大型バイクをレンタルするときの注意点です。ハーレーダビッドソンを8時間レンタルしました。遠くまで走り、レンタル店へ戻るときに、ナビが着いてないことに気付きました。ナビがなくて迷子になった体験談です。クタクタになり「ナビの有り難さ」を実感しました。
「ナビ」がないハーレーダビッドソン
2016年4月16日土曜日、ハーレーダビッドソンのローライダー(1600cc)をレンタルで借りました。8時間のレンタルです。レンタル代金は、8時間17,000円、これに車両保険代3,600円で合計20,600円です。朝10時からのレンタルなので、夜6時に返却です。
レンタルしたハーレーダビッドソンの体験記は、別記事で詳しく書いてあります。今回は、レンタルを終えて「帰ろうとしたとき」の体験記です。
ハーレーダビッドソンに3時間ほど乗っていて、そろそろ折り返し地点かなと思いながら、ふと気付きました。
(そういえば、このハーレーダビッドソンには「ナビ」がついてない!)
昔、1990年までのナビがない時代は、ツーリング途中にドライブインで休憩し、友人たちと地図を広げ、現在地を確認しながら次に行く場所を探していました。地図を見ながら現在地を確認し、各自がそれぞれ持っている観光情報などを交換して楽しんでいました。
紙の地図の上で、今まで走ったきた道や走行距離を確認して楽しんでました。偶然見つけた近くの観光スポットへ立ち寄り、素晴らしい風景の中で、新たな発見に感動していました。
「ナビ」が普及し始めた2006年頃から、紙の地図が不要になりました。道順を覚える必要もなくなりました。道に迷う心配がないので、ホントに運転が楽になりました。そして現在(2016年4月)は、すでに便利なナビに頼るドライブが身体に染み付いていました。
ナビがなくて「道に迷う」
走ってきた道をUターンしてレンタル店に戻ろうとしたときです。ナビが付いてないハーレーダビッドソンをレンタルしてしまったことに気付きました。さらに、紙の地図も持ってないことに気付きました。すでに多数の交差点を曲がりました。今、走っている道路名も不明です。
(まずい、これは迷子になるかも・・・)
一瞬、頭の中が真っ白になり、パニック状態に陥りました。
すでに3時間以上走行しています、何度も交差点を曲がっているので、今走っている場所からレンタル店に戻る道順は、完全に忘れています。さらに、レンタル店は、今回初めてのお店です。自宅から1時間も離れた場所なので、周辺の情報も知りません。
インターネットで検索し見つけたレンタル店です。自宅からマイカーのナビに任せて到着した初めてのお店です。しかも、大通りでなく細い道を何回か走りました。レンタル店への道順は全く覚えていません。
(こ、これは、かなりまずい・・・)
不安に包まれたので、道に迷うことを覚悟して、レンタルの返却時間(夜6時)より2時間ほど早く帰ることにしました。
役に立たない交差点の「案内板」
高速道路では迷わなかったですが、一般道はメチャクチャ迷いました。交差点にある道路の案内板は、知らない道では全く役に立ちません。案内板に書いてある地名そのものを知らないのです。地名を見ても、どちらに進んだら良いのか判断できません。ほとんどの案内板に書いてある地名は、知らない場所ばかりでした。
仕方なく、スマホの地図機能を利用することにしました。しかし、ハーレーダビッドソンの車体に固定するスマホ用ホルダーがないので、走行中は見ることができません。コンビニやホームセンターの駐車場を見つける度にハーレーダビッドソンから降りて休憩しました。クラッチを握る左手の筋肉痛を休めながら、電池が切れそうなスマホで現在地を確認し、レンタル店へ戻るための道を探りました。スマホの地図機能は、片手でスマホを持って、見ながら進むときは良いです。しかし、固定する場所がないバイクの走行時は、ポケットの中にスマホをしまうので全く役に立ちませんでした。
同じ道を行ったり来たり、20回ほど道に迷いました。午後4時に、ようやくレンタル店に到着しました。2時間ほど道に迷っていたので、レンタル店に到着したときは、肉体的にも精神的にも疲れ果てました。レンタル店からは「まだ時間が残っているので乗れますよ」と言われましたが、もうヘトヘトで、レンタルを終了することにしました。ほんとにナビの有り難さを実感しました。
いつもマイカーのナビで走っている人は、ナビがないと、初めての場所で必ず迷子になります。気を付けましょう。
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