初めての試乗でわかったハーレーダビッドソンの秘密

なぜ試乗会か

2015年4月19日

東京都小平市の自動車教習所で、ハーレーダビッドソンの試乗会に参加しました。

大型自動二輪免許を取得して、家族からはオートバイ購入を反対されているので、それなら試乗したいと思ったわけです。

試乗会は初体験なので、かなり緊張してしまい、小学校の遠足以来の興奮状態で、前の日は眠れませんでした。

ハーレーダビッドソンの不安

ほんとにハーレーダビッドソンに乗れるだろうか?

外車だから、アクセルとクラッチは左右逆なのだろうか?

ブレーキとギアペダルも左右逆なのだろうか?

ハーレーダビッドソン乗るには、お決まりの革ジャンでないと笑われるかもしれない。

もし、ハーレーダビッドソンを倒してしまったり、コケてしまったらどうしよう、などなど不安だらけでした。

若い頃、250cc のオートバイに乗った経験はあるのですが、やはり、オートバイと言えば、代表的な存在のハーレーダビッドソンに乗って見たくなります。

大型自動二輪免許を周りの人に自慢したりオートバイを語る時に、ハーレーダビッドソンに乗ったこともない、語れないなんて恥ずかしいに違いありません。

ハーレーダビッドソンを購入しようかと迷う

実は、1ヶ月ほど前は、廃車寸前の爆安ハーレーダビッドソンを買ってしまえと簡単に考えていました。

中古で格安のボロボロなら、10万円程度で売っているはずと思い、ネットで探したのですが、安くても60万円くらいします。国産車の倍の値段でした。

うーん、やはり、ハーレーダビッドソンは高いです。

購入するには迷いがあるので、その前にレンタルで借りようと思い、都内でハーレーダビッドソンをレンタルする店を探すと、いくつかレンタル店があるのですが、いずれもレンタル料金は24時間で2万円くらいでした。

ハーレー1日借りるのに2万円は高い気がする。それに転倒したり事故でも起こしたら修理期間中の営業賠償しなくてはいけないし。

購入もレンタルもいまいち…

ハーレーダビッドソンに乗りたいという目的は、やはりエンジン音と鼓動を身体でじかに感じたいからです。それなら、販売店で少しだけ跨がったりエンジンかけたり出来ないだろうかと思いました。

そう、店頭での試乗です。

ネットで「ハーレー 試乗」で検索すると、

おお、素晴らしい

ハーレーダビッドソン試乗会初体験

ハーレーダビッドソンの公式サイトに試乗会のイベントがたくさんありました。しかも、教習所内で試乗出来るらしく安全です。

そんなわけで、試乗会に参加しました。

天気が曇りで、少し小雨も降っていたのですが、試乗会が始まる時は、雨も止みました。

試乗会では、最初にアンケート用紙の質問に答えます。住所と氏名、オートバイ購入予定があるかなど、試乗会参加の目的、免許証の番号を記載します。

すぐに、ハーレーダビッドソンの店員さんが、どのハーレーに乗りたいか聞きに来てくれました。

初めて乗るので、乗り比べてみたいと言うと、今日は空いているので、好きなバイクに乗って下さいとのことでした。

では、最初に軽いハーレー、883から乗ることにしました。

ハーレーダビッドソン883の体験

883に跨がると、店員さんがサイドスタンドを外してくれて、スイッチを入れニュートラルを確認してくれました。エンジン始動は、ボタンのセルスイッチを左手で押すだけです。

ハーレーダビッドソンの店員さんは、サービスが良くてびっくりでした。

クラッチ、ブレーキ、ギアペダルは国産車と同じ位置でしたので、ひとまず安心。

セルスイッチを押してエンジンをかけます。

キュルル、ドッドッドッ

883のエンジン音や鼓動は、静かでした。

ギアをローに入れクラッチをゆっくり離すとスルスルーと走り出しました。

教習所の外周を5周くらい走って下さいと言われたので、長い直線部分でギアを1速から3速まで入れてみます。

しかし、3速で40キロ程ではスピードが足りずノッキングしそうになります。教習所のコースでは2速が限界でした。

アクセル全開を試しました。

力強く加速し、スピードは60キロに達しますが、エンジン音が静かなためか、それほど速い感じはなかったです。

車体を左右に傾けてジグザグ走行してみます。883は軽くて操作しやすかったです。教習所の国産車ナナハンよりも運転しやすいと感じました。

ハーレーダビッドソンの883は、純粋に運転を楽しむなら、国産車より面白いかもしれません。

名前のわからないハーレーダビッドソン

次に排気量の大きい1,200ccに乗りました。車種の名前は忘れましたが、ハーレーで一番ポピュラーなやつとのことです。

たしか、スポーツスターかなぁ、、良く覚えていません。

883よりもエンジン音と鼓動感がありました。アクセルを全開にしたときの加速感もありました。しかし、ジグザグ走行は重い感じでした。

次に、ハーレーの中で一番鼓動感のある、バランサーなしのタイプに乗りました。

エンジンをかけると、確かにハーレーダビッドソンらしい、ドッドッドッというエンジン音と鼓動です。バックミラーが震えてよく見えないほどの鼓動です。

これぞ、ハーレーダビッドソン!!

でも走り出すと意外と静かでした。

最後に、ハーレーの中でも速いバイクに乗りました。加速も迫力ありました。

ハーレーダビッドソンの秘密

しかし、ジグザグ走行で思わぬ恐怖を味わいました。

教習所の外周部分で、車体を左右に倒しジグザグ走行で車重を感じていたのですが、思いきって車体を傾けた瞬間に、なんと、足の爪先部分とステップが、ガガガッと路面に接触したのです。

教習所のナナハンでは、そんなことは一度もなかったので、かなりの恐怖感でした。

もし、高速コーナーで車体を倒し(寝かし)過ぎて路面にステップやマフラーが接触すれば、タイヤが宙に浮かび操作不能となり、間違いなく転倒します。

大ケガで済めば良いですが、ヘタすると死んでしまいます。想像すると背筋がゾッとします。

考えて見れば、ハーレーダビッドソンというオートバイは、もともとアメリカ大陸を走ることを前提に設計されています。

広大な水平線が見えるような大地で、果てしなく続く直線道路をゆったりと走るために作られているのでしょう。

そもそも、ハーレーダビッドソンの車体を、ギリギリまで傾けてコーナー曲がるような危険な運転は、するべきでないし、即、天国行きです。

ハーレーダビッドソンで恐怖を味わい、試乗会を終えました。なんとなく、ハーレーダビッドソンの秘密がわかった気がしました。

帰り道、愛車のレガシイB4が、(なんて運転しやすいんだ! )と感じてしまいました。

ハーレーダビッドソンを乗り比べ

ハーレーダビッドソンを乗り比べてわかったことをまとめました。

エンジン音や鼓動感は、自分でハンドルを握り運転して走っていると、あまり感じない。

鼓動感のあるハーレーは、乗っていてもブルブル震えるので疲れそうだが、そこが魅力的。

加速感は、まあまあ、国産車(教習所のホンダ750ccしか知りませんが)と同じくらい。

ハーレーダビッドソンは、高速道路などの、平らで真っ直ぐな道を走るのに向いている。峠道は地獄かもしれないので走りたくない。

自分で乗るより、周りから見られて楽しいのかもしれない。何しろハーレーダビッドソンですから、セレブ感、優越感に浸れることは間違いありません。

結果として、ハーレーダビッドソンは、ゆったりとツーリングを楽しむオートバイです。高速道路を使って旅行するなら最高です。

一方、車体を傾けてコーナーリングを楽しむような、完全なスポーツ走行、レーシング走行を楽しむなら国産車にすべきです。

私は、30年前の若い頃、スズキのオフロード車、ハスラー250でウィリーしたり、林道のコーナーでカウンターあてて楽しんでいたので、バリバリのスポーツ走行してしまいそうなので、ハーレーダビッドソン購入は少し待つことにしました。

家族は危ないと猛反対するでしょうし。

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