるべきでした。
そして半日かけて、家族3人で芝生を張りました。
園芸専門店で、タイミング良く芝生のセール中でした。芝生は15%引き、芝の目土は5%引きでした。
芝生 1束(1㎡) 582円×20束=11,640円
「芝床」と「芝目」の両方に使える土
芝の目土 1袋 551円×16袋=8,816円
合計 20,456円
芝生を張り終えた庭
ほぼ半日で芝生を張り終えました。しかし翌日は、全身筋肉痛です。2日後には、さらに筋肉痛がひどくなりました。
芝生を張るときに注意したいことは、水平に芝生を張ることです。可能な限り、芝生を張る前の地面が「平ら」になるようにします。
レーキや熊手などで、表面の土をならしてから、芝生を張っていきます。
芝生を張る「手順」
芝生を張ったときの手順です。
熊手で表面の土を「平ら」にする。
芝生を敷き詰める。
「芝の目土」を上からかける。デッキブラシで「芝の目土」をならします。特に、芝生と芝生の間は、「芝の目土」で隙間を埋めます。
最後に、足で踏み固めてから、水をタップリとかけます。「芝の目土」が流れないように、静かなシャワーで水をかけます。
これで完成しました。緑の芝生が楽しみです。