店頭から「マスク」が消えた日、みんな「新型コロナ」に気付き始めた

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その他

2020年1月から、新型コロナウイルス感染症が広がり始めると、店頭のマスクが一気になくなりました。特に中国人観光客が「爆買い」しているというニュースがたくさん流れました。東京都内で、マスクが店頭から消えたときの状況です。

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中国人観光客の「爆買い」

 

東京都内などの大都市周辺からマスクが消えたのは、2020年1月29日(水)でした。背景には、1月23日の中国武漢市の封鎖と、中国の春節が影響しています。2020年の春節は、1月24日(金)〜30日(木)の7連休です。多くの中国人が観光のために日本を訪れました。

 

1月23日(木)のテレビニュースでは、武漢市が封鎖されたため、直前に成田空港へ到着した中国人が、マスクを「爆買い」している報道がありました。また、感染防止のためマスクをするように報道されてます。

 

中国の春節が始まる1月24日(金)から、多数の中国人観光客がマスクを爆買いしました。そのため、1月29日(水)には、ほとんどマスクが店頭から消えた状態になりました。

 

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マスクが消えた1月29日(水)

 

私は1月29日(水)に、偶然、職場を休んで日帰り温泉に行きました。朝9時頃、都内の自宅をマイカーで出発するときに、念のため早目に、近隣のドラッグストアとホームセンターでマスクを買おうとしました。

 

1月29日(水)、朝9時、最初のドラッグストア「マツモトキヨシ」では、棚が空でした。マスクは売り切れており、入荷の見込みもありませんでした。(やばい、遅かった!)と思いました。

 

2軒目のドラッグストア「サンドラッグ」では、女性・子供用のみ、1人2箱購入することが出来ました。一般の大人用マスクは、中国人観光客が爆買いしてしまい、入荷未定とのことでした。(テレビニュースは、ホントだった!)

 

3軒目は、ホームセンター「ビバホーム」です。朝11頃、マスクコーナーには、いくつかの種類のマスクが残っていました。値段の安いマスクは売り切れでしたが、少し高いマスクは売ってました。ただし、1人2点までの購入制限がありました。(もう、高くても買うしかない!)と思いました。

 

私は、マスクを購入した後に、日帰り温泉に入りました。16時頃に温泉を出て、再びホームセンター「ビバホーム」へ行きました。残っているマスクを買おうと思いました。1月29日(水)16時過ぎには、ほとんどのマスクが売り切れでした。幼児向けマスクが残っていたので買いました。

 

マイカーで自宅へ帰る途中、他にも何軒か、ドラッグストアとホームセンターへ寄りました。17過ぎに寄ったときは、すべてのお店で、マスクコーナの棚が空でした。

 

1月29日(水)以後、2020年2月29日現在まで、マスクは店頭にありません。テレビニュースでは医療機関さえマスクがないようです。中国は、非常事態のため、マスクを輸出することを禁止しているようです。中国工場の人が、日本へマスクを送ろうとすると、逮捕されるようです。それほど中国政府は制限をかけています。

 

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政府の「マスク対策」

 

2020年2月21日の政府(官房長官)の説明は、次のとおりです。

国内主要会社は、24時間の生産体制により例年の倍以上の供給している

 

中国からの輸入が徐々に再開している。

 

今週は毎週1億枚以上の供給が確保されている

 

3月には「月産6億枚」を超える規模に供給力の拡大を図予定

 

しかし2020年3月9日現在、店頭にはマスクはないです。ホントに増産しているとしたら、とても不思議です。どこに消えてるのでしょう。テレビでも、医師が「マスクがなくて危機的状況」と話してました。

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なんと、店頭に「マスク」があった!

2020年4月30日、自宅近くのドラッグストアに、マスクがありました。繰り返し使う布マスクです。スポーツマスクに近い水着のような生地でした。3枚入りで500円くらいです。かなり在庫があり、人だかりが出来ていました。1家族1個という制限付きです。もちろん、すぐに買いました。

 

実は、3日前の27日に、「アベノマスク」と呼ばれている、政府が配布する布マスクが届きました。2枚入りで、やはり少し小さい気がします。まだ使わずに、とっておきます。

 

それ以前にも、26日にインターネットで注文した「スポーツマスク」が届きました。1枚1,200円でした。この他に布部分を交換できるマスクも購入しました。使い捨てマスクが手に入りそうにないので、繰り返し使えるマスクを何種類か購入したのです。

 

使い捨てマスクは、店頭にはありませんが、怪しげなマスクは出回り始めました。2020年5月1日は、練馬駅近くの中国料理屋の店先で、50枚入りの使い捨てマスクが3,980円で販売してました。怪しすぎて、誰も買っていませんでしたが。

 

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GW開けに「マスク」が溢れてきた

 

新型コロナウイルスの感染対策のために、中国人観光客が大量にマスクを買いました。そして同時に、中国からの輸入がなくなり、2020年1月29日からマスクが消えました。どの店でもマスクが買えない状況になりました。

 

中国湖北省武漢市では、2020年1月23日に都市封鎖を行い、マスクの輸出を禁止しました。そして感染者が少なくなった4月8日に、都市封鎖を解除しました。

 

その後、中国からの輸入が開始されたとの情報もありましたが、なかなか店頭ではマスクが買えませんでした。5月1日になると、ときどき中国料理屋の店先などで50枚入で3,980円で販売しているところを見かけました。しかし、なぜか怪しげな感じがして誰も買いませんでした。噂ではGW開けにマスクの販売が始まると言われてました。

 

GW開けの2020年5月7日になると、中国からのマスクが大量に輸入できたらしく、1箱50枚入りで2,500円ほどのマスクを見かけるようになりました。中国系のお店の軒先に並び始めました。ただ、まだ高いです。正規のドラッグストアでは、まだ販売してません。やはり怪しいルートのマスクかもしれません。

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年が明けた2021年は、マスクが豊富

2021(令和3)年1月は、マスクも、無水エタノールなどの消毒液も、豊富に並んでいます。

マスクが店頭から消えたのが、2020(令和2)年1月末でした。GW明けまでの、ほぼ4ヶ月間は、マスクを探しまわる人が多かったです。

マスクが店頭に高値で並ぶようになっても、無水エタノールなどのアルコール消毒液は、2020(令和2)年11月くらいまでありませんでした。

現在(2021(令和3)年1月)は、新型コロナウイルスの感染爆発(第三波)に入っており、医療崩壊が始まりました。

入院できずに、自宅療養中に病状が悪化し、亡くなる人が増えています。かなり深刻な事態になりました。

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