「嵐」の活動休止についての解説です。
突然の発表で驚きました。
SMAP解散に続けての事態に、ジャニーズ事務所内の問題かと疑った人が多かったと思います。しかし、メンバー全員の笑顔での活動休止発表は、「大野くんの夏休み」でした。
「嵐」が活動休止を発表
2019年1月27日(日)、ジャニーズ事務所の「嵐」が、2020年12月31日をもって活動を休止することを発表しました。
SMAPの解散発表が、2016年8月14日(日)深夜に行われたときに比べると、(もちろん「嵐」は解散ではないです。)突然の発表にもかかわらず、メンバーは落ち着いていて、笑顔でお互いを信頼している感じでした。
活動休止についての話し合いは、2017年6月16日から始まっていました。
リーダーの大野くんが、「嵐」を辞めたいと思ったことが原因のようです。自由な生活、普通の人の生活に戻りたいという気持ちは、なんとなくわかります。
SMAPが解散した後は、ジャニーズ事務所の屋台骨として「嵐」は活動してきました。トップアイドルは、想像を絶する大変さでしょう。
SMAP解散との関連
SMAPが解散した原因は、マネージャーの退職でした。マネージャーは現在、インターネットを活用した芸能活動を開始しています。「新しい地図」が有名です。
1月27日(日)夜に「嵐」の活動休止を初めて聞いたときは、突然のことにビックリして、SMAPの解散が思い浮かびました。メンバー間やジャニーズ事務所とのトラブルが原因かなと思いました。
しかし、27日20時から、「嵐」のメンバー全員が、揃って行った記者会見を見て、トラブルでないことがわかりました。
リーダー大野くんの気持ちを尊重しての「嵐」活動休止でした。
大野くん自身は「嵐」の活動を辞めるなら、ケジメとして、自分はジャニーズ事務所を辞めるしかないと覚悟してました。それをメンバーが引き留め活動休止としたのです。
「嵐」のメンバー同士が、お互いを大切に尊重している証です。また、SMAPの解散とも関係してませんでした。
「嵐」は無責任ではない
1月27日(日)、「嵐」のメンバーによる記者会見では、記者からの質問の中に「無責任との指摘もあると思う」と信じられない発言がありました。
2年後に活動休止するという発表について、おそらく誰もが無責任とは感じないでしょう。突然の活動休止なら無責任でしょうが、2年先の活動休止の発表です。
この「無責任発言」に対して、翌日のネットには、質問した記者を非難する声が多数掲載されました。無責任という意味を理解してない記者もかわいそうなものです。
記者から「無責任」という言葉を聞いて、「嵐」のメンバー全員の表情が変わりました。
そして櫻井くんは、「これから2年間かけて、今までの感謝の思いを伝えていく」と応えました。「無責任かどうかは、その後に判断して欲しい」と。感動的な対応に、私は涙が溢れました。
SMAPの解散は、仲間割れや裏切りなどの言葉がマスコミで飛び交い、メンバー同士の意見の違いがありました。(実際は、SMAP全員が、相手を守ろうとして決断した結果です。本サイトで勝手にくわしく解説しました。)
しかし「嵐」の活動休止は、メンバー全員が同じ笑顔で決断しました。もちろん残念ですが、解散ではありません。ネット上には、「大野くんの夏休み」との掲載もあります。
大野くんが、ゆっくり休んで、活動を再開する日を楽しみにしましょう。