新型コロナウイルスの研究ができない理由!「薬の開発」を最優先

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セブ島 2006年その他
セブ島 2006年

今こそ、新型コロナウイルスの治療薬開発へ、人と金を集中すべきです。日本の研究者は優秀です。日本中の研究者が、新型コロナウイルスの研究に集中すれば、治療薬がすぐに開発できるはずです。しかし「競争的資金」制度が、研究の自由を奪っているのです。

 

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新型コロナウイルスの研究ができない?

 

新型コロナウイルスを利用した売名行為と思われると心外なので、今までこの記事は掲載しませんでした。「誰かが発言するはず」と思っていました。しかし、誰も言わないので、仕方ありません。あえて掲載します。

 

日本の研究者の力を集めれば、新型コロナウイルスの治療薬は、すぐに開発できるはずです。できないのは、研究者が力を発揮できないシステムが足枷になっているからです。

 

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新型コロナウイルスで優先すべきこと

 

2020年7月現在、まだ有効な治療薬がなく、新型コロナウイルスの感染が拡大しています。

 

すでに壊れかけている日本経済(世界中です)を立て直す唯一の解決策は、自粛生活や、新型コロナウイルスとの共存ではありません。ハッキリ言って、生活スタイルを変えることではありません。生活スタイルを本当に変えてしまえば、日本経済は致命的な傷を負います。間違いなく、多くの人が失業します。

 

ウイルスに負けて、共存する社会を作るべきではありません。

 

今、やるべきことは、ウイルスを絶滅させる治療薬と、ワクチンを開発することです。

 

日本の研究者は、世界の中でもトップクラスです。ものすごい力を持っています。島国という日本独特のDNAなのかもしれません。信じられないほどの集中力で研究することができます。

 

そして日本は、スーパーコンピュータを始めとする、最先端の設備をも持っています。

 

今(2020年7月)は、新型コロナウイルスの治療薬開発のために、お金と人材を振り向けるべきです。アベノマスクやPCR検査、「Go Toキャンペーン」などが無駄とは言いません。しかし、薬の開発に対して集中的に予算を配分すれば、すぐに薬が開発できるはずです。

 

100億円の予算があれば、薬を開発する拠点がひとつできるのです。(アベノマスクは260億円と言われてます。治療薬の開発拠点か3つはできました。)

 

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研究者の足枷「競争的資金」は廃止すべき

 

さらに、あまり知られていませんが、研究者を縛っている制度があります。ほとんどの国民が知らない「競争的資金」と呼ばれる研究費です。代表的なのが「科学研究費補助金」です。通称「科研費」です。

 

国立大学の研究者は、研究費のほとんどが足枷のある「科研費」です。

 

「科研費」は、研究者を「がんじがらめ」にしています。自由な研究を阻害しているのです。科研費を使用している研究者は、ひとつの研究テーマを、3年間とか、長期間やり続けなければならないのです。

 

例えば今、新型コロナウイルスの研究をしようと思っても、それを許さないのです。3年前の研究テーマしか許されないのです。

 

日本にとって、「解決すべき問題は何なのか」考え、自由に研究することを許さないのです。

 

数年前に設定した研究テーマを中断したり中止して、今、本当に重要な「新型コロナウイルス」の研究を始めようとすれば、「研究費の不正使用」になってしまうのです。不正使用した研究者は、一生を棒に振ります。もう研究者として生きていけません。

 

この研究者を縛り付ける「競争的資金」さえなければ、研究者は自由に研究できるのです。

 

世界中が危機に直面している今こそ、競争的資金を廃止すべきてす。日本の優秀な研究者が、自由に力を発揮できる「運営費交付金」などの自由な予算へ変えるべきです。

 

本来、研究者は、自由な発想で研究すべきです。

 

「競争的資金」さえなければ、日本の研究者全員が、即座に新型コロナウイルスの研究を開始できるのです。

 

科学研究は、自由に行うべきです。そうでなければ、国民の税金が活用されません。

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