Windows 7 からWindows 8 へアップグレードする手順です。Windowsのアップグレードはキャンペーン期間中が安いです。マイクロソフトのWebサイトからアップグレードする方法を解説します。Windowsは最新版が安全です。
2020年5月現在はWindows 8 よりも Windows 10 の方がお得です。アップグレード料金は、Windows 8 Pro(DSP版) 64bit 日本語(新規インストール用)が21,000円、中古で1万円くらいです。Windows 10 Pro の方が15,000円くらいなので安いです。
Windows 8へアップグレード
2012年10月26日(金)、Windows 8 の発売日に、自宅のパソコン2台へWindows 8をインストールしました。アップグレードした方が良いか迷ったのですが決断しました。
2台のうち1台は古いミニノートパソコンです。インストールに不安がありましたが、無事にアップグレードできました。インストール手順とバックアップ方法を写真で解説します。
古いミニノートパソコンの仕様
NEC LaVie Light PC-BL100RA
発売日は2008年10月16日(現在は生産中止)
CPUインテル(R) Atom 1.60GHz
メインメモリ 1GB
ハードディスク160GB
8.9型 ワイド TFTカラー液晶[WSVGA (最大1024×600ドット表示)
購入したときのOSは、WindowsXPでした。Windows 7へアップグレード済みです。
Windows 8 は2012年10月26日から2013年1月31日までキャンペーン期間中です。アップグレード料金がとても安いです。古いパソコンをアップグレードするならキャンペーン期間中が断然お得です。私は店頭販売のパッケージ版(税抜き5,800円)より安いダウンロード版をインストールしました。
アップグレードの前提条件は Windows 7 や Windows XP がインストールされていることです。
インストール前のデータバックアップ
最初に、重要なデータファイルを外付けHDDやSDカードなどの外部メディアへコピーしておきます。今回はそれほど重要なファイルもなく、消えても良いデータばかりなのでそのままアップグレードにチャレンジしました。
Windows 8をダウンロード
マイクロソフトのサイトで Windows 8 アップグレードのページへ入ります。マイクロソフトのトップページに「期間限定で、Windows 8proへのアップグレードが、3,300円から提供されます」と書いてあるところです。(2012年10月現在)
Pro を ¥3,300でダウンロードするをクリックします。
するとインストール用プログラム「Windows 8-UpgradeAssistant.exe」がダウンロードできます。ダウンロードを終えたらダブルクリックで実行します。
Windows 8の互換性チェック
パソコン自体が Windows 8 と互換性があるかチェックが始まります。「アプリとデバイスを確認しています」と表示され、3~5分間待ちます。
しばらくすると互換性チェックの結果が表示されます。
私の環境(上記の古いノートPCにWindows 7)では、互換性があるアプリとデバイス24個、要確認11項目と表示されました。そのまま次へ進みます。
「引き継ぐ項目を選んでください」という表示になります。
Windowsの設定、個人用ファイル、アプリ
個人用ファイルのみ
何も引き継がない
3つの選択肢があります。デフォルトは全て引き継ぐ一番上にチェックが入ってます。
一番下の「何も引き継がない」を選択すれば新規インストールになります。私は、現在のWindows 7の環境(個人用ファイル)をそのまま使いたいので、デフォルトの一番上を選択しました。
Windows 8 Proの注文画面
次に進むとWindows 8 Pro の注文画面になります。
ここで「 Windows DVD 」にチェックすると、後日メディアが郵送されます。私はWindows 8 のバックアップ用ファイルを自分でDVDへ焼くのでチェックしません。もしメディアDVDが必要な場合は、デジタルダウンロード3,300円とDVD1,589円の合計4,889円が必要です。店頭販売より安いのかもしれません。ただし送料が不明ですが・・
請求先住所などを入力します。(これはDVD送付用でしょうか?)
支払方法を選択します。クレジットカードかPayPalの2つしか選択できません。
クレジットカードを選択するとカード番号を入力する画面になります。
注文の確認画面になります。ここで右の方にあるプロモーションコードを入力すると、3,300円から更に値引きできるようです。プロモーションコードは、Windows 8 が発売される直前(2012年 6月2日から2013年1月31日までの間)に、Windows 7 がプリインストールされたパソコンを購入した人向けの優待価格用値引きコードです。
注文を確認して進むとプロダクトキーが表示されます。画面のハードコピーやメモをしておきましょう。スマホで撮影するのが簡単です。請求先住所で入力したメールアドレス宛にもプロダクトキーが送信されます。
次に進むと、いよいよWindows 8 のダウンロードが開始されます。ファイル容量は2GB以上です。30分以上かかりますので覚悟しましょう。
ダウンロードが終わるとチェックが始まります。4~5分かかります。
「ファイルを準備しています」と表示されます。
Windows 8のインストール開始
Windows 8のインストール画面になります。
今すぐインストール
メディアを作ってインストール
後でデスクトップからインストール
3つの選択があります。
デフォルトは一番上の「今すぐインストール」です。そのままインストールが始まります。後でメディアを作ることもできます。時間に余裕がないときは「今すぐインストール」でも問題ありません。
準備ができるまで少しお待ちください。
途中でネットワークの設定画面になります。無線LANの場合はネットワークに接続するためのSSIDとパスワードは準備しておきましょう。
更新プログラムをダウンロードしています。
いくつかの処理を準備しています。
ライセンス条項の確認画面が表示されます。左下の同意をチェックして進みます。
インストールの準備ができたことを確認しています。
「次の作業が必要です」と表示され、Windows 8 と互換性のないアプリを削除(アンインストール)するよう求められます。そのまま削除しましょう。
インストールに必要なハードディスクの空き容量は 16 GBです。
「準備が終わったら、再起動してください」と表示されます。再起動ボタンを押します。
再起動すると自動的にWindows 8のインストールを「中断したところから続行する」と表示されます。インストールを続けます。
いくつかの処理を準備しています。
インストールの準備ができたことを確認しています。
インストールする準備ができました。
Windows 8 をインストールしています。(自動的に再起動します。しばらく時間がかかります。)
ユーザー設定を引き継いでいます。
10分くらいでインストールが完了します。
Windows 7 から Windows 8 へのアップグレードは、全部を終えるのに1時間半かかりました。テレビでも見ながら、ゆっくりアップグレードするのが良いです。