2026年2月、ついに待ちに待ったNintendo Switch 2を手に入れた皆さん、おめでとうございます。
進化したグラフィック、没入感のあるサウンド、そして何より爆速と言われるロード時間。新しいゲーム体験に胸を躍らせていることでしょう。
私もその一人でした。本体を予約し、届いたその日に意気揚々とセットアップを始めました。
しかし、そこで思わぬ落とし穴が待っていたのです。「データ容量が足りなくなるだろうから、奮発して良いmicroSDカードを買っておこう」。そう考えて事前に用意していた、高性能なマイクロSDカード。
これを本体のスロットに差し込んだ瞬間、私のワクワクは冷や汗に変わりました。
「……あれ? 反応しない?」
何度抜き差ししても、Switch 2はカードを認識してくれません。
実は、Nintendo Switch 2には、従来の知識が通用しない「SDカードの罠」があったのです。
この記事では、私が6,800円をドブに捨ててしまった痛い失敗談を交えつつ、Switch 2で必須となる新規格「microSD Express」について詳しく解説します。
これから本体を購入する方、あるいはSDカードの増設を考えている方が、私と同じ失敗をしないための「当サイトおすすめ」の選び方をご紹介します。
【悲報】Nintendo Switch 2で従来のmicroSDカードが反応しない
「SDカードなんて、どれも同じようなものでしょう? 転送スピードが速ければ使えるはず」
もしあなたがそう思っているなら、ここで一旦立ち止まってください。
その認識のままだと、大切なお金を無駄にしてしまう可能性が非常に高いです。
Nintendo Switch 2は、初代Switchとは全く異なる「足回り」を持っています。
結論から申し上げますと、Nintendo Switch 2に対応しているのは、最新規格の「microSD Express」のみです。
これは単なる推奨事項ではありません。「使ったほうが快適」ではなく、「これじゃないと認識しない」というレベルの話なのです。
多くのユーザーが、手持ちの古いカードや、安売りされていた旧規格のカードを挿して、「初期不良ではないか?」と慌てるケースが続出しています。
私の失敗談:6,800円の「高速」カードがゴミになった日
恥ずかしながら、私の失敗談をお話ししましょう。
私はガジェット好きとして、それなりにスペックには詳しいつもりでした。「Switch 2は高性能だから、データの読み込み速度が重要になるはずだ」と考えた私は、ネット通販で評価の高いマイクロSDカードを探しました。
見つけたのは、読み込み速度や書き込み速度が非常に高速で、「プロ仕様」と謳われた256GBのカード。価格は約6,800円でした。
決して安くはありません。むしろ、旧規格の中では最高クラスの高級品です。
「これだけ高くて速いカードなら、間違いなくSwitch 2でも快適に使えるはずだ」と確信してポチりました。
しかし、結果は惨敗でした。
Switch 2に挿入しても、認識してくれません。対応していないカードですと表示されてしまうのです。
脂汗をかきながらPCでフォーマットし直したり、何度も抜き差しして、さらに端子を拭いたりしましたが、Switch 2は頑としてその高級カードを受け付けませんでした。
後で調べて分かったのですが、そのカードは確かに「高速」でしたが、それはあくまで「古い規格の中での高速」だったのです。(microSDXC Ultraというクラスで、読み出し最大100MB/秒です。)
Switch 2が求めている「Express規格」ではなかったため、本体側が認識すらしなかったのです。
仕方なく、私はもう一度、財布を開いて買い換えることになりました。6,800円の勉強代は、あまりにも痛い出費でした。もちろんデジタルカメラなどで使えるので無駄ではありませんが、6,800円は、かなりショックでした。
Switch 2専用?新規格「microSD Express」とは何か
では、Switch 2が要求する「microSD Express(マイクロSDエクスプレス)」とは、一体どのようなものなのでしょうか。
この規格は、2025年6月頃から本格的に製品が出回り始めた、次世代のスタンダードです。従来のmicroSDカードと大きさや形は全く同じですが、中身は別物と言っていいほど進化しています。
従来のSwitch(Switch 1)では、ゲームのロード時間が数十秒かかることも珍しくありませんでした。しかし、Switch 2では広大なオープンワールドや高精細なテクスチャを一瞬で読み込む必要があります。
そのため、これまでのSDカードの転送方式では速度が追いつかなくなってしまったのです。
そこで採用されたのが、パソコンのSSDなどにも使われている「PCIe(ピーシーアイエクスプレス)」という接続技術を応用した「microSD Express」です。
見た目で判断!「EX」マークと端子の違い
お店やネットショップで商品を見るとき、どうやって見分ければいいのでしょうか。パッケージやカード本体をよく見てください。
- 「Express」または「EX」のロゴ
カードの表面に、「microSD Express」というフルネーム、あるいは「EX」というロゴマークが表示されています。これが入っていないものは、どんなに「超高速」「ハイスピード」と書かれていても、Switch 2用ではありません。 - 裏面の端子(ピン)が2列
もしカードの裏面を見ることができるなら、金色の端子部分を確認してください。従来のカードは端子が1列ですが、Expressカードはデータ転送量を増やすために、端子が2列になっています。この「第2の列」が、Switch 2との通信に使われる重要な部分なのです。
圧倒的な速度差!従来のカードとは別次元
なぜ、そこまで厳密に規格が指定されているのでしょうか。それは速度の桁が違うからです。
従来の一般的なmicroSDカード(UHS-Iという規格)は、最高でも秒速100MB程度のデータ転送しかできませんでした。
しかし、microSD Expressは、秒速985MB、理論上はそれ以上の速度が出せます。つまり、従来の約10倍近いスピードでデータのやり取りができるのです。
Switch 2のゲームは、この「爆速」を前提に作られています。もし古いカードが使えたとしても、ロードが終わらずにゲームがカクついたり、止まったりしてしまうでしょう。
だからこそ、任天堂は「Express専用」という仕様に踏み切ったのだと考えられます。
絶対に失敗しない!Switch 2対応SDカードの選び方
ここからは、これからカードを購入するあなたが迷わないための、当サイトおすすめの選び方をご紹介します。
価格の目安は「256GBで7,000円」
まず、価格でフィルタリングしましょう。
2026年2月現在、microSD Expressカードはまだ新しい技術であるため、価格は高止まりしています。
- 256GBの目安:約7,000円前後
もし、256GBで3,000円や4,000円といった「お買い得品」を見つけたら、まずは疑ってください。それは十中八九、古い規格の在庫処分品か、Switch 2では使えないスペックの商品です。
「高いな」と感じるかもしれませんが、この7,000円というラインが、正常に動作する安心のラインだと考えてください。これより極端に安いときは、必ず「Express規格かどうか」を確認しましょう。
「Nintendo SWITCH 2対応」の表記を確認
一番安全で、間違いがないのは、パッケージに「Nintendo SWITCH 2対応」と明記されている製品を選ぶことです。
周辺機器メーカー各社も、Switch 2の発売に合わせて検証済みの製品をリリースしています。任天堂のライセンス商品であればさらに安心ですが、サードパーティ製でも「Switch 2対応」と大きく書かれているものであれば、動作確認が取れています。
逆に、「Switch対応」「ゲーム機対応」とだけ書かれていて、「2」の文字がないものは危険です。それはSwitch 1用の旧規格商品である可能性が高いからです。
発売時期をチェック!2025年6月以前のモデルは避ける
新しい規格であるmicroSD Expressカードが市場に出回り始めたのは、2025年6月頃からです。それ以前に発売されたカードは、基本的にこの規格に対応していません。
ネット通販で検索すると、発売日が古いロングセラー商品が上位に来ることがあります。レビュー数が多くて星の評価が高くても、それが「2024年のレビュー」であれば、Switch 2での動作を保証するものではありません。
発売日が新しいもの、具体的には2025年夏以降の商品を選ぶのが無難です。
間違って買ってしまったカードの活用法
もし、私のように間違って古い規格の高いmicroSDカードを買ってしまった場合、どうすればいいのでしょうか。
悔しいですが、Switch 2には使えません。しかし、捨てる必要はありません。
- Nintendo Switch(旧型)で使う
もし旧型のSwitchをまだ手元に残しているなら、そちらの容量拡張に使いましょう。旧型にとっては、そのカードは最高級の性能を発揮してくれます。 - スマートフォンやタブレットで使う
Androidスマートフォンやタブレット、一眼レフカメラなどの写真保存用、動画保存用としては非常に優秀です。 - PCのバックアップやデータ移動用
PCにカードリーダーがあれば、USBメモリの代わりにデータ移動用として使えます。
「Switch 2には使えない」というだけで、カード自体が壊れているわけではありません。気持ちを切り替えて、別の場所で活躍してもらいましょう。
まとめ:本体と一緒に「Express」対応カードを揃えよう
Nintendo Switch 2の性能をフルに発揮するためには、足回りであるSDカードも最新のものにする必要があります。
- Switch 2対応は「microSD Express」のみ
- 「EX」のロゴと、256GBで7,000円前後の価格が目印
- 「Nintendo SWITCH 2対応」と書かれたものが一番安全
- 古いカード、安いカードは使えないと考える
これからSwitch 2を購入する人は、本体を購入する場所で、店員さんに確認して「Switch 2対応製品」を一緒に購入するのが最も無難です。
後で自分でAmazonなどで安く探そうと思うと、私のようにスペック表の罠にハマり、間違って古い規格の高いカードを買ってしまい失敗します。
新しいゲーム機には、新しい規格のカード。ここをケチったり、確認を怠ったりすると、せっかくの楽しい開封の儀が台無しになってしまいます。
ぜひ、正しい知識を持って、快適なSwitch 2ライフをスタートさせてください。
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