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「2/2」どのようにして、5日間で「日本半周」できたのか?

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フェラーリ F2001 レガシィB4
フェラーリ F2001
レガシィB4
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高速料金上限1,000円を利用して、東京から鹿児島まで長距離ドライブを計画しました。ほぼ2日間(26時間)で鹿児島県の指宿温泉に到着しました。指宿温泉にある「砂むし温泉」は行列ができるほどの人気でした。楽しい体験でした。

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不安だらけの車中泊

(前回の記事は↓です)

2011年5月2日(月) 「ひとり長距離ドライブ 」2日目です。

5:10 起床
広島県の高坂PAで目が覚めました。昨夜は不安だらけの車中泊でした。私自身、車中泊は初体験です。本当に熟睡できるだろうか、疲れがとれるだろうか、などの心配ばかりでした。寝なくてはいけない、明日のために疲れをとらなくてはいけない、いろいろなことを考えてしまいました。結局、心配ばかりが脳裏をよぎり全く眠気がしませんでした。

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レガシィB4の「車中泊」仕様

レガシィB4の車中泊仕様を参考にメモします。

まず助手席のヘッドレストを外し、前席のシートを最前の位置へ動かします。リクライニングを目一杯倒すとフラットシートになります。

しかしバケットタイプのシート形状なのでデコボコしています。腰のあたりが妙に出っ張る感じです。このままでは寝るのに厳しいです。間違いなく腰痛になります。そこでエアーマットを購入しました。

エアーマットを敷くことでかなり快適になりました。私は身長183センチあるため、やはり足は十分に伸ばせません。少し足を曲げて寝ます。平均身長の人が羨ましいです。

思ったより早く目が覚めてしまい、まだ眠いような感じがしました。無理せずに走ることにします。とりあえず昨夜買ったパンとコーヒーで朝食を済ませ、PAのトイレで洗顔しました。

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広島県の高坂PAを出発

2011年5月2日(月)

5:38 広島県の高坂PAを出発

そういえば、この辺りの地名は懐かしい感じです。「高坂」は関越自動車道にもサービスエリアがあります。本郷PAの「本郷」という地名も東京文京区にあります。なぜか不思議な感じがしました。

昼ごろに眠くなってきました。SAで仮眠して、カツカレーで昼食を済ませました。

15:40 高速道路の終端
(おおお、感動!)ついに高速道路の終端です。興奮しつつETCレーンに入ります。はたして料金は?

(おおおお、1,000円です!)

今日も500キロ以上走って1,000円です。きちんと割引されています。休日割引はありがたいです。

15:51 指宿スカイライン料金所
高速道路を終えると、すぐに鹿児島県の指宿スカイライン料金所です。310円を支払いました。

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目的地「指宿駅」に到着

17:30 指宿駅に到着
目的地の指宿温泉に到着しました。ここまでくると「どこかの宿に泊まりたい」感じです。

でも50男の一人旅です。怪しすぎて飛び込みの宿泊は無理だろう、と思いつつ案内所へ行きました。指宿駅の観光案内書のお姉さんに、今日泊まれる宿がないか聞くと、2つありますとのことでした。

ひとつは民宿で料金は6千円です。温泉があります。もうひとつはウィークリーマンションで6,400円です、こちらは「砂むし会館」に近く便利とのことでした。

温泉に入りたいので、最初の民宿の方にしようと思いました。そしたら案内所の人懐こいお姉さんが、「指宿に来たら砂むし温泉ですよ。温泉より砂むしですよ」とアドバイスしてくれました。そこで、お姉さんがすすめるウィークリーマンションの方に決めました。

指宿駅の無料駐車場から、車で「ウィークリーマンション海洋」へ向かいます。地図と連絡先を教えてもらったので、簡単に着くと思っていました。ところが、マンションの駐車場はわかりましたが、マンションの入口が見えません。大きなマンションが二棟あって、どちらに行けば良いのかわからず、仕方なく電話して、ようやく辿り着きました。

ここまでの走行距離は1,443.8キロです。東京の自宅から指宿温泉までの距離です。所要時間は、前日の3時30分に出発して今日17:30到着なので、休憩時間と車中泊を含めて「合計26時間」でした。

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ウィークリーマンション海洋

「ウィークリーマンション海洋」は、海岸沿いにある「砂むし会館」のすぐ近くでした。普通のマンション風でした。豪華な感じが全くなく客層も高齢者ばかりでした。でも海岸沿いにあり部屋は広いです。テレビも風呂も、ごく普通にありました。素泊まりで4,500円です。今回は夕食と朝食付きを選びました。

夕食は18時からOKでした。食べた後に、すぐに「砂むし会館」へ行くことにしました。観光案内のお姉さんが勧めてくれたので、これは行くしかありません。

18時ちょうどに1階の食堂へ行くと誰もいません。一番乗りでした。席に案内され、ビールを頼みました。メニューは、さしみと大根とタケノコの煮物、それと野菜を煮たものでした。家庭的な田舎風料理でした。ボリュームはありますが、味も普通でした。格安の宿ですから十分です。

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「砂むし温泉」を初体験

夕食を終えて、18時30分に「砂むし会館」へ向かいました。

2階で受付し料金1,000円を払いました。タオルと浴衣を受け取ります。服を全部脱いで、浴衣だけ着てから海岸の方へ行くよう案内されました。

1階の脱衣所で服を脱ぎ、浴衣を着てからタオルを持ち、案内に沿って歩きました。砂むし会館を一度出てから、石段を降り海岸へ行くと、すでに行列でした。もう暗くなりかけてますが浴衣姿の行列でした。行列は20人ほど並んでいます。15分くらいの待ち時間でした。

石段を降りる時は、ちょっと緊張しました。素っ裸の上に浴衣一枚です。もし、ここでコケたら悲惨な光景になると思いゆっくり歩きました。

順番になると、スコップを持った従業員が何人もいて丁寧に案内してくれました。

スリッパを脱いで、浴衣を着たまま砂の上に仰向けになります。従業員のお姉さんが、タオルを頭にかけてくれます。砂の温度は予想以上に温かいです。お姉さんが砂をかけてくれました。

身体の上に砂をかけてもらうと、砂の重さを直接感じます。(砂って重い!)温泉の湿気を含んでいるので余計に重いのでしょう。砂をかけられると身体中が圧迫され、心臓の鼓動がじっくり感じられます。

10分ほどすると額から汗が噴き出てきました。背中もポカポカで気持ち良くなりました。15分くらいすると、かなり暑くなってきたので砂の中から起き上がりました。砂が身体中について気持ち悪いです。早く「砂むし会館」へ戻って温泉に入らねばと思いました。

「砂むし会館」へ戻り、脱衣所で浴衣を脱ぎ、シャワーで砂を落としてから温泉へ入りました。やはり温泉は気持ちいいです。ゆっくりと浸かり、帰りに酒屋さんで地ビールを買いました。ホテルの部屋で飲むと、すぐに眠気が襲いました。心地よい疲れとビールで熟睡できました。

東京から鹿児島県の指宿温泉まで、高速道路を利用して、ほぼ2日(26時間)でした。意外に早く到着しました。この後は、ゆっくり帰るだけです。

指宿温泉に到達したことで、目的が達成し「ホッ」としたせいか、帰りは「何しろ早く帰って、自宅のふとんでゆっくり寝たい」と思いました。また不思議な感覚でしたが、「ひとりドライブ」が寂しくなってしまいました。仕事が忙しくてドライブできないときは「ひとりで、いつまでも車に乗っていたい」と思っていましたが、今回の帰り道では「もう、ドライブよりも家で寝たい、ゆっくり休みたい」と思ったのです。おそらく車中泊で熟睡できず、見えない疲れがたまったのが原因です。

今回の長距離ドライブを簡単にまとめた記事はこちらです。

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