Windowsパソコンのフリーズ対策についての解説です。Windowsは、予期しない場面でフリーズすることがあります。フリーズすると操作不能になります。場合によってはWindowsが起動しなくなることもあります。そんなときの対策です。
「Windows 8」がフリーズした原因
ついに、ノートパソコン(lenovo G570)の「Windows 8」がフリーズです。何も反応しません。仕方なく再インストールすることになりました。
ハッキリした原因は不明です。ノートパソコンの電源を入れると、BIOSが起動した後、「Windows 8」が起動する最初の場面で、黒い画面のまま止まってしまい起動しません。黒い画面は、電源の切れている真っ黒な画面ではなく、少し明るい灰色っぽい画面です。動作途中で止まっていることが明らかです。
完全にフリーズ状態です。固まったままで、どのキーを押しても全く反応しません。電源ボタンを「長押し」して、強制的に電源を切り、再度、電源を入れても、同じ場所でフリーズします。お手上げ状態です。
原因については、少しだけ、心あたりがあります。昨夜、ノートパソコンの電源をシャットダウンするときに、スタンバイモード(電源は切らず低電力状態)で電源コンセントを抜いてしまいました。スタンバイモードのまま、しばらくテレビを見てしまいました。そして、スタンバイモードにしているのを忘れて、そろそろ寝ようと思い、電源コンセントから抜いてしまったのです。 これが原因かは不明です。しかし、正常に終了していない可能性が高いです。
いずれにしても、今のノートパソコンは、電源入れても固まるだけです。フリーズパソコンでは使い物になりません。
再インストールはデュアルブート
そこで、「Windows 8」を再インストールすることにしました。今回のようなトラブルも想定して、どうせなら「Windows 7」とのデュアルブートにしようと考えました。電源を入れた後に、「Windows 7」と「Windows 8」のどちらかを選べるようにします。これなら、「Windows 8」に不具合があれば、「Windows 7」へ切り替えて、すぐに作業できます。我ながらナイスアイデアです。新しいOSを使うときは、以前の古いOSが使える方が便利なはずです。
今回は、ノートパソコンを全て真っ白な状態にしてから、OSを再インストールします。最初に「Windows 7」をCドライブにインストールして、その後、「Windows 8」をEドライブにインストールすることにしました。
ノートパソコンは、lenovoのG570、「Windows 7」プリインストールマシンです。
最初に、「Windows 7」をCドライブにインストールします。
アクティベーションを電話で行い、Lenovoのサイトで最新の「Windows 7」用のドライバも入れます。
「Windows 7」のインストールを終えたなら、「Windows 7」上から「Windows 8」のインストールを開始します。
途中でインストールするドライブを選択する画面が現れます。「Windows 7」と別のドライブを選択すればOKです。簡単にインストールできます。
無事インストールを終えると、ノートパソコンの電源を入れた時に、OSを選ぶ画面、ブートローダーが起動します。
ブートローダーの設定は、専用ソフトでもできますが、「Windows 8」上からも簡単に設定可能です。
ブートローダーが立ち上がらないとき
デュアルブートのはずなのに、ブートローダーが立ち上がらずに、そのまま「Windows 8」が立ち上がってしまう場合は、簡単にブートローダを立ち上げるよう設定できます。
「Windows 8」の画面右上をポイントして、「設定」を選択。
「PC設定の変更」を選択
「PCの起動をカスタマイズする」を選択。
「オプション」の選択画面で、「別のオペレーティングシステムの使用」を選択
「Windows 7」を選択すれば、次回起動時にはブートローダーが立ち上がります。