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うぉ!コンセントから火花!これが家の新築を決断した理由

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イギリスのロンドン 新築や買い替え
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家の老朽化、コンセントからの火花

2013(平成25)年1月、古い我が家のガタつくコンセントから火花が散りました。

 

ノートパソコンの電源プラグを差し込んだ瞬間、パチッという小さな破裂音と同時に、青白い火花がコンセントから飛び散りました。

 

古い木造の我が家は、いろいろな部屋のコンセントが緩んでいます。壁に固定するネジや差込口が壊れていて、コンセントに電気器具のプラグを差し込むとグラグラします。これまでも何回か火花を経験しました。おそらく家中の電気配線全体の老朽化が原因です。

 

さらに、家の外壁に固定してある、東京電力からの電気引き込み線が、外壁から外れ、道路の上で風に吹かれてブラブラしています。外壁の老朽化と、何回かの地震の影響で、電気引き込み線の固定金具が取れてしまいました。

 

外壁近くで、歩道の頭上で、電線がブラブラと風に揺れています。

 

感電の恐れがあり危険なので、東京電力へ修理を依頼したところ、二次側の配線部分は、東京電力の管理ではないので自費で修理するよう冷たく言われてしまいました。

 

修理するとなれば、電気屋さんに頼んで一万から三万くらいの出費は覚悟しなければなりません。

 

さらに、ゲリラ豪雨のときは、リビングの出窓から必ず雨漏りがします。洗面器が少なくとも2個は必要です。

 

我が家は、1984(昭和59)年に新築した家を、1994(平成6)年1月(バブル景気のはじけた後)に中古で購入しました。

 

購入時は築10年の一戸建で、価格は5580万円でした。

 

2013年1月現在で、28年経過しています。木造家屋の耐久年数は、補修状態よって多少異なりますが、一般的に30年です。そうなると、我が家も、十分役目を果たしたことになります。

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土地神話の崩壊

1986(昭和61)年12月から1991(平成3)年2月までの51ヶ月間がバブル景気時代と呼ばれ、土地神話として、地価は絶対値下がりしないと信じられていました。

 

日経平均株価の上昇は、1985(昭和60)年に12,000円程度だったものが、その後、上昇し続け、1990(平成2)年には39,000円でした。バブル崩壊の直前です。

 

我が家を購入した、1993(平成5)年8月は、株価20,000円程度で、既にバブルがはじけ、株価が下がり始めた頃です。下がり続けていた途中なので、けして、お買い得な時期ではなかったです。

 

私も、当時は、土地神話が崩壊するとは思えず、必ず、すぐに地価が上昇すると思っていました。

 

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バブル後の我が家の適正価格

 

バブル景気がはじけた後、1994(平成6)年当時の我が家の適正購入金額を考えてみました。

 

2013(平成25)年に、実際に土地のみが2,800万円で売却契約できたことを考えると、購入した当時の我が家は、築10年経過していたので家屋は1,000万円程度の価値です。

 

土地が2,800万円なので、土地と建物を合わせて3,800万円が適正価格でした。

 

仮に、株価の影響(1993年の日経平均が2万円で、2013年9月が14,404円)を考慮し、この株価の差をバブル係数として上乗せすれば、3,800万円×1.38倍(20,000÷14,404)として5,244万円となります。

 

当時の購入金額は5,580万円でした。バブルがはじけた後で、少し割高な感じもしますが、駅から近いという立地と周りの環境から妥当な金額とも言えます。

 

我が家は、南西向きの角地で、5mの公道に面しています。駅から徒歩9分で、商店街も近く、図書館まで5分、小学校、中学校も10分以内、医院も歩いて1分以内という好立地の場所です。

 

購入する前は、いろいろな場所(埼玉から茨城まで範囲を広げて探した)を1年ほど見学しましたが、これ以上の物件はないだろうという判断でした。

 

何しろ、当時(1993年)の家を買った動機は、社宅が改築のため退去しなければならなかったこと、社宅が4階建ての1階角部屋で、上層階と外壁からの湿気がひどく、家中のカビに悩まされていたことです。

 

また、社宅に、頭のおかしい変な人がいて、私が管理当番のときに、深夜2時くらいに家のドアをガンガンと叩き、酔っぱらいながら大声で「階段の電球が切れているから変えろ」と怒鳴るような人が住んでいたことです。

 

妻も私も、この社宅が嫌でたまらず、我慢していたところに社宅退去の依頼があり、二女が小学校へ入学する前までに、家を購入することを決意したのです。

 

1993(平成5)年当時、土地と家で5,580万円、入居する前の内装や外装工事費用で150万円、諸経費など含めて、総額6千万円くらいでした。もちろん30年ローンでした。

 

今までの、大きな家の修理は、ガスコンロとガス湯沸器の交換くらいで、その他の修理はありません。それほど維持費はかかりませんでした。

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購入と賃貸の比較、どちらが得か

 

購入と賃貸を試算し比較しました。

 

実際にローンで支払った購入費用と、仮に、購入でなく賃貸として住んでいた場合を想定した比較です。

 

購入か賃貸で迷うことが多いので、家を購入する場合と、賃貸として家賃を払う場合、どちらが経済的に有利なのか、実際のデータから試算しました。

 

我が家は、家賃なら月20万円(3LDK+駐車場)として計算可能な広さと場所です。ネットで類似物件を調べました。広さや間取り、駅からの距離が同じくらいの物件です。

 

まず、家賃として支払ったことを想定します。

 

1994(平成6)年1月に土地付き一戸建で購入したので、2013(平成25)年1月に買い換えるまで、19年間住んだので、その期間家賃を支払ったと仮定します。

 

月20万×12ヶ月×19年=4,560万円です。

 

家屋に対して、家賃4,560万円支払ったことになります。

 

次に、実際に購入した代金から、家屋のみの代金を計算します。

 

1994(平成6)年1月の購入額は、土地付き一戸建6,000万円でした。家屋のみの購入額を計算するために土地代を控除します。

 

2013(平成25)年1月に、土地の売却収入が2,800万円でしたので、6,000万円の購入額から差し引きます。

 

土地を除く家屋のみの購入額は、3,200万円でした。

 

結果として、家賃の支払いなら4,560万円、実際の購入は3,200万円でした。

 

家賃よりも、購入した方が1,360万円得したことになります。

 

賃貸に比較して、購入した方が断然有利なことがわかります。

 

なお、固定資産税は、年間6万円、総額19年×6万円=114万円でした。しかし月額換算で、5千円ですので、賃貸の場合の管理費と相殺してます。

 

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家を新築しようと思った動機

 

家を新築しようと思った動機です。

 

共働きで、子供も大学を卒業したので、家計に余裕ができ、貯金が可能になったこと。

 

何かローンでも組まないと、経済的に困らなくなったので、もしかしたら、上司とけんかして、会社を辞めてしまうかもしれない自分に気付いたこと。

 

何か背負うものがないと、我慢せずに無駄な買い物で浪費し、自分に甘えてしまうという思いからです。

 

定年まで残り7年、53歳という年齢は、家を新たに購入するとなると、決断に迷う時期です。

 

今後のローンがなければ、私は、趣味の車やオートバイや旅行などで、残りの人生を楽しみたいのです。

 

今までは、家族を優先し、自分の遊びは我慢してきました。ようやく子育てを終えたのです。

 

これからは自由に遊びたいという気持ちと、何かに縛られないと怠惰な人生を送ることになってしまう、という迷いがありました。

 

また、消費税が5%から8%に上昇するので、100万円くらい負担が増えることも、家を新築する動機になりました。

 

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