年金暮らしになったときの社会保険料の解説です。年金収入だけでも国民健康保険料と介護保険料の支払いが必要です。そして75歳未満の保険料は高いです。さらに保険料の計算方法が複雑すぎてわかりません。そんなときに必要な情報です。
老後の社会保険料
年金暮らしになっても社会保険料の支払いが必要になります。
老後の社会保険料としては、国民健康保険料と介護保険料が該当します。
退職前の会社に勤務していたときは、厚生年金保険料を支払っていますが、退職と同時に脱退することになります。法令上は70歳まで加入可能なので、もし70歳まで会社に勤務すれば、その間は厚生年金保険料を支払うことになります。自営業などの国民年金保険料は60歳まで支払うことになります。
国民健康保険料の例
計算方法は複雑すぎるので、およその金額を掲載します。国民健康保険料と介護保険料の合計額です。
練馬区の試算シートを利用
http://www.city.nerima.tokyo.jp/kurashi/nenkinhoken/kokuminkenkohoken/hoken_hokenryo/keisan_hoho.html
66歳で収入は公的年金のみ二人暮らし
夫 年金200万円
妻 年金80万円
世帯の国民健康保険料は306,156円です。月額25,513円です。
ひとりぐらし
夫 年金200万円の国民健康保険料は210,318円です。月額17,526円です。
夫 年金200万円
妻 年金180万円
世帯の国民健康保険料は401,556円です。月額33,463円です。
はっきり言って、国民健康保険料は高いです。
後期高齢者保険料
75歳からの後期高齢者保険料は、およそ月額1万円前後らしいですが、市区町村により異なります。WEB上で試算できます。
また次の計算例があります。
ひとり暮らし 77歳
年金収入203万円 保険料年額78,600円 月額6,550円
夫80歳 年金192万円、妻79万円 保険料年額77,500円 月額6,458円
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