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まさか、ノーブレーキで、コーナーに突っ込むなんて、ベッテルの走り

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2012年F1日本グランプリ F1日本グランプリ
2012年F1日本グランプリ
F1日本グランプリ
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F1レーサーのベッテルが速い理由です。2011年、鈴鹿サーキットでF1を観戦しました。目の前を走るベッテルとバトンのドライビングの違いを感じました。ベッテルは、ためらいなくコーナーへ突っ込みます。その走りは圧巻でした。天性のものを感じました。

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バトンとベッテルの比較

2011年10月7日から9日まで、三重県の鈴鹿サーキットで、F1を観戦しました。5年前から、毎年観戦してますが、2011年は、少し違いました。3月11日の東日本大震災後のレースでした。F1の応援と同時に、東日本を応援したい気持ちが強かったです。

フリー走行では、ジェンソン・バトンが速かったです。当時は、日本人の道端ジェシカと結婚していたことも影響してたと思いますが、バトンは、大震災に対して、いち早く支援してくれました。バトンがレースでトップをとることは、涙が出るほど嬉しかったです。

バトンは、日本に対して特別な愛情を持ってくれていることが、レースの走りの中でも感じられました。いつもより迫力が感じられました。バトンの走りは、やはり速かったです。コーナーでのブレーキングも、スムーズで安定しています。タイヤがスリップせず、車体が揺れません。マシンの性能を限界まで引き出していました。レースにかける熱い思いが、マシンに乗り移っていました。

しかし、予選では、
セバスチャン・ベッテルに驚きました。

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セバスチャン・ベッテルの天性の走り

フリー走行では、ベッテルも速いのですが、マシンの限界が感じられ、バトンには勝てないと思われました。
ところが、予選の最後に逆転劇が起こりました。

私は、鈴鹿サーキットの第一コーナーからS字までの区間で観戦していました。ベッテルの超人的な走りは、息が止まるほどの驚きでした。

メインストレートから第一コーナーに入るとき、ブレーキを踏むタイミングが、信じられないほど遅いのです。明らかなオーバースピードで、コーナーへ飛び込むのです。「これではコーナーを曲がれないんじゃないか」と思うスピードで、コーナーに飛び込むのです。それなのに、路面に張り付くようにコーナーを抜けてしまうのです。

そして、コーナーでの立ち上がりは、アクセルを踏むタイミングが、とても早いのです。さらに、そのタイミングがいつも同じで、アクセルを踏んだあとのエンジン音が、きれいに伸びていくのです。

ベッテルの走りは、完全に車と自分を信じてドライビングしているようでした。ブレーキングでは、車体が安定しているので、ハンドルの修正もほとんどありません。
バトンの走りは、限界を意識しつつ、無理をしないでマシンをコントロールします。きれいで安定したドライビングです。

ベッテルは、何も気にせず、ただアクセルを踏んでいました。タイヤがスリップして車体が左右に振れても、アクセルを踏んだまま、平気でカウンターをあて、マシンをコントロールしていました。ベッテルの走りは、「天性のもの」のように感じました。

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