三重県の鈴鹿サーキットで開催するF1日本グランプリの帰りに注意すべきことです。9万6千人のF1ファンが一斉にかえるので、まともに歩けない状態になります。ようやく大混雑から抜け出して、名古屋駅前で生ビールを飲もうとしたら、居酒屋に入店拒否されました。
決勝日帰りの混雑は凄い
2010年10月10日、三重県の鈴鹿サーキットでF1日本グランプリが開催されました。世界最高峰の自動車レースを見ようと、9万6千人のF1ファンが集まりました。
決勝レースは、午後3時スタートでした。鈴鹿サーキット周辺道路の混雑は、レース開始前よりも、レース終了後の方法がひどい渋滞です。開始前は、さまざまなイベントがあります。F1レーサーのパレードや、昔の古いF1カーが走ったりします。イベントを見るためにサーキットへ早く行く人も多く、レース開始前は、それほど周辺道路は混雑しません。
ところが、決勝レース終了後は、ほとんどの人が一斉に帰ります。そのため、鈴鹿サーキット内の通路も、人混みであふれ返ります。あまりに大勢の人混みで、牛歩戦術のようにしか歩けません。
2010年のF1観戦は、ツアーバスを利用しました。全体のスケジュールと、決勝レース終了後の解説です。鈴鹿サーキットで観戦するときの参考情報です。
スケジュール 2010年F1
ツアーバスによる観戦です。東京から新幹線で名古屋へ行き、名古屋から鈴鹿サーキットまでバスで行くツアーです。団体行動になるので、集合時刻は厳守です。
10月8日(金)
7:33 東京駅 発 ひかり503号
9:21 名古屋 着
名古屋駅前からツアーバスで鈴鹿サーキットへ。
12:30 鈴鹿サーキット 着
17:00 鈴鹿サーキット 発 バス
19:30 名古屋サミットホテル 着
10月9日(土)
6:30 名古屋サミットホテル 発 バス
9:00 鈴鹿サーキット 着
17:00 鈴鹿サーキット 発 バス
19:30 名古屋サミットホテル 着
10月10日(日)
7:00 名古屋サミットホテル 発 バス
9:30 鈴鹿サーキット 着
17:30 鈴鹿サーキット 発 バス
19:00 近鉄白子駅 着
20:30 名古屋駅 着
21:19 名古屋 発 のぞみ406号
23:03 東京駅 着
決勝レース終了後
決勝レースが終わると、9万6千人のF1ファンが、一斉に帰り始めます。サーキットに隣接する駐車場で待機するツアーバスまで歩きました。物凄い混雑で牛歩戦術でした。
17:30 鈴鹿サーキット出発 バス
18:00 近鉄白子駅 到着
駅の乗車券と特急券売り場は、50mの大行列でした。私はツアーなので、すでに乗車券は持っています。そのまま改札に入れました。18時12分発の名古屋行き急行に乗れました。急行の混雑状況は、東京の朝の通勤ラッシュくらいでした。もし、特急に乗りたいときは、駅の窓口に並んで特急券を別に買う必要があります。近鉄白子駅から名古屋駅までの特急は、全席指定です。しかし、それほど時間の差はありません。
18:12 近鉄白子駅 出発 急行
19:05 名古屋駅 到着
有名居酒屋チェーン店「和民」の入店拒否
予定より早く名古屋駅に到着し、ホッとしました。後は新幹線に乗って東京へ帰るだけです。人混みの中で立ち続けたせいか、かなり疲れていました。ゆっくり座って休みたいと思いました。
ジョッキの生ビールが飲みたくて、名古屋駅前にある「和民」に入リました。ところが、「ひとり」という理由だけで断られました。入店拒否でした。態度の悪そうな「和民」の店員が、汚いものを追い払うように、「ダメ、ダメ、一人でなんか入れないよ!」と言いました。
「和民」が急成長した裏には、このような「利益至上主義」があるのだと感じました。お客を大事にしようなどとは全く考えてない店でした。「一人でテーブル席に座られたら、儲からない」という考えなのでしょう。
名古屋駅前の「和民」の店員は、とても嫌な感じでした。クタクタに疲れているところで入店を断られたのです。「和民」って、やっぱり金儲けしか考えてないのでしょうか?私はこの後、二度と「和民」に入らないことを決心しました。
少し歩くと、「黒かべ」という居酒屋がありました。ドアを開けると、腕の良い板前さん風の店員さんが、「おひとり様ですか?どうぞお入りください!」とカウンター席を案内してくれました。美味しい刺し身の盛り合わせをつまみに、一人で生ビールを飲むことができました。
「黒かべ」は、親切で丁寧で、美味しいお店でした。「和民」とは正反対でした。
一杯飲んだ後で、予定どおりの新幹線に乗り、無事に東京へ帰りました。