夏の猛暑や冬の厳しい寒さは、高齢者にとって命に関わる問題です。
しかし、最近のエアコンは機能が多く、「どれを選べばいいかわからない」と迷ってしまう方も少なくありません。
この記事では、高齢のご家族やご自身のためにエアコンを選ぶ際、絶対に押さえておきたい「選び方のポイント」をシンプルに解説します。
商品選びの基準としてお役立てください。
高齢者のためのエアコン選びで大切なこと
高齢になると体温調節機能が低下し、暑さや寒さを感じにくくなります。
「まだ大丈夫」と我慢しているうちに、熱中症やヒートショックを起こすリスクが高まるのです。
そのため、エアコン選びでは「最新機能」よりも、以下の3点を優先することが重要です。
- 操作が簡単でわかりやすいこと
- 健康を守る機能があること
- 掃除の手間が少ないこと
失敗しない!選び方の4つのチェックポイント
リモコンの「見やすさ」と「使いやすさ」
最も重要なのがリモコンです。多機能なものはボタンが多く、操作が複雑になりがちです。
以下の特徴があるものを選びましょう。
- 文字や液晶画面が大きい
- 「冷房」「暖房」「停止」などの主要ボタンが大きく目立つ
- 蓋の中に隠れた細かいボタンを使わなくても運転できる
自動で室温を見守る「センサー機能」
自分で温度調節をするのが難しい場合、エアコンが自動で判断してくれる機能があると安心です。
- 人感センサー:
人の居場所や活動量を感知して温度を調整します。 - 温湿度センサー:
部屋が暑くなりすぎたり乾燥したりすると、自動で運転を開始したり音で知らせたりする「見守り機能」が付いた機種がおすすめです。
フィルター掃除の手間がいらない「自動掃除機能」
高い位置にあるエアコンのフィルター掃除は、転倒の危険があるため高齢者には大きな負担です。
「フィルター自動掃除機能」がついている機種なら、ホコリを自動で除去してくれます。
ゴミ捨ての頻度が年に1回程度で済むものを選べば、清潔な空気を保ちながら負担を大幅に減らせます。
体に風が直接当たらない「気流制御」
冷たい風が体に直接当たり続けると、体調を崩す原因になります。
風を天井方向に送ったり、人を避けて風を送ったりする機能がある機種を選ぶと、長時間つけていても体が冷えすぎず快適です。
購入・設置の際に確認すべきこと
部屋の広さに合った能力を選ぶ
「6畳用」「10畳用」など、部屋の広さに合ったものを選びましょう。
広さに対して能力が足りないと、効きが悪くなるだけでなく電気代も高くなってしまいます。
補助金制度の確認
自治体によっては、高齢者世帯のエアコン購入・設置に対して補助金が出る場合があります。
「お住まいの地域名 + エアコン + 補助金」で検索するか、役所の窓口で確認してみましょう。
まとめ:安全と快適さを第一に選ぼう
高齢者向けのエアコン選びで大切なのは、高機能であることよりも「使いやすさ」と「体への優しさ」です。
お店で選ぶ際は、実際にリモコンを手に取って文字の見やすさを確認したり、店員さんに「掃除が一番楽な機種はどれですか?」と聞いたりすることをおすすめします。
健康的な毎日のために、ぴったりの一台を見つけてください。

